シバタカさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

シバタカ

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キネマの神様(2021年製作の映画)

4.3

今だからこそ、山田洋次監督だからこそ生まれた、まさに「映画」だった。現代映画なのに、現代の役者なのに、こんなにも懐かしさを感じられるなんて。
この作品を観れば映画がもっと好きになるし、映画を観てきてよ
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ヴィジット(2015年製作の映画)

3.3

こっわ、サイコスリラーって言うのかこれ。
最初は老人や知的障がいのある方を不気味に描いた作品かと思ったけど、そこも通り越してた、こわ。
クライマックスのどうしようもない無茶苦茶な感じが、苛立ちとヒヤヒ
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猫の恩返し(2002年製作の映画)

3.0

勝手にジブリ映画あるある「テレビ放送でしか見たことがない」

金ローのおかげで定期的に見られるジブリ、久しぶりの猫の恩返しは記憶通りで安心した。ストーリーがかなりシンプルで放送時間も短かったから一瞬で
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フリー・ガイ(2021年製作の映画)

4.0

ライアンレイノルズとデッドプールスタッフ陣(たぶん)なら絶対に何か仕掛けてくると思ったら、ちゃんとやってくれてた。オンラインゲーム好きなら興奮する演出だらけだったし、マーベル好きも楽しめるようになって>>続きを読む

ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

4.0

ジェームズガン監督の作品は見たことなかったけど、ワーナーに好きに作っていいと言われただけあって、滅茶苦茶にやってて面白かった。
命を軽んじる系映画って教育上絶対良くないのに、どうしてワクワクしちゃうん
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.5

ハッピーエンドなのかバッドエンドなのか…。復讐で報いるにはあまりにも悲劇が大きすぎるぞ。
「貞操観念も倫理観も無いクズ男は万死に値する」改めてそう思わせてくれる映画です。

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

2.9

細田作品、初の映画館鑑賞。映像も美しく音楽も良かった。
けれど、正直それだけという印象…。ストーリーの展開にもキャラクターの感情にもおいていかれた感覚が強い。現代デジタル技術と未来のデジタル技術の融合
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東京リベンジャーズ(2021年製作の映画)

4.0

アニメ勢だけどかなり完成度の高い実写化じゃないだろうか。アニメとストーリーは同じだろうとは思ったけど、大筋はちゃんとしてたし、不可解なほどの改変もなかった。思ったよりリアルに戦闘シーンもあって満足。こ>>続きを読む

ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

3.8

おそらく大阪で一番大きなスクリーンで観れたマーベル作品はやはり物が違う、大迫力。
シリアスな過去を持つことがわかった今作の後にブラックウィドウがいなくなってしまうのが何とも寂しい。またエンドゲームまで
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夏への扉 ―キミのいる未来へ―(2021年製作の映画)

3.7

この作品はタイムリープがベースとなりつつ、タイムリープを活かした恋愛映画として捉えるのが最適。正直、タイムリープによってツッコミ所が多い気がする(理解力が足らないだけなのか)。あれこれ考えずに見ればハ>>続きを読む

映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

4.8

いやぁ、とんでもない映画だったな。どこを評価しようか、マイナスのしようがないくらい素晴らしかった。
『バクマン。』に出会ってマンガ作りとは何かを知れて、マンガの読み方が変わったように、この作品で映画作
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Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

3.6

泥臭版『ジョン・ウィック』のようで、
泥臭版『96時間』のようで、
泥臭版『キングスマン』のようで、
うん、泥臭かった。

キャラクター(2021年製作の映画)

4.0

日本サスペンス映画を語れるほど見てないけど、本作は今の日本映画の中ではかなり思い切ってるんじゃないか…。あそこまで気持ちよく殺人をする初演技のフカセ凄い。
作品のテーマであるキャラクター、主演の菅田く
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るろうに剣心 最終章 The Beginning(2021年製作の映画)

4.2

これだけのクオリティを維持し続けた製作陣に拍手。圧倒的なアクションとそれを彩る圧倒的実力派揃いの役者。どれをとってもかっこよかった。数年後にまたシリーズまとめて見よっと。

デイアンドナイト(2019年製作の映画)

3.6

哀愁漂う映像はまるで登場人物の感情を映し出しているかのよう。藤井監督はこういう表現が巧みなのかな。
善と悪、正義は各々にあって、それに生きることは間違ってないかもしれないけれど、やり方は間違ってはいけ
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砕け散るところを見せてあげる(2021年製作の映画)

3.5

人の黒い感情とそれに抗う感情のぐるぐるしたものがちゃんと描かれていた。何かメッセージを伝えたい作品というよりは、描きたいものを映画にしたという感じ。
堤真一の狂気ぶりが笑ってしまうほど怖かった。

マン・オブ・スティール(2013年製作の映画)

3.6

引くほど破壊、あのスーパーマンが一都市をボッコボコにしちゃったよ(戦いの流れで)。
マーベルが比較的ちゃんとしてるのは、現実世界で起こっているということを考慮して、それはどうなの?をちゃんと納得させて
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ジェントルメン(2019年製作の映画)

