Saadiyatさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

Saadiyat

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リバー・ランズ・スルー・イット(1992年製作の映画)

4.1

1992年平成5年ロバートレッドフォード監督の名作。モンタナ州の自然、そこで暮らす人々、生きることの難しさ。変わらぬ川の流れ。美しいフライフィッシング。ブラピ29歳の大出世作。素晴らしいアメリカ映画で>>続きを読む

喜劇 団体列車(1967年製作の映画)

3.5

1967年昭和42年四国JRを舞台の人情喜劇。渥美清が39歳佐久間良子28歳。何もかもが若い。列車の団体旅行も楽しい。阿波踊りも踊り子が情熱的。安心感の面白さがあります。

孫文の義士団(2009年製作の映画)

3.5

2009年中国香港の歴史娯楽物。孫文の会議を命をもって支えた運動家の話。フィクションだけど、登場人物個々のドラマ満載結構見せます。ドニーイエンもいるし。辛亥革命はこれからの中国でどう教えていくのでしょ>>続きを読む

ボルサリーノ(1970年製作の映画)

3.6

1970昭和45年のジャックドレー監督仏ギャング映画名作。
アランドロンとベルモントのメンズモデルショー。カッコよすぎです。決まりすぎてる。音楽も忘れられないです。

散り椿(2018年製作の映画)

3.5

2018年平成30年の岡田准一時代劇。西島秀俊や緒方直人とか奥田瑛二とか池松壮亮黒木華、時代劇慣れした豪華キャスト。綺麗な富山の映像で古い寺や古民家を上手に撮影に使っています。主役は殺人剣なのだけど悪>>続きを読む

ライダーズ・オブ・ジャスティス(2020年製作の映画)

3.7

2020年デンマーク映画、マッツミケルセン主演。北欧特有の夜とキレイなのにジメッとした画像がいい感じです。それだけで意味ありそうに思えるんですよね北欧映画って。事故なのか殺人なのか。不器用なお父さんは>>続きを読む

シルバラード(1985年製作の映画)

3.6

1985年昭和60年の西部劇秀作。
作りがガッチリ、古典的趣向で製作。登場人物もたくさん出てきてるけどわかりやすい筋でした。ケビンコスナーも若いけど、スコットグレンがカッコイイです。
監督はスターウオ
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この首一万石(1963年製作の映画)

3.8

1963年昭和38年伊藤大輔監督の時代劇の傑作。大川橋蔵って二枚目ですね。やっぱり。のんびりした時代劇と思ったら、平和ボケの武士社会のプライドが血みどろの戦いに。これでもかときます。面白いですよ。

白痴(1951年製作の映画)

3.6

1951年昭和26年黒澤明作品。ドストエフスキーの原作とは違うと感じたけど、この時代はまだ米国に占領されている時だし、ロシアの声が強かったのかしら。大物俳優の熱演が凄いです。原節子が特に凄いです。

ある日どこかで(1980年製作の映画)

3.6

1980年のタイムマシン純愛物語。
1910年代の服装がおしゃれ。主人公の押しがすごいです。それにつけても美男美女は絵になります。ラストはちょっとビックリ。

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

3.8

2022年の第2作36年振り、世界で最もギャラの高い男トムクルーズ。カッコ良すぎる。36年の間にいろいろな映画に出て楽しませてくれました。ど根性路線も絵になるなあ。脱帽。

さすらい(1975年製作の映画)

4.0

1975年ベンダースの傑作ロードムービー。どうして今まで見ていなかったのか。
出会いと別れ、不幸と苦しみ、それでも生きていくしかない人間。移動してる時にかかるアメリカンポップスが心に沁みていきます。E
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.8

2019年ジョン・ウィック第三作、キアヌリーブはここまで来るとサイボーグの世界になっているが、兎に角断然面白いです。敵が日本刀使いというところも良し。強いぞ。マークダカスコスは日本のハーフなのか。寿司>>続きを読む

西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

3.8

2022年ドイツ映画。
何も知らずに見ましたが迫力がありました。反戦のメッセージを感じます。

塹壕戦と突撃戦、数百メートルを争って数百万が死んだと説明あったが、今も欧州で戦争が起きている。どうすれば
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

3.7

2021年白石監督による続編。これも面白いです。鈴木亮平と松坂桃李が二人共とても良いですし、コメディ風味もあるけど現代風正統ヤクザもの。広島は抗争の絵になります。きつい表現あるけど、範疇内です。狼のジ>>続きを読む

硫黄島(1959年製作の映画)

3.6

1959年昭和34年宇野重吉監督の戦争もの。場面は昭和26年硫黄島帰りの兵士と新聞記者の話。戦闘場面は少なく、苦しみと傷を負う主人公の内面描写が心を打ちます。8月に見る映画でした。芦川いずみの可憐さが>>続きを読む

ザ・ロイヤル・テネンバウムズ(2001年製作の映画)

3.7

2001年ウェスアンダーソンの初期傑作。
知らずに見ましたが、面白いかったです。犬が島やブダペストホテルの監督と言われればそうだなあと納得。わざわざ安っぽく、ドギツイところもありますが、芸達者が楽しま
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.8

2022年松居大吾監督作品
池松壮亮と伊藤紗莉の掛け合いの映画だけど、二人が自然で上手。若人の痛みとか疼きとか後悔とかそういうものが伝わってきます。ラストはそれだったのと思うけど、面白くみられました。

