りさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

り

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ある用務員(2020年製作の映画)

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直前に黄龍の村を観たせいか硬派寄りなバイオレンス娯楽作品だったので驚きました。渋い、の方がニュアンス的には近いかも?青年漫画っぽさもあります。そしてなんといってもアクションがかっこいい!

敵サイドが
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黄龍の村(2021年製作の映画)

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予告編を劇場で見て興味を惹かれたのと、今をときめく阪元監督の世界を体験してみたくて鑑賞しました。
いやーとても面白かったです!

水石さんテニミュ出てた人じゃ〜ん、おっさん少し中邑真輔に似てんな〜、村
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fOUL(2021年製作の映画)

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音楽ドキュメンタリー&かっこいいポスターに惹かれ、fOULなるバンドのことは何も知らない状態で鑑賞しました(活動期間が私が赤ちゃん〜小学生の頃だったようなので知る由もないわけなのですが…)。

一見す
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ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)

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劇場ではタイミング合わず観られなかったので録画で。
こんなにロマンチックな結末だとは〜!

現在なのか未来なのか過去なのか?途中からわけわからなくなってしまったんですが、細かいところは理解できずともこ
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クリーン、シェーブン(1993年製作の映画)

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初めから最後まで圧倒的な負のオーラが漂う作品。笑顔になれる場面は多分30秒くらいです。

ただ主人公にとっては地獄でしかない脳内のノイズ、その手の音楽が好きな自分としては非常に楽しめました。すごい閉塞
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PITY ある不幸な男(2018年製作の映画)

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まあ分からんでもないというか、例えば学校に松葉杖ついてったときの謎ヒーロー感を醜悪に煮詰めたらこうなるんですかね。
冒頭からただの不幸なおじさんでは済まない狂気が見え隠れしていて、不気味な緊張感があり
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コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

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編集と画面の格好良さは流石です。
自分はけっこう楽しめましたが、やはり内輪ノリな感じもしてしまいますね。
元ネタや出演者の背景を全然知らない人が見たらどんな評価になるのかとても気になります。

イギー
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裏窓(1954年製作の映画)

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おっさんとおばさんとお姉さんがお向かいさんの窓を覗き見してはあたふたしてるだけなのに物凄く面白い作品です!
事件と全然関係ない人間ドラマも気になっちゃったりなんかして、ご近所の噂好きおばさんになった気
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行き止まりの世界に生まれて(2018年製作の映画)

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キアーが言っていたように、一種のセラピーを見ているようでした。

貧困と暴力の連鎖から抜け出せず、未来に希望なんて持てない毎日。生きていると実感できるのは仲間とスケボーをしている時だけ。
でももう大人
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死なない夫(2019年製作の映画)

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旦那が軽油をゴクゴク飲んでいる宣伝画像に惹かれて鑑賞しました。
どれだけイカれた作品なのか?勝手に色々妄想していたのですが…ホラーというよりはブラックなSFコメディですかね。
山に埋めに行くまではめっ
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映画 太陽の子(2021年製作の映画)

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ドラマは未視聴です。
善悪・道徳・倫理観
自分が本当にやるべきことは何なのか
自分の人生をどう生きるのか
戦争という異常な環境におかれていたとしても、最後は全部自分が選んで自分の責任でやっていくしかな
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ディナー・イン・アメリカ(2020年製作の映画)

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ラブコメとしてはまあまあ面白いくらいでしたが、性格が全く違うはずの2人がそれぞれの心に飼っているパンク精神に惹かれあいリスペクトしあう的な関係が熱かったです。
バスケのシーンは可愛らしかったですね〜。
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オアシス:ネブワース1996(2021年製作の映画)

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oasisのネブワース公演が最高で最強で伝説なのは当然なのでライブパートに関して書くことは無いのですが、
今回のドキュメンタリーに関して特に素晴らしいと感じたのは、主な語り部が当時公演に参加した観客達
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ヴィヴィアン・マイヤーを探して(2013年製作の映画)

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昨年、東京で展示会が開催された際に話題になっていたのを思い出しDVDで鑑賞しました。

作品から醸し出される暖かさと冷たさが入り混じった独特の雰囲気そのままに、ヴィヴィアン自身も複雑な人物だったのです
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イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

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ハンス・ランダとかいう超名悪役を生み出した傑作。最後にきちんと制裁されるところも含めて魅力的です。
言語&ジェスチャーネタにより巻き起こる悲劇と喜劇、ツォラーの勘違い坊ちゃんぶりとショシャナの執念深さ
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インセプション(2010年製作の映画)

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公開当時、渡辺謙がハリウッド映画に出てる!という1点のみに惹かれて映画館に観に行ったところ、自分の頭が悪すぎて「???」で終わってしまったので再チャレンジしました。

2回目だと階層を整理しながら追え
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きみに読む物語(2004年製作の映画)

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ノアとアリーがどうやって結ばれて今に至るんだろーと気になって仕方がなかったのですが
ロンがめちゃくちゃデカい漢で泣けます…。
ノアの献身を絵に描いたような漢っぷりもこれまた泣けます…。
私は女性ですが
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だれもが愛しいチャンピオン(2018年製作の映画)