4.0

執念深い復讐劇、狡猾な騙し合い、絶妙な比喩の応酬。どれをとっても悪で可笑しなおじさんたちの闘いがかっこよくて熱かった。何より、見事に出し抜かれたのは観ていたこちら側という…

96時間 レクイエム(2015年製作の映画)

3.8

お父ちゃん、お疲れ様。
相変わらずの法外ぶりだけど、家族ためなら仕方ない。友情も忘れちゃいけない。
大暴れ職はジョンウィックに任せて、ゆっくりして下さい。

るろうに剣心 最終章 The Final(2021年製作の映画)

4.1

どうやって撮影しているのかわからないくらい迫力のあるアクションシーン、豪華にも程がある出演者たち、こんなん面白いに決まってる!
個人的興奮ピークはバクマン。コンビの無双。

るろうに剣心 伝説の最期編(2014年製作の映画)

4.0

やっぱり日本アクション映画の最高峰でした。
佐之助よ、最後まで斬馬刀をちゃんと使わなかったな。
何より公開から数年後に佐藤健が青い服、神木くんが赤い服という逆の色で(個人的に)神ジャンプ映画をやること
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るろうに剣心 京都大火編(2014年製作の映画)

3.9

炎が映るシーンは映画館で見たときは圧巻だったなぁ。福山雅治が出てきたときもかなり興奮した記憶がある。

るろうに剣心(2012年製作の映画)

3.8

いやぁ、久しぶりに見たけど、日本アクション映画としては圧巻だなぁ。佐藤健の運動能力がえげつないことがよくわかる。

96時間 リベンジ(2012年製作の映画)

3.7

正当防衛のために周囲を無茶苦茶にする相変わらずぶり。いい加減お父ちゃんに安息を与えてあげてくれ。

劇場版シグナル 長期未解決事件捜査班(2021年製作の映画)

3.7

映画になっただけあって迫力はドラマの百倍。坂口くんだけがひたすらボロボロになって格闘するのが可哀想でありつつ面白かった。
刑事物らしくハラハラさせる展開で楽しめたし、未来がどうなっていくのかわからない
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96時間(2008年製作の映画)

4.0

わんこの復讐のために人を殺しまくるジョンウィック、娘の救助のために人を殺しまくるお父ちゃん。うん、通ずるものがある。
いたってシンプルなストーリーなのに、こんなにもハラハラさせるなんて製作陣は天才か。
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.1

今までたくさん見てきた人ほど、今回の終わりは染みるんだろうなと。シンジの成長は、うん、納得できました。いつかアニメ版も見直してもう一度見ます。ひとまず、さようなら、エヴァンゲリオン。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(2012年製作の映画)

4.0

相変わらず成長してないな!シンジは!エヴァンゲリオンはノーラン作品と同じで、理解しにくいけどなんだか面白いってところがすごい。次作も楽しみ。
今回の気付きは綾波の部屋番号が僕と同じだったこと。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(2009年製作の映画)

4.0

終盤まで相変わらずのぐじぐじシンジにむしゃくしゃした。けどまぁ最後は無茶苦茶にやってくれたから少しはスッキリ。
大人になりきれない子供の成長を描いているのかもしれないけど、この年代ってもう少し往生際よ
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(2007年製作の映画)

3.9

初めてまともに観たけど、ちゃんと面白かった。シンジに対してむしゃくしゃする分のめり込めなかったけど、成長したシンジを見届けられたときは熱中できそうだ。

空の青さを知る人よ(2019年製作の映画)

4.1

これも京アニだよなぁ、やっぱり空気感を作り出すのが上手すぎる良すぎる。若さと日本の田舎っていいよなぁ。
俳優陣の声も良すぎて完成された作品。

映画 聲の形(2016年製作の映画)

4.0

学年ごとの描写がリアルで驚いた。あほくさいシーンも残忍なシーンも、あの頃はこんなだったなって共感できた。つくづくこういう作品は、人のために残していきたいと思える。
ただ、わざわざ松岡茉優を起用する必要
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ライアー×ライアー(2021年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

松村北斗というジャニーズを楽しむ映画。展開は何となく想像できてたけど、それでも見応えはスッキリ。作品にどんな意図があるかわからないけど、義理姉弟の結婚も認める社会推奨映画でした。主題歌がいい。

犬鳴村(2020年製作の映画)

1.0

よくわからないのが本音。ホラー映画ってどうやって見たらいいんですか?面白さがわからないし、個人的にはストーリー抜きにしても怖さはなかった。強いて評価すれば、ある人にとっての利益は他人を苦しめることもあ>>続きを読む

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.5

共感と憧れがぎゅうぎゅうの映画。宣伝にもあったように、誰が見ても自分を重ねられると思う。今の若者の価値観にぴったり過ぎてびっくり。
静岡県民としてはワクワクするシーンもあってよかったな~。

ディストラクション・ベイビーズ(2016年製作の映画)

1.0

今を彩る豪華俳優陣を起用し、演技の幅を見せつけたであろう点だけは評価できるので一点。
それ以外は一貫して胸糞映画。終始暴力と頭の悪さを描いていた。これだから教養の無い人は嫌いなんだ…。飛躍して言うなら
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