花椿さんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

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サマー・オブ・84(2017年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

何をするにも頭の片隅に犯人に殺されるかもしれない、という恐怖を抱えていては、楽しいことも楽しみきれない。これからの毎日を全部奪われた。いいね。罪悪感に似てる。だから捕まると安心するんだろうな。何かをし>>続きを読む

ブレイン・ゲーム(2014年製作の映画)

3.1

未来、見えないのも困るけど見えたら見えたで困る。

検察側の罪人(2018年製作の映画)

3.3

口撃するニノ最高だった。
ニノの演技って、どんな役でも化粧水のように馴染むから好き。

高島親子が一番怖い。
でも政治は政治家がやるものだと思ってる日本人はあっという間に恐ろしいリーダーに骨抜きにされ
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氷の微笑(1992年製作の映画)

3.3

シャロン•ストーンの大胆な演技に圧倒される。

でも女からしたらあれに誘惑されちゃうなんて意味分かんない。どう見ても犯人なのに。
男から見たら違うのかな?
単純すぎて駆け引きにもならないから、彼もすぐ
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着信アリ(2004年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

子役の顔が怖すぎる。
無慈悲。何も悪くないのに。

ライフ・イズ・ビューティフル(1997年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

この映画を2回も観れない。
結末を知った上で観たら、前半のロマンティックコメディ部分がより切なく愛しく悲しく胸にくる。絶対冒頭から泣いてしまう。

戦争でこんなことになるとは知らず、戦争が迫るのを感じ
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シングルマン(2009年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

みんなと同じように納税しみんなと同じようにルールを守って生きていても、同性愛者にはみんなと同じように生きる権利が与えられていない。

思考停止した人々の恐怖感だけで権利を奪われ、違うというだけで差別す
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アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ガッカリだった。
ショービジネスの世界をよく知っている2人だからこそ、2人にしか描けないものを期待していたのに誰でも作れそう。

ガガは普通のつまらない女の役で、普段の強い女のイメージを逆手に取って人
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グレイヴ・エンカウンターズ(2011年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

出られない、まさかそう来るとは思ってなかった。

舌抜かれた奴が追いかけてくるの怖かった。

バトル・ロワイアル(2000年製作の映画)

3.6

いきなり殺し合いをさせられる、という理不尽な衝撃を全身で味わいたかった。
もはや友達同士殺し合いをする作品なんて溢れてるからフリーズするような驚きもない。
模倣の罪。もっと早く見るべきだった。

栗山
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ドラキュラ(1992年製作の映画)

3.4

官能的。
サディ•フロストの大胆な演技に拍手。
髪を下ろしたウィノナが可愛らしい。

キアヌの使い方が下手だな〜って思った。
かしこまった役も弱い役も似合わない。

ゲイリーとジョニデに共演して欲しい
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ヘルタースケルター(2012年製作の映画)

3.5

沢尻 エリカにしか出来ない役で最高。
男に好かれそうなダサいアイドルや実力派の女優とは違う、沢尻 エリカの芸能界に反抗的な態度が好きだったのに本当に残念。
芸能界の男たちに媚び売ったようなプライドのな
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嫌われ松子の一生(2006年製作の映画)

3.4

こういう女がどこにでもいそうだから余計刺さる。珍しくない。
自分の価値、人生の評価、生きていく目標やプライドを他人や恋に求めちゃうと女の人生は破滅する。

中谷美紀が監督に『そんな演技しかできないなら
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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

3.6

生命のきらめき、みずみずしさを感じさせる音楽、映像が美しくて泣きそうになっちゃった。
朝露のようにさわやか。
ジュラシック•パークのテーマ好き。

ダニエル•ラドクリフを一体何だと思ってるの!?ってく
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リトル・ミス・サンシャイン(2006年製作の映画)

3.4

全てに行き詰まった人々の映画を観て自分もきっと大丈夫、と励まされた。
ストーリーより、ただ今の自分と同じ感情を持った人々の話を慰めに求めている時がある。

お兄ちゃん役のポール•ダノは『スイス•アーミ
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

セクシーで男らしいキアヌに興奮した。
ベッドシーンが無いのがいい。
リビングで見ても人が殺されるだけだから気まずくならないし。

犬は最高の友達。
人間のために何故そこまで……と泣きそうになる。

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ローズマリーの赤ちゃん(1968年製作の映画)

4.0

『ヘレディタリー~継承~』を観る前に観るべきだった。
新鮮な驚き、恐怖をもっとおいしく味わうために、やはり古典作品は出来の悪い模倣作品でシチュエーションを知ってしまう前に、子供のうちに触れるべき。悔し
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サイコ(1960年製作の映画)

