花椿さんの映画レビュー・感想・評価 - 14ページ目

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ミスティック・リバー(2003年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

全く関係ない過去や未来が、ひとつの“罪悪感”によって全部結びつけられてしまっているところが今回の悲劇の発端。

“罪悪感”からワルになってしまった男、
“罪悪感”から警官になった男、
彼らの重荷がまっ
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ラブ・ポーションNo.9(1992年製作の映画)

3.4

期待してなかったけど、地味な主人公の変身ものはやっぱり観てて楽しい!

『ビッグバン★セオリー』のシェルドンとエイミーはこの2人のオマージュ?

ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない(2009年製作の映画)

3.3

田辺 誠一と小池 徹平のちょっと腐なところが愉しい。
小池 徹平がかわいすぎて助けたくなる。
『ごくせん』大好きだった!

大統領の執事の涙(2013年製作の映画)

3.7

ラストで嗚咽。

“強制収容所には怒るけれど、黒人は平気で差別する”という部分が悲しかった。

黒人が受けてきた迫害の歴史を観て、ほんの一端だけれど同じ人間に対する扱いに悲しみや恐ろしさ、憎しみ、絶望
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冒険者たち(1967年製作の映画)

3.8

冒険映画でも、フランス映画だとこんなにも情緒たっぷりでおしゃれになるのはさすが。
ストーリーだけじゃなく、憂鬱や哀しみ、友愛に恋愛感情、夢や希望さまざまな感情も楽しめる。
フランス映画は感情の散りばめ
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HK 変態仮面(2013年製作の映画)

3.7

鈴木 亮平の度胸と役者魂にひれ伏したくなるほど破廉恥で小学生男子みたいな下品さ。すごい身体。

南極料理人(2009年製作の映画)

3.6

雪原に閉じ込められた彼らと、コロナで外出できない私たちの状況が重なってきて前観た時より面白い。今の時期にぴったり。
ラーメンを用意して観ること🍜

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.1

スリラー映画の設定はやり尽くされているけれど、そこに黒人と白人の歴史的軋轢が加わると怖さが倍増するし、違った見方が出来て新鮮。
白人だけの映画だったら同じ内容でもこんなに怖くなかった。

チェリーについて(2012年製作の映画)

3.2

ポルノも映画も、演じてて醒めたりしないのかなって思っちゃう。世界に入り込めるプロってすごい。

ヘザー グラハムは『Killing me softly』が好き。

高校教師・成熟(1985年製作の映画)

3.3

赤坂 麗の白い肌と滑らかな髪が美しい。
AVと映画の違いが性器の露出の有無だとしたら、直接的でない分、映画の方が表現が露骨で幅が広いのかもしれないと思った。

声優の中田 譲治が出てるのにびっくり!
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キャプテン・フォックス 反逆の芸術家(2015年製作の映画)

3.0

アートが何なのかについてはARuFaさんの https://twitter.com/arufa_faru/status/1052870401632526337?s=21 が分かりやすくて面白い。

快楽の悪の華(2013年製作の映画)

3.3

ドイツ映画ってあんまり観たことないから嬉しい。あっても大体ヒトラーものだし。

美しい男が堕ちていく姿を見るのは愉しい。
どこまでも強気で、好感の持てる主人公。

白昼夢に抱かれる女(2010年製作の映画)

2.5

どこからどこまでが夢なのか、それともこれは彼の夢なのか、全部現実なのか分からなくなる。

シャッフル(2011年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

『命懸けで惚れられるってのはどんな気分だ?』ってセリフに痺れた。
やっぱり金子 ノブアキはワルじゃなきゃ。

かごの中の瞳(2016年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

目が見えないことに加え異国の地での暮らし、妊娠しないことをまるで自分のせいのように言われたり、夫の静かなDVが怖い。
それに、自分を見えない、自分しか頼ることのできない彼女にしか相手になってもらえない
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アパッチ(1954年製作の映画)

3.7

バート ランカスターはこういう役も出来るんだ!格好いい。
ジーン ピータースは埃まみれでも美人。

『俺たちに明日はない』『地獄の逃避行』
などカップルの逃避行ものは色々あるけれど、これも好き!
誇り
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ミート・ザ・ペアレンツ(2000年製作の映画)

3.2

『昼下がりの情事』で父親が娘に
「もし自分が金持ちだったらたくさんのダイアモンドをお前にあげたし、もし靴屋ならお前のために靴を作った。探偵の自分にできることは相手の男の調査くらい」
って台詞があって、
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極道の妻たち II(1987年製作の映画)

