りさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

り

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ハッチング―孵化―(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

自我の目覚め(反抗期)と、毒家族や虐待の連鎖をクリーチャーの姿を借りて表現している映画なのかなと思いました。
ママの脚にもそっくりの傷跡がありましたが、もしかして…?

画はきれいながら精神的にしんど
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嘆きのピエタ(2012年製作の映画)

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生前は色々とありすぎたキム•ギドク監督。
金獅子賞を獲った作品とのことですが、欧米の方にはどのように感じられるのか非常に気になるところです。

韓国は儒教に加えて(独自の)キリスト教の影響も色濃いのが
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インフル病みのペトロフ家(2021年製作の映画)

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原作がロシアのベストセラー小説なんですね、知りませんでした。
これが元々文字だけだったなんて…逆に凄くない?!笑
すごく興味が湧いております。読んでみたい。

LETOのときはカッコつけやがって〜と感
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バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画をつくったら~(2021年製作の映画)

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大杉漣さんが(そして大杉家の風ちゃんが)ご存命だったころから大ファンだった私としては、ありとあらゆる場面で愛やリスペクトが感じられてすごく温かい気持ちになれました。

映画やドラマになれば、大好きな場
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ダイナソーJr./フリークシーン(2020年製作の映画)

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Green Mindしか聴いたことがない私には、バンドの歴史をざっくり知れる良い機会でした。3人とも和解できたようで何より。しかしながら正直面白くはなかったかな…。
完全にファン向けのドキュメンタリー
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フリー・ガイ(2021年製作の映画)

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何となくゲームの世界がテーマというのに興味が湧かず観ていなかった(笑)のですが、たまたまWOWOWでやっていたので。

いやー単純に面白かった!し、いい話だったです!映画館だったらもっと迫力がすごかっ
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TITANE/チタン(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

前半パートは期待通りの内容だったので純粋に楽しめました。男きもっ!よだれ汚い!痛い!手汗やばい!わー面白い!って感じです。

ただ中盤以降から徐々に、これやるなら繊細さを全面に押し出して作って欲しかっ
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ポゼッサー(2020年製作の映画)

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もっとカオスみ溢れるストーリーかと思っていたのですが、意外に堅実(地味ともいう)だったなという印象です。
もう2度と見たくない!タイプかと思いきや、繰り返し見てられる作品でした。

ゴア描写はそこそこ
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ベルファスト(2021年製作の映画)

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脚本賞っていわれるとちょっとよく分かりませんでしたが、シビアなテーマながらも悲惨になりすぎない、不思議な後味でした。
笑顔のシーンが多いからかな?

ニュースでは殺伐とした情報しか流れない中、実際には
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ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

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何で私だけ…というフレーズが何回かでてくるのですが、LGBTQだけに限らず登場人物みんながそれぞれ抱えているものがある描写がされていたところが良かったと思います。
なぜだかお友達のりんちゃんが一番印象
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ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

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色々と教訓を得られる作品だとは思いますが、アニメーションがあまりにも強烈すぎてなかなかスッとは入ってこないですね。
こんなにカロリー(気力)を消費する1時間半のアニメーションある?笑

始終心がザワザ
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白いトリュフの宿る森(2020年製作の映画)

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キノコ類が大の苦手なわたくしですが、ポスターから抗い難い癒しの波動を感じたので鑑賞しました。
メインはトリュフハンター達と(みなさんおじいちゃん)大切な仕事仲間であるワンちゃんの日常風景です。ドキュメ
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クレッシェンド 音楽の架け橋(2019年製作の映画)

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アンサンブルをやったことがある人ならよく分かるであろう「相手の目を見て呼吸を合わせる」ことの重要性。そしてオケにおいて必ず要求される「音を調和させる」という基本中の基本。

個人としては実力のあるプレ
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はやぶさ HAYABUSA BACK TO THE EARTH(2011年製作の映画)

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はやぶさ関連の講演会と連動して上映されていたものを観賞。

ドキュメンタリーやニュースではやぶさの開発〜帰還ストーリーは何となく頭に入ってはいたのですが、最後大気圏で燃え尽きてしまうシーンはやはり涙が
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ザ・ミスフィッツ(2021年製作の映画)

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よく言えば実家のような安心感。

どこかで見たような設定
どこかで見たようなキャラクター達
どこかで見たようなカーチェイス
そしてどこかで見たようなラスト…

まさに午後ローを煮詰めたような午後ロー笑
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スカーフェイス(1983年製作の映画)

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冴え渡る暴力シーン!何度見ても面白い〜。
主人公が自分に正直に大暴れしてくれるおかげで、救いの無いストーリーなのにとても楽しく見ていられます。

派手な場面の多い作品ですが、泡風呂で独り言を呟くシーン
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ブラックボックス:音声分析捜査(2021年製作の映画)

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劇場の音響で重低音とノイズをがっつり浴びることができる喜び!最高だ!
いやーしかし疲れる話でしたな笑

主人公が非常に有能かつ人間的には難ありなところもありで、やっぱり妄想なんじゃない?と疑いたくなっ
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エル プラネタ(2021年製作の映画)

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とてもおしゃれ!女子が好きそう!

でも同時に単調な場面も多いので、この空気がハマるかどうかで評価が分かれそうです。私は映画館でキチンと座って、というよりは深夜のソファーでだらだら見たほうが面白いんじ
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

音楽が良いとか画面のセンスが良いとか社会的メッセージがどうだとかトーマシンちゃんとアニャちゃんのビジュアルがあまりにもつよいことは語るまでもないかと思いますので、個人的MVPのジョン君について書いてい>>続きを読む

悪なき殺人(2019年製作の映画)

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感心する…どころか怖すぎ!最後のチャットの場面は哀れすぎて鳥肌立ちました笑
ネットは正しく使いましょう。

あの偶然が重なるだけだったら殺人には結びつかないですよね。
どいつもこいつもちょっとずつよろ
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天才ヴァイオリニストと消えた旋律(2019年製作の映画)

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ミステリーというよりは信仰や相互理解の難しさがテーマのように思いました(邦題…)。

家族同然に育ったとしても、根底には当事者と同胞にしか分かち合えない感情・価値観があるよねというのがドヴィドル失踪の
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パーフェクト・ケア(2020年製作の映画)

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ロザムンド・パイクは声の説得力がすごいですね。あの声と喋り方で迫られたらもう勝てる気がしません。

アウトレイジもびっくりの『全員悪人』映画でしたが、特にマーラの金を搾り取る手口がギリ合法(ですよね?
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ショップリフターズ・オブ・ザ・ワールド(2021年製作の映画)

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ストーリーには全然乗れませんでしたが、安心と信頼のThe Smithsがずっと流れ続けるので最後まで楽しめました。というか映画を楽しんだのではなく音楽を楽しんだ感じがすごいです。
音楽以外何も心に残り
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Gorillaz:ソング・マシーン・フロム・コング(2020年製作の映画)

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ちょうど去年くらいに配信されていたGorillazのスタジオライブ。全3公演あったうちの1つが劇場で上映となりました(どれかは分からなかった…1か2のどちらかです)。
もう既に見た映像ではありますが、
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茲山魚譜 チャサンオボ(2019年製作の映画)

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ソル・ギョング主演とあってはもう見るしかねえと思いたち鑑賞。
パラサイトの家政婦さんやエクストリームジョブの班長も出てます。

謙虚に学ぶことの尊さが描かれている作品。韓国の歴史を全然知らなくても、日
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ダ・ヴィンチは誰に微笑む(2021年製作の映画)

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これは予想外に面白かったです!
美術品としてというよりも、