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健常者のおっさんコーチが期限付きで障がい者のバスケチームを指導するお話ですが、
決して説教臭くなることなく真っ当な感動コメディーになっていて良きでした。

彼らをどこか下に見ていたコーチが徐々に見方を
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ドリームガールズ(2006年製作の映画)

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子供の時に見たっきりだったので半分どんな話か忘れていたのですが、結構なドロドロ描写にびっくり。
ディーナはもちろん、裏主人公エフィの歌唱力が半端なさすぎて鳥肌たちまくりです。
心地よい音楽と華やかなス
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サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

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ジャンルごちゃ混ぜなので色々な見方ができるとは思いますが、私はハダシ監督と凛太郎くんの師弟愛?恋愛?映画仲間愛?とにかく愛でいっぱいの関係がすごく素敵だなと思いながら見ていました。

「あなただからこ
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屋敷女 ノーカット 完全版(2007年製作の映画)

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レンタル版のなんとも言えないガッカリ感が払拭されており、ストレスなく楽しめました。
反対に、既に無修正版を視聴済みの方は別にスルーで良いかもです。

個人的には家で見るからこそ恐怖が倍増する作品だと思
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アウシュヴィッツ・レポート(2020年製作の映画)

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アウシュヴィッツ強制収容所、第二次世界大戦中はあんなに恐ろしい場所である事実は公になっていなかったのですね。
または当時のナチスドイツがあまりに強大すぎて、誰もが自分を守るために見て見ぬふりをしていた
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マーターズ(2007年製作の映画)

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スプラッター描写一つ一つはとても好きですが、話が単調すぎて集中力が続きませんでした。
これ系の作品はストーリーに興味が持てなくても画の勢いで押し切れるところがありますが、最低限の合う合わないって大事な
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ダーティハリー(1971年製作の映画)

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クリント・イーストウッドめちゃくちゃ渋くてかっこいい!
音楽が渋くてかっこいい!
ストーリーもアクションも画面も渋くてかっこいい!

もうかっこいいしか言葉が出てこない
そんな映画!
大好き!(語彙力
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見知らぬ乗客(1951年製作の映画)

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メリーゴーランド高速大回転シーンのインパクトが強すぎて思わず爆笑してしまいました。
うちの小学校に回旋塔という遊具があったことを思い出します。みんな一度はぶっ飛ばされて怪我してたなあ…と。

見知らぬ
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僕のワンダフル・ジャーニー(2019年製作の映画)

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犬はおろかペットも飼ったことがない身なので、自分の経験と重ねて共感するというよりはベイリーとイーサンの友情を見守る気持ちで前作に引き続き楽しめました。

なんやかんやでご都合主義的なところは多々ありま
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17歳の瞳に映る世界(2020年製作の映画)

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ストーリーは至ってシンプル。
ペンシルベニアに住むオータムが従姉妹のスカイラー付き添いのもとNYにこっそり中絶手術を受けにいくお話。それだけです。
ただ驚くほどにリアリティがあります。これがフィクショ
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

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いい意味での予告編詐欺に遭いました笑。

夜な夜な釣った男や大学時代の知人達を次々と断罪していくキャシーさんの手口、復讐モノにありがちな「いや気持ち分かるけどやりすぎ違いますか…(ドン引き)」といった
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きっと、星のせいじゃない。(2014年製作の映画)

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よくあるお涙頂戴系の恋愛映画かな?と半信半疑ながらにBDを再生したのですが、意外にも爽やかで前向きな気持ちにさせてくれる作品でした。

病に侵され死に向かっていく若者達があくまで自然体に青春を謳歌する
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狂猿(2021年製作の映画)

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プロレスに興味がある人ならほぼ確実に名前は知っているであろうデスマッチのカリスマ、葛西純選手。
私は葛西選手の試合を生観戦したことがなく、両国ピーターパン2014のDVDに収録されていたタッグマッチが
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ライトハウス(2019年製作の映画)

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ホラーというよりも怪奇譚という感じでしょうか。

孤島という閉鎖空間
威圧的で反りの合わない上司(しかも頻繁に屁をこく)
罪の意識
悪天候
先の見えない不安と恐怖
アルコール
止まない霧笛とカモメの鳴
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MAMA(2013年製作の映画)

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ストーリーは日本映画的な物悲しさもあり面白かったです。
リリーちゃんは本当のお母さんをほとんど覚えていないはずですし、アナベルに心を開きつつあったとはいえあのラストで良かったんじゃないでしょうか。後味
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ヘルレイザー/リターン・オブ・ナイトメア(2002年製作の映画)

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ヘルレイザーシリーズでやる必要性を感じないストーリー。
もっとサスペンス要素強くしてジェイコブズラダー系に振り切った方が面白くなるかも。

呪怨(1999年製作の映画)

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呪怨シリーズは私の苦手なビックリ要素が強そうという先入観があり、これまであえて避けてきました。

ホラー好きの映画友達から強く勧められたのもありVシネ版を恐る恐る観た次第なのですが、これが中々面白い!
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やすらぎの森(2019年製作の映画)

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それぞれの事情を抱えながら森で暮らす老人たち。
孤独になりたいというよりも、自分自身の命に向き合いたいという気持ちの方が強かったのかもしれません。

様々な人生のあり方を描いていることでうっすら光の見
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