3.9

もっと早く観るべきだった。
日本映画にはこういう女たちの生き様もあったんだ!って嬉しくなっちゃった。

かたせ 梨乃が大きな胸、長い美脚を大胆に見せつけていて潔さに敬服しちゃうし、十朱 幸代の動じない
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ボヴァリー夫人(2014年製作の映画)

3.3

エズラ ミラーの美しさにびっくりしちゃった。

平凡な結婚生活に耐えられず現実逃避のために浮気をし、普通すぎる身分を認めたくないあまり金持ちのように散在。
知的なミア ワシコウスカにはあんまり似合わな
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暗黒女子(2017年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

女学校もの大好き。
原作も読んだけれど概ね小説通りでよくまとまっていたと思う。死体の隠し場所は映画に出てこなかったけど。

玉城 ティナがお人形さんみたいに可愛い。
飯豊 まりえは芝居がかった役が上手
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ダーティハリー3(1976年製作の映画)

3.2

社会や政治に苛立ってる時にはイーストウッドの映画が必要。
ロケット最高。

共犯(2013年製作の映画)

3.2

台湾の映画だって思わないくらいすんなり共感できる。
学校や家での不安や孤独は国が違ってもやっぱり同じなんだな、と安堵する。

優しいヤンキーキャラが出てきてくれて嬉しい。

蜜の味 テイスト オブ マネー(2012年製作の映画)

3.1

金と欲がテーマの映画はたくさんあるけれど、その国の政治背景の違いが個性を与えているの面白い。
韓国だと財閥の腐敗や白人エリートへのコンプレックスが見える。

シンプルメン(1992年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

simpleの意味
①単純な
②飾らない、素朴な
③純粋な
④善良で普通の
⑤お人好し、愚かな

ロードムービーのようで、女と男の話。
そして出てくる男たちはみんなこのどれかに当てはまる。

女に惚れ
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ザ・ボーイ 人形少年の館(2016年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

意表を突いてくれて嬉しい!

人形が愛されるところを見ることで、生身の自分では愛されないことを慰めているのか、8歳で既に人を殺すような人間の自分を両親だからと愛することを強要しているのか、人形は“罪”
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荊棘の秘密(2016年製作の映画)

3.4

韓国映画特有の、
【寒々とした深夜に冷たい銀色の無機質な厨房台で黙々と魚を捌いているような生々しさ、なまぐささや凍るような鋭さ】
が怖くて、あんまり観たくないんだけどやっぱりこの映画も怖い。

日本や
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花とアリス殺人事件(2015年製作の映画)

3.7

星空の下で踊るシーン、美しすぎて見惚れちゃった🌌

特別なことが起きない、くだらないからこそ素敵な青春の映画。
おちゃらけてて真面目で反抗的でピュア、性格の定まってない、一言で表せないふらふらとした中
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トイ・ストーリー2(1999年製作の映画)

3.4

エイリアン👀たちにバービーちゃんもみんな可愛い💕
子供の頃、トイザらスにおもちゃを選びに連れて行ってもらった時のわくわくを思い出しちゃう。

喋れても動けてもアンディにはそんな姿を絶対に見せないの、お
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Virginia/ヴァージニア(2011年製作の映画)

3.2

エドガー アラン ポーの小説のようなゴシックホラー。

エル ファニングはゴスロリも似合う。

フランシス コッポラ監督は『One from the heart』が好き。全てのシーンが美しすぎて、その
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フューリー(2014年製作の映画)

3.4

身体に炎が移り、必死に銃を取って自分の頭を撃つシーンが衝撃だった。
死ぬ覚悟を決めているのはみんな当然で、どんな風な死に方をするかがそれぞれの違い。

祖先たちはこの世界の貧乏くじを引かされた時代に生
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アデライン、100年目の恋(2015年製作の映画)

3.1

このお話が好きな人にはドラマ『FOREVER Dr.モーガンのNY事件簿』がおすすめ。

若いんだけど、佇まいが落ち着いていてどこか年老いているように見える演技が上手い。
老女と一緒にいても母親に見え
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ファインド・ミー(2016年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

こんなに必死になって探してくれるなんて最高に良い男。

ラストは物足りないけどそれでも良いと思った。
彼女さえ見つかれば、一緒にいられれば、ふたりで死んでも悔いはないって感じ。

蜘蛛巣城(1957年製作の映画)

3.7

不気味で良い。老婆も霧も怖い。
山田 五十鈴の演技がおどろおどろしい。

捜索者(1956年製作の映画)

3.6

結構シリアスで悲しい話。
デビーの幼少期をラナが、大きくなったデビーを姉のナタリー ウッドが演じていてびっくり。ナタリー可愛い。
決闘のシーンが面白くて好き。
スカーがハンサム。

『復讐の旅に出る
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