ベルファスト(2021年製作の映画)

3.6

2021年ケネスブラナー監督作品
白黒。北アイルランドの紛争に翻弄されるクリスチャン一家のお話。我々には馴染みが薄いけど英国も国内に民族問題を抱えていたことを再確認します。取り囲まれてもダンス踊るとこ
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アメリカン・アンダードッグ(2021年製作の映画)

3.6

2021年作品
アメリカンフットボールテーマのアメリカン・ドリーム映画。正攻法に好感が持てます。やっぱりいいです。

マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

3.7

2021年ヲシャウスキーのひさしぶりのマトリックス。楽しく見られます。定番感がありますが、これはこれでよしと思います。ロボットと人間が共闘するようになったりしてターミネーターともダブってきました。

(2017年製作の映画)

3.6

2017年石川慶監督作品
ショートムービー。田舎の雰囲気をよく出していて山田孝之が良い演技。ありそうでないシチュエーションだけど微妙な緊張感あったりして。ちょい気になる監督です。

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.1

2020令和2年タイカワイティティの傑作。
戦争の無意味さと悲惨、虚しさを喜劇に織り込む手法が秀逸。期待せずに見たら引き込まれました。てんこ盛り感はあるけど上手にさばいています。今のウクライナを思うと
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カモン カモン(2021年製作の映画)

3.9

2021年マイクミルズ監督作品、主人公と甥を中心に、母と主人公、主人公と妹の関係などが白黒映像の中で、淡々とした台詞のシャワーの中で描かれます。飽きさせない展開でした。温かな映画かなとも思うけど、むし>>続きを読む

TENET テネット(2020年製作の映画)

3.5

2020令和2年クリストファーノーラン監督の大ヒット作。冒頭のコンサート会場がキエフだったり敵がロシア人だったり消滅した軍事都市だったり、終末兵器だったり、そっちの方ばかり気になってしまった。難解な0>>続きを読む

探偵物語(1983年製作の映画)

3.5

1983年昭和58年根岸監督、角川映画の絶頂期。今見るとかなり面白いです。時代が追いついてきた。薬師丸ひろ子も優作もアンマッチがまた味が出てマッチして見えました。結構危ない映画だったんだと気がつく。髪>>続きを読む

私を野球につれてって(1949年製作の映画)

3.8

1949昭和24年の傑作ミュージカル映画。
ジーンケリーもシナトラも若いです。ストーリーはシンプル。ドタバタ感もあるし人と人の距離が近いです。この歌が今でもアメリカのプロ野球の7回に全球場でかかってみ
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ひとごろし(1976年製作の映画)

3.6

1976年昭和51年松田優作主演の時代劇コメディ。弱っちい武士が上意討ちに志願、丹波哲郎を討つという話。優作27歳高橋洋子23歳。軽い映像で同じパターンが続くけどどっこい楽しめます。高橋洋子可愛いけど>>続きを読む

オーシャンズ11(2001年製作の映画)

3.6

2001年ソーダバーグ監督の今や古典になってる詐欺物。久しぶりにBSで再見。やや古びた感があるがスタイリッシュさは抜群。だってみんな格好いいですから。オールスター戦です。ブラピは特に抜群ですね。

現金に手を出すな(1954年製作の映画)

3.9

1954年昭和28年ジャックベッケル監督の傑作ハードボイルド。完璧なギャング。でも仲間に恵まれない。そこが人間らしくて血が通っているジャンギャバン。当時50歳。渋い。マジかっこいい。でもカッコばかりつ>>続きを読む

上意討ち 拝領妻始末(1967年製作の映画)

3.9

1967年昭和42年小林正樹監督橋本忍脚本の時代劇傑作。会津藩第一、主君第一、300石といえどもお家第一。いいえ、武士の本分は筋を通すこと。戦う男となって死ぬ。サラリーマンの憧れも入って娯楽度が「切腹>>続きを読む

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

3.6

2019年fukunaga 監督のクレイグボンド最終作。暗いトーンで激しい立ち回りでした。ワイルドかつスタイリッシュなクレイグはかっこいいのですが、世界中でいつも話題になる007シリーズと言えるのかな>>続きを読む

(1985年製作の映画)

3.6

1985年昭和60年黒澤作品。何回か見ていますが、面白いのですが、長すぎる、重厚さが感じにくい、無常感も微妙。それでも普通の監督ではないですよね。期待が大きすぎるだけです。BSでありがたく拝見しました>>続きを読む

危いことなら銭になる(1962年製作の映画)

3.6

1962年昭和37年中平康監督作。宍戸錠とか長門裕之とかかっこいい。コメディだけどたっぷり殺しのシーンもあって血のりもでまくります。浅岡ルリ子が22歳、錠が29歳で身のこなしがいいです。面白いです。

ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

3.7

2021年ジェームズガン監督作品。シーンは明るく殺戮、登場人物もサメとかイタチとかハチャメチャ、ストーリーも読めません。グロテスクも明るくて宜し。スカッとはしないけど、好きな人はスキッとする面白映画で>>続きを読む

地上の星たち(2007年製作の映画)

3.7

2007年アミルカーン監督主演作。子供のハンディキャップ克服という重いテーマですが、真面目に、そして温かい目でほのぼのと描ききる手腕はさすがです。それにしてもインドって人が多いなぁ。面白いです。