あるふぁさんの映画レビュー・感想・評価

あるふぁ

あるふぁ

サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

3.0

高評価で期待していたが、ハマらず。青春時代の映画作りはいいが、ラストの上映の展開は寒い。

ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ(2023年製作の映画)

3.9

生徒に嫌われ者の教師が1人残された生徒と共に過ごすクリスマス。

捻くれ者の教師が徐々に暖かみのある人間らしい姿への垣間見える変化が良き。

関心領域(2023年製作の映画)

2.5

アウシュビッツ収容所の初代所長ルドルフ・ヘス一家の実話を基にした作品。

今作の内容はほぼ一家は幸せそうに暮らしているシーン。一方で壁を隔てた収容所では多くのユダヤ人が焼却されていることが音や煙、会話
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ナミビアの砂漠(2024年製作の映画)

3.0

『あんのこと』で主演女優賞を受賞した河合優実の演技力と存在感に注目が集まった作品なんだろうな。

今作もさすがの演技力。ジャケットの鼻ピアスに無気力な表情そのまんまの荒れた主人公を演じ、『あんのこと』
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ぼくが生きてる、ふたつの世界(2024年製作の映画)

4.2

宮城県塩釜市出身の五十嵐大著者『ろうの両親から生まれたぼくが聴こえる世界と聴こえない世界を行き来して考えた30のこと』を原作とした実話を基にした作品。

『コーダ あいのうた』同様に、ろう者役は実際の
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侍タイムスリッパー(2023年製作の映画)

3.9

低予算で仕上げ、僅か1館放映から始まり、口コミが話題となり、約1ヶ月で上映300館以上まで広がった話題の作品。

落雷に撃たれた幕末の侍が現代社会へタイムスリップ。意外と現代社会に馴染むの早いなとか思
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ビーキーパー(2024年製作の映画)

4.0

最も無双する主人公が似合う俳優ジェイソン・ステイサムが蜂の様に華麗に悪の組織や傭兵の特殊部隊を薙ぎ倒す。

唯一優しくしてくれた隣人が詐欺で大金を奪われて自殺。その報復にマジギレ無双するというシンプル
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ザ・ホエール(2022年製作の映画)

3.0

「ブラックスワン」や「レスラー」などのダーレン・アノロフスキー監督作品。

ブレンダン・フレイザーの特殊メイクしたとは言え、この圧倒的な巨漢の存在感よ。アカデミー賞主演男優賞も納得。

巨漢ならではと
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フォールガイ(2024年製作の映画)

3.4

「ブレットトレイン」や「ワイスピ スーパーコンボ」などのデビッド・リーチ監督作品。

スタントマンのキャリアを持つ監督ならではの感覚で仕上がった作品。スタントマンの主人公コルトがアクションに、ラブスト
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十一人の賊軍(2024年製作の映画)

3.3

「孤狼の血」の白石和彌監督、池上淳哉脚本だけあって期待していたが、少し残念な感じであった。

旧幕府軍(賊軍)vs新政府軍(官軍)の戊辰戦争。10人?の犯罪者+仲野太賀を中心とした
賊軍と官軍の戦いを
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ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦(2024年製作の映画)

4.3

劇場上映見逃した、今1番観たい作品が無料配信になったので感謝しつつ、さっそく鑑賞。

映画館で観ていれば、さらに熱い戦いを感じられたかと思いますが、過去の練習試合などの回想を交えつつ、見事に仕上がって
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正体(2024年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

「ヤクザと家族」や「余命10年」などの藤井道人監督作品。

疑わしきは罰せず。このことが頭を駆け巡る作品だった。

次々と見つかっては変装し見つかっては変装し、犯罪者として追われる側の生活ぶり。

2
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マッドマックス:フュリオサ(2024年製作の映画)

4.1

怒りのデスロードの前日譚となる作品。前作同様にめちゃくちゃに狂った世界観のインパクトがすごい。

壮絶で過酷な状況を生き抜いた戦士フュリオサ、数少ない頼れる存在ジャック、そして最悪の敵クリス・ヘムズワ
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パンダコパンダ 雨ふりサーカス(1973年製作の映画)

4.0

パンダコパンダ2作目。

パンダパパンダコパンダ〜🎵

あわやコパンダが虎に食べられるかという場面もやはり微笑ましい展開に。

大雨で沈む街。サーカスの動物たちを助けるため、怪力を発揮するパパパンダか
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パンダコパンダ(1972年製作の映画)

4.0

パンダコパンダ1作目。

パンダパパンダコパンダ〜🎵

コパンダが引っ付いたり走ったりとにかく可愛らしい。微笑ましいストーリー。
乱暴な犬vsコパンダ、まさかのコパンダ圧勝は笑う。

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.8

登場人物が多い上に小難しい話が多く、長く感じるが、後半約1時間あたりからの完成した核爆弾実験のトリニティ実験あたりから原爆投下の重々しい内容で目が離せない。

日本の原爆投下についてはほぼラジオの情報
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それいけ!アンパンマン ふわふわフワリーと雲の国(2020年製作の映画)

3.0

フワリーと仲良しになったドキンちゃんがメイン。

今作ではみんな雲の姿に。

それいけ!アンパンマン 夢猫の国のニャニイ(2004年製作の映画)

3.5

メロンパンナちゃんがメインの今作。アンパンマンの登場シーンがなかなかかっこいい。

ラスボスの猫なかなか手強い。アンパンマン含めみんな猫にされるという貴重な姿が見れる。

本編とは直接関係ないが、本作
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アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

