EllieーCさんの映画レビュー・感想・評価

EllieーC

EllieーC

TOVE/トーベ(2020年製作の映画)

3.0

「ねえ、ムーミンこっち向いて恥ずかしがらないで」の世代なので、作者のことを知るといろいろと戸惑ったのが正直なところ。
しかし、数多のあるキャラクターの原作は異なることが多く、ムーミンも私が知っている子
>>続きを読む

シャイン(1996年製作の映画)

4.0

「毒親」と言葉が世間に広まり始めた現在。父親だけでなく母親も毒親なことは間違いない。多くの親がそうであるように、親は愛情だと信じて子どもを虐待しているのだが、もしもこのままデイヴィットが社会的に成功し>>続きを読む

美女と野獣(2017年製作の映画)

3.0

ディズニーアニメ、別に実写化しなくてもいいんじゃない?という私ですが、違和感がなく楽しめたのがこの作品。

ノマドランド(2020年製作の映画)

5.0

ラストのコミュニティの長の言葉が全て。一時期日本でも少し話題となっていた「ノマド」
自由に放浪しているのかと思いきや、彼女は一番の思い出、土地ににとらわれていたと解釈した。これから本当の旅が始まる。
>>続きを読む

テーラー 人生の仕立て屋(2020年製作の映画)

4.9

このレビューはネタバレを含みます

偶然に出会った良作。
セリフも音楽も少ないけれど、場面の陽の加減や道、車輪…全ての表現がたまらなく良かった。
ハリウッドの安映画のように父親が遺言残して死ぬ→主人公は一念発起する→子供はすくすく育つ→
>>続きを読む

ダウト 〜偽りの代償〜(2009年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

現代において長編映画はあまり受け入れられないと聞く。人によっては120分も長く感じるらしい。また映画を倍速で鑑賞する人もいるそうだ。
この作品は100分ちょっとでまとめられているが、倍速で鑑賞している
>>続きを読む

幸福(しあわせ)(1964年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ホラー映画
近所から後ろ指を刺されることもなく、職場の同僚からいじられることもなく、親戚も理解があって、子供たちは素直に懐き、死んだ奥さんの家でそのまま普通に暮らしましたとさ、おしまい。
これあまりの
>>続きを読む

幸福の条件(1993年製作の映画)

3.5

当時友人たちとの間でめちゃくちゃ盛り上がった作品。わざわざ映画館まで足を運んで鑑賞した。
まだ自分たちは子どもでお酒も飲めない年齢だったけれど、大いに議論した懐かしい思い出。さて、時を経てお酒を飲みな
>>続きを読む

Mr.ブルックス 完璧なる殺人鬼(2007年製作の映画)

1.5

このレビューはネタバレを含みます

Amazonプライムビデオの評価がそこまで悪くないので、良作との奇跡の出会いを求めて鑑賞。
年老いてきてからのケビン・コスナーはそこそこいい演技をしているし、思っていたやばい殺人鬼とは違うけれども精神
>>続きを読む

レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

4.8

見ていられないくらいに何もかもが凄まじい。
とても寒い日に鑑賞したので、途中何度も止めてしまった。過酷な環境に独りぼっちもの作品の中では見ているこちらのメンタルがどうにかなりそうだになるレベル。しかし
>>続きを読む

死刑にいたる病(2022年製作の映画)

4.0

日本映画に珍しく、説明セリフや明るすぎる撮影、意味の分からない叫びや演者のどや顔がなく、よくできてている作品だと思う。
「最恐」「怖すぎる」「トラウマ」はさすがに言い過ぎだと思うが、もう少し丁寧に連続
>>続きを読む

ブルーベルベット(1986年製作の映画)

2.0

基本的なストーリーは普通なのに、頭の中に「?」しかなかった。せめて夢オチであってほしかったくらい。
私では異才・奇才を受け止め切れなかった。

ハンバーガー・ヒル(1987年製作の映画)

2.5

ティーンエイジャーのころに片端からベトナム戦争映画を見ていた中でこの作品も見ていたけれど、比較的印象が薄かったので再鑑賞。

再鑑賞してもなおストーリーに特別な印象はなく、凄惨な戦場の様子が描かれてい
>>続きを読む

アメリカン・グラフィティ(1973年製作の映画)

3.5

国を超えて今も昔も何も変わらない。
この4人がなぜ友達なのか不思議でならないが、それがこの作品の魅力の一つだと思っている。登場する全て人物が、地方の若者あるあるすぎて、もはやコントにもなりそうなくらい
>>続きを読む

Dr.コトー診療所(2022年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

いくらなんでも無著苦茶すぎるストーリーに冷めてしまいました。
前半は今までの視聴者に対するサービス、後半は無理やり盛り上げようとあれこれと詰めすぎた印象です。
一つだけ挙げるならば、テレビドラマシリー
>>続きを読む

エリザベス(1998年製作の映画)

4.4

イギリス旅行をしたきっかけで2回目の鑑賞。
王として腹をくくるまでの心情を上手く演じているので、それほど歴史に興味がなかったり、知識がなくとも一人の女性の人生としてとても楽しめる作品だと思いました。

エリザベス:ゴールデン・エイジ(2007年製作の映画)

3.0

イギリス旅行をきっかけに2回目の鑑賞。
前作のおまけ映画的。
私たちが絵画等で知っているビジュアルを画面にこれでもかと満載し、ストリーはさほどでもないがインパクトはあったかなと思う。

>|