supernovaさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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ソラニン(2010年製作の映画)

3.3

だらっとした雰囲気の中にある、不安や迷い。
音楽をやっていてもいなくても共感できるんじゃないかと思います。やりたいことから逃げてるひと、やりたくないことから逃げてる人、諦めてしまった人、諦めようとして
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プリンス/グラフィティ・ブリッジ(1990年製作の映画)

3.1

内容は時代を感じるものだけれど、ストーリーもあってないようなものだけど、ヒロインもイマイチだけど、それでもプリンスの圧倒的才能を感じることができる作品。ジョージ・クリントン、メイヴィス・ステイプルズが>>続きを読む

ライトニング・イン・ア・ボトル 〜ラジオシティ・ミュージックホール 奇蹟の夜〜(2004年製作の映画)

3.7

もう十年以上前の作品なんですね。鬼籍に入ってしまった人も・・。それにしても素晴らしい映画です。ホントアメリカ人てこういう祭典の雰囲気作りが上手いですよね。バディ・ガイのジミやラストのB.B.キングなど>>続きを読む

バスキア(1996年製作の映画)

3.3

ようやく観ましたという感じです。キャスティングが素晴らしいです。ボウイもちゃんとウォーホルやってます。音楽が素晴らしいです。ただ、人間関係の描き方が薄い気がしました。悲しい結末になるであろうことは予想>>続きを読む

17歳(2013年製作の映画)

3.7

やっぱりフランソワ・オゾンは素晴らしい。17歳の少女であり娼婦を演じるマリーヌ・ヴァクトが美しい。そしてその美しさに負けない映像美。人も風景も日本では無理ですね。そして毎回のことだけど、シャーロット・>>続きを読む

ニール・ヤング/グリーンデイル(2003年製作の映画)

3.1

ニール・ヤングの同名アルバムを元にして作られた作品。音楽に合わせて物語が進み、登場人物のセリフは歌詞をリップシンクするのみという、斬新な映画です。世界観も含めてニールの頭のなかって感じですが、彼の音楽>>続きを読む

DENKI GROOVE THE MOVIE? 石野卓球とピエール瀧(2015年製作の映画)

3.4

20年以上彼らを見て聴いてきているので、彼らを知らない人が観たらどう感じるのか判断できない(笑)。でもずっと見てきた人には楽しめる作品。ただ25年の歩みを1本の映画にするのはなかなか大変な作業だと思う>>続きを読む

スター・ウォーズ/フォースの覚醒(2015年製作の映画)

4.0

まずはJJエイブラムス監督の健闘を讃えたい。ここまで世界観が出来上がった作品を受け継いで、新しい世界を展開する。とても難しいことに成功していると思う。観ていてワクワクが止まらなかったもの。『スターウォ>>続きを読む

ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIE2 サイキック・ラブ(2014年製作の映画)

3.0

個人的には1の方が好き。より映画っぽくしようとして映画ではなくなった感じかな。ラストは「アチャー」な感じがこの作品らしさでもある。何も考えずに楽しめば良いのです。

胸騒ぎの恋人(2010年製作の映画)

3.3

初グザヴィエ・ドラン。数分で才能のある人間だとわかる。映像、音楽、脚本どこを切り取ってもセンスが良い。ありそうでない三角関係を描き、心の動きの描き方に唸らされる。くやしいけど?良い作品。

ベイマックス(2014年製作の映画)

3.3

楽しく観れました。それで良いじゃない。キャラもストーリーも外してないし。これを観てヒーローや科学者に憧れる子供が増えれば良いじゃない。

グッバイ・アンド・ハロー 父からの贈りもの(2012年製作の映画)

3.1

ジェフ・バックリィとティム・バックリィ、親子の物語。二人のこと(もしくはどちらか)を知らない人には「?」な映画かもしれない。どちらのアーティストも好きな私は好感持てました。懸命に演じているし、ライヴ場>>続きを読む

かいじゅうたちのいるところ(2009年製作の映画)

3.2

実は原作の絵本を読んだことがない。そのおかげで先入観なしにスパイク・ジョーンズの映画として観ることができました。うん、完全に彼の映画、世界観だ。あれ?って思う所もあるけど、それはファンタジーの世界だか>>続きを読む

地下鉄のザジ(1960年製作の映画)

3.2

ドタバタコメディ。古いけれど新しい。今では撮ることはできない映像だろう。それはつまりずっと新しいということ。素敵な映画だけど、ちょっと長いかな。

エンジェル(2007年製作の映画)

2.9

個人的にはあまり好みでない物語でした。登場人物にもストーリーにも入りこめなかった。重厚なようでいて実は軽いっていうのかな。でも、フランソワ・オゾンのキャリアを通して考えると、意欲作だし、通るべき道だっ>>続きを読む

食神(1996年製作の映画)

2.9

初チャウ・シンチー。所々のネタ笑えましたが、物語自体はいまいちハマれなかったです。雑な感じは嫌いじゃないんですけど。

MY GENERATION マイ・ジェネレーション(2000年製作の映画)