3.9

ジャケット写真のスーツの主人公に塗られたB系ファッションの意味、なるほどな。

作品が自分の出版したい内容でなくても、売れればいいってことをジョニーウォーカー赤ラベル、黒ラベル、青ラベルを例えにしてる
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縞模様のパジャマの少年(2008年製作の映画)

3.9

「子供時代とは、分別という暗い時代を知る前に、音とにおいと自分の目で物事を確かめる時代である ジョン・べチェマン」

こんな冒頭から始まるホロコーストを題材にした今作。その言葉をまさに表現するような展
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バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

4.1

バーフバリ2作目。

「 RRR」のS・S・ラージャマウリ監督作品。
完璧な「 RRR」に比べてCGやアクションシーンなど完成度は少し低い印象を受けるが、ストーリーは圧巻の出来。

ヤシの木?を使って
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それいけ!アンパンマン ばいきんまんと3ばいパンチ(1996年製作の映画)

3.3

アンパンマン、食パンマン、カレーパンマンvsバイキンマン、あおきんまん、あかきんまんの戦いはなかなか面白くなりそうだったけど、意外とあっさり。

バイキンマンの勝利の感動が印象的。

それいけ!アンパンマン ヒヤ・ヒヤ・ヒヤリコとばぶ・ばぶ・ばいきんまん(2008年製作の映画)

3.3

いろんなキャラの赤ちゃんオムツ姿見れるのは貴重でおもしろい。EDでちょいと出てくるジャムおじさん赤ちゃんは無理がある。

それいけ!アンパンマン リズムでうたおう!アンパンマン夏まつり(2015年製作の映画)

3.3

屋台にのど自慢大会に音頭にといつもより平和な世界。
バイキンマンは屋台を食い荒らすといういつも通りの悪知恵だが、アンパンマンへの変装がバレバレというのが子供受け良さそう。
カレーパンマンや食パンマンは
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それいけ!アンパンマン くろゆき姫とモテモテばいきんまん(2005年製作の映画)

3.0

バイキンマン大活躍。こんなに人のために活躍したバイキンマンは初めて見た。

褒められるバイキンマンだが、悪役に徹する姿がかっこいい。

ONE PIECE FAN LETTER(2024年製作の映画)

4.0

多分今年最後の映画(ショートフィルムだけど)は1番好きなONE PIECE絡みのこれに。

ナミに憧れる一般市民の少女と頂上決戦に招集された平凡な海兵視点から見た麦わら海賊団の話。

いつものONE
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ゆとりですがなにか インターナショナル(2023年製作の映画)

3.7

ドラマ未見。
ゆとり世代あるある的なものはドラマの方が濃いのか?今作ではそれほど感じなかったが、コメディとしてはなかなか楽しめたけど、ドラマも観たいと思わせるほどの楽しみは感じず。

あの映画は…ハン
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.9

「パリ、テキサス」のヴィム・ヴェンダース監督作品。

役所広司あっての作品ですね。役所広司にしか出せない、この雰囲気というか安心感というか。

毎日同じようなルーティン。早朝、歯を磨き、自販機で缶コー
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レッド・ワン(2024年製作の映画)

3.9

新ジュマンジシリーズのジェイク・カスダン監督作品。

アマプラ配信早いですねー。クリスマス間近と言うこともあり、早速鑑賞。

おもちゃを本物にする装置やどこでもドア的な装置なども面白く、なかなかコメデ
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セキュリティ・チェック(2024年製作の映画)

3.5

「フライトゲーム」や「ブラックアダム」のジャウム・コレット=セラ監督作品。

このスピード感とハラハラ感はなかなか面白い。

怪物(2023年製作の映画)

4.1

校長室での謝罪シーンはコントかよってツッコミたくなるほど、保利先生と校長の心なさやばすぎだろ。とか序盤でいきなり決めつけてすみません。自分はすでに『怪物』になり得るんだなって思い知らされる。

湊の母
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シビル・ウォー アメリカ最後の日(2024年製作の映画)

4.0

「エクス・マキナ」などのアレックス・ガーランド監督作品。

アメリカで政府vs西部戦線の内戦中。戦場ジャーナリスト4人は大統領取材のため、ホワイトハウスのあるワシントンD.C.を目指す。

銃を構えた
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劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

3.5

あまりの高評価の前評判で期待値が高まりすぎたのが良くなかったのかも。

アニメシリーズは1話のみでハマらず断念しましたが、こちらは上手くまとめられており、普通に感動できる良作。

病院での少年の話がベ
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新しき世界(2013年製作の映画)

3.6

「THE WITCH」のパクフンジョン監督作品。

潜入捜査の作品としてなかなか見応えのある感じだが、上手いこと進みすぎて都合良すぎる感じはあるし、この作品独自の面白さはそれほど感じないのが残念。

ゆれる(2006年製作の映画)

3.9

「すばらしき世界」「永い言い訳」などの西川美和監督作品。

橋も人の心もゆれるゆれる。幼馴染の智恵子が落ちたのは事故か事件か。裁判の中で兄弟が繰り広げる展開と意外なラスト。

兄弟の縁はそう簡単に切れ
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永い言い訳(2016年製作の映画)

3.8

「すばらしき世界」の西川美和監督作品。

事故で妻を失った。枯れた愛を失い、涙も出ず。そこから彼の人生が一転。子供をもたない彼が愛を見つけていく。

竹原ピストルの不器用というか、こういう父親役ぴった
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