なぜか教官の先生に感情移入してしまう自分。
二十四の瞳、を思い出した。先生は、どんな気持ちで彼と彼女を「送り出した」のか
ケン・ローチ『ケス』と、ショーン・ペン『イントゥ・ザ・ワイルド』の間くらいの世代の彼が、尾崎豊『十五の夜』のごとく盗んだ〇〇と走り出す。暗い夜の帳のなか自分を探さない旅に出る。幸多かれ。
このレビューはネタバレを含みます
若き頃の端正な風貌にそぐわないイカれた生涯なのはうすうす知っていたが、本当だった。まさか、髭モジャクスリ漬けで血を吐いて絶命とは……
Monkもそうですが、ホーンとの相性が意外と良いのですよね。>>続きを読む
ベルリンの壁構築の5年前。主人公たちは学生であると同時に、ナチズムも敗戦も知る世代でもあり、多数決でもろもろ決めていたそんな彼らが"自分で決めた"事。自由と尊厳。私の持っている●十年前の世界史の教科>>続きを読む
やっぱり、西側の方がjazzyで、やさぐれて楽しそうだなあ オヨヨ
冷戦。そもそもこれは、誰と誰の戦いか?
お父さんの気持ちもわかる。きっと焚き火とか好きなタイプだろう。
そして、「彼は近道したいだけよ」というお母さんの指摘が正し過ぎる。
そしてそして、ムスコ、よく頑張った。すみません ←なぜかあや>>続きを読む
フランス映画ならではの、ぶつ切り感というかポンと置く感というか、優しさというか。
「僕」の成長譚でもある。
"Elvis has left the building."
ヴィム・ヴェンダース監督デビュー50周年作品とのこと。
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この前に最後に観たヴェンダース作はおそらく『ランド・オブ・プレンティ(2004)』なので、その間のことは分からないが、ここで描かれた9.>>続きを読む
思い出したのは『自転車泥棒』と『楢山節考』
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"食料を盗むことは村では極悪人であった。最も重い制裁である「楢山さんに謝る」ということをされるのである。その家の食料を奪い取って、みんなで分け合って>>続きを読む
北斗の拳のような盗んだもの勝ちな世界観。『朝日のあたる家』。赤ブリーフ。車を燃やす。走れメロス。双子。発砲。プラトニックラブ。
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盗られた奴は
誰かのを盗り返し
この世のチャリには
ひとつだ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
正当な続編。レプリカントは電影少女の夢を見るか?
ラヴちゃんはジョイちゃんを踏み潰すなんて野蛮なことをせずに、あそこはアドミ権限でジョイちゃんを初期化するべきであった。「お買い上げありがとうございま>>続きを読む
おいデニス・ホッパー。煙草クソまずい!。足の裏。ワキゲ。Political correctness無視。自堕落なブルジョアが無産者を蹂躙する。"テス"の原作初版本。ポランスキーに学び事前に年齢を確認す>>続きを読む
自分以外、だれもビートルズを知らない世界。
Googleでヒットしないものは、この世に存在しないことになるという、John Lennonも Imagine できなかった世界。
予告編にいたアナ>>続きを読む
歌詞がヘンなビートルズ『抱きしめたい』。すみませんドイツ語&本物とはわかりませんでした。物まねの人の替え歌と思ってました。
つづいて、英語を喋るひっとらぁ伯父さん登場!
うかつにも、彼はヒトラ>>続きを読む
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あの兄妹が、えなりかずきと工藤静香に見えた。お父さんはソン・ガンホに見えた。
半地下家族は、宮本輝『避暑地の猫』を事前に読んでおくべきだったか。
あちらは火、こちらは水。
中学生の時に『未来世紀ブラジル』に殴られた身としては、ギリアム監督の悲願の新作ということで、やや義務感で観に行ったのが正直なところではあるが、爺さんまだこんなことやってるのかと、なんだか嬉しい。
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赤キャップ。私には『パリ、テキサス』のトラヴィスの生まれ変わりにしか見えません。どちらも手錠癖あるし。
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同部屋の爺さん。「服は脱げ」という実に中途半端なアドバイス。「脱いだ服は窓の外へ投げろ」>>続きを読む
Abbey LincolnとMax Roachはご夫婦でしたね。忘れてた。
たまに、つまらなそうなお子さんもいるところが、本当っぽい。