3.0

ロックフェスティバルの記録映画。オリジナルウッドストック、94年、99年それぞれの記憶、記録。94年と99年の世代が若者最先端ということで映画は進むけれど、その世代ですら20年前の若者だったりするのが>>続きを読む

ロスト・サン(1999年製作の映画)

3.2

クリス・メンゲス監督のハードボイルド・ミステリー作品。一言でいうと探偵もの。幼児虐待、少年売春という重いテーマを扱っている。スタイリッシュすぎもせず、ハードアクションでもないので、中途半端に感じる人も>>続きを読む

菊次郎の夏(1999年製作の映画)

3.2

敬遠がちだった北野映画を観始めています。この映画はロードムービーだったのですね。う~んてなる部分もなくはなかったけれど、全体を通してみればとても素敵な作品でした。
「Summer」が卑怯ですね。そして
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ピンク・フラミンゴ(1972年製作の映画)

3.5

汚いし、下品だし、くだらない。
つまりは最高ってことだ。
1000%子どもには観せてはいけないが、これを楽しめる人間とは仲良くなれそうな気がする。

ロルナの祈り(2008年製作の映画)

3.4

他の方々の感想を見てもそうであるように観た人一人ひとりが異なる印象を持つであろう不思議な映画。ダルデンヌ兄弟初のラブストーリーだけど、もちろん単純な愛の物語ではない。小さくて静かな映画だけれど、その小>>続きを読む

劇場版 テレクラキャノンボール2013(2014年製作の映画)

4.4

DVDで観ました。10時間超える映像を観るのを止められず一気に観ました。
はい、AVです。だけどそんなの超越しちゃってるドキュメンタリー。もちろんエロはあるけどこの作品のメインはそこではない。人それぞ
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新・愛と復讐の挽歌(1992年製作の映画)

3.2

ジャッキー・チュン演じるイカれたヒットマン「太子」が、背景などが描かれない分、逆に怖すぎる。カーチェイスやアクションシーンは無茶してる感じがして楽しめました。香港映画はめったに観ないぶん、新鮮でした。

夢と狂気の王国(2013年製作の映画)

3.3

『風立ちぬ』も『かぐや姫』も見ていない。なので語る資格はないのかもしれない。けれど表現者がいかにして作品を作り出すのか、どんな思いを持って望んでいるのかを知りたかった。ジョン・ラセターが特典映像の中で>>続きを読む

ポルノ・スター ロン・ジャーミーの伝説(2001年製作の映画)

2.9

アメリカが生んだモンスター。ポルノ男優のドキュメンタリー映画なんて世界初なんじゃ?日本にも鷹さんがいるように、どこの国にも、隠れた超有名人がいるのかも。僕らの好きなアメリカがここにある、かも。

一番リアルなコロンバインがここにある ゼロ・デイ(2003年製作の映画)

2.8

銃乱射事件を題材にしたフェイクドキュメンタリー。僕らの嫌いなアメリカが映し出されている。リアルなのかもしれないしリアルじゃないのかもしれない、そんな世界で生きていることを知らせてくれる映画。

コラテラル(2004年製作の映画)

3.2

思いがけない良作って感じ。トムさんの悪役は賛否あるけど、嫌いではないです。頑張った感が出ちゃってる気もしますが、天下のトム・クルーズですから、スーパースターオーラを消すほうが難しいですよね。
夜の都会
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ウッドストック/愛と平和と音楽の三日間(1970年製作の映画)

3.0

フーもCSNもいるんだけど、前半は眠くなる。そしてサンタナから目が覚める。ラストはジミ・ヘンドリックスだけれど、ジミのための映画なんじゃないかってくらい持ってかれる。当時は情報も少なくて、皆興奮しまく>>続きを読む

バンディッツ(2001年製作の映画)

3.1

よく考えたらこれもロードムービーといえなくもない。登場人物全員バカなんだけど愛らしい。ディランやU2も流れるし、途中ニール・ヤングネタの会話もあるのでロック好きは楽しい。期待しないで見るととても楽しい>>続きを読む

奴らに深き眠りを(1997年製作の映画)

3.1

ローレンス・フィッシュバーン、ティム・ロス、アンディ・ガルシア、皆素晴らしい。ストーリーも悪くない、けど何か足りない。その何かがわからないまま終わってしまいました。

ひとりぼっちの青春(1969年製作の映画)

3.3

邦題の意味不明さナンバーワンに認定。アメリカン・ニューシネマの隠れた名作といって良いかも。ダンスマラソンという競技がピンとこなくても、そこで描かれている人間模様や、人生の孤独、絶望は時代も場所も超える>>続きを読む

鉄男 TETSUO(1989年製作の映画)

3.4

すごい以外の言葉がない、説明できない映画。89年にこの映像はぶっ飛んでますな。しかもR指定じゃないの?子どもには見せちゃいけないけど、自分は見ておいたほうが良い映画。「わけわからん」はこの映画には褒め>>続きを読む

ヒポクラテスたち(1980年製作の映画)

3.3

今となっては豪華な出演者たちの青春映画。いつの時代もかわらない若者特有の蒼さや葛藤が良く描けている。そして80年代の空気感が味わえる。傑作ではないけど名作でしょう。