4.1

本も映画も、何故古典作品から入らなければいけないのかよくよく分かる。
今ではドラマでも映画でもモーテルが危険な場所、というシチュエーションはやり尽くされていて、それらを散々摂取しているからもはや驚きも
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チャーリーズ・エンジェル(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

格好良くて泣きそうになっちゃった。
世界のために闘う女たちが、せめて映画の中にはいるってことに勇気をもらった。エンジェル勢揃いのシーンはずるい。
私もエンジェルになりたい。

『Don’t call
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.4

他の国なら怪獣と戦うだけのヒーロー映画だっただろうけれど、避難する人々、自国の政治、犠牲者、戦争や災害として捉えているところが新鮮。

いただきます、ごちそうさまを毎回ちゃんと言っていたところも印象的
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恋するモンテカルロ(2011年製作の映画)

3.3

ファッションやシチュエーションに『ローマの休日』や『泥棒成金』のオマージュがあって、こういうただ女の楽しいところを詰め合わせただけの映画も、人生には必要な時がある。

汚名(1946年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

喋りながら何度もキスを挟むシーンが好き。

デブリン、プロ意識は欠けてるしミスするせいで彼女が危ない目に遭ったんだけど? それなのにまるでヒーロー然としてるの許せない。

翔んで埼玉(2018年製作の映画)

3.5

笑えた。
さんま御殿関東圏バトルの映画版って感じ。
みんな自分が恵まれてることに気付いてない、東北の地方民からしたら些末なことだわ。

伊勢谷 友介のキスシーン!

ダルいエンドロールまで歌で楽しませ
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モリーズ・ゲーム(2017年製作の映画)

3.3

『ポーカーをしに来たんじゃない、ギャンブルをしに来たんだ』

極道の妻たち(1986年製作の映画)

3.5

五社 英雄によって岩下 志麻の姐さんが引き出されたのかと思うと感慨深い。
男の真似じゃない女の強さ、は社会の中でどんな風に女として生きていくか、という悩みに勇気を与えてくれる。強くなりたい時は姐さんを
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雨に唄えば(1952年製作の映画)

3.3

ハリウッド黄金期のミュージカルはとにかく衣装がゴージャス、華やか、エレガントで好き。
今ではこんなにお金をかけた豪勢なものは観れないんだろうな、とさみしくなる。

トーキーと言ったらやっぱりチャップリ
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ザ・コール(2020年製作の映画)

3.7

虐待されてる少女を救う話か、という思い込みを、ベタなシチュエーションを逆手に取って裏切ってくれて良かった。まさかそうなるとは。
こういう裏切りを映画に求めてる。

記憶の夜(2017年製作の映画)

3.4

韓国映画の好きなところは、コンプレックスを抱えた韓国特有の狂気がどんな風に溢れ、どう破滅し、人々はどう乗り越えていくのか見られるところ。独特の息が詰まる緊張感が好き。
その国にしか無い空気を味わえる。
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マトリックス リローデッド(2003年製作の映画)

3.2

キアヌ超格好いい……。

スミス、二度と顔思い出したくないってくらいしつこい。
この時代に半分くらい黒人が出てたんだって感動しちゃった。

マトリックス レボリューションズ(2003年製作の映画)

3.2

SF映画は、恋愛サスペンス感動ものと違って、先の展開が読めないから楽しい。

マトリックス(1999年製作の映画)

3.5

やめてよ!
キアヌのこともっと好きになっちゃうじゃん!
格好良すぎだし、ピュアと少しの翳りで人間離れした役が似合いすぎる。

マグノリアの花たち/スティール・マグノリア(1989年製作の映画)

3.6

今月分の涙全部流しちゃった。
見やすくてジョークも面白い。

出産って、誰も代われないし責任を取れない、死ぬのは自分、だから夫や両親や社会のためじゃなく、自分のためだけにやらなきゃいけないって改めて考
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ファウンド(2012年製作の映画)

2.7

ストーリー重視の人間には予定調和で、別になにも面白くなかった。
スプラッターシーンはSEXみたいで好き。
スプラッターがどういうものなのかちょっと分かった。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(2012年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

つまり碇 ゲンドウは、世界の在り方を変えることで、生命の理の概念さえ変えようとしているってこと?
そうしてユイという存在を、形はどうあれ再び存在させるつもり?

今まで碇 ゲンドウはシンジの毒親としか
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ビブリア古書堂の事件手帖(2018年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

東出サイテーだな。

本を読みたくなった。やっぱり鎌倉が舞台の映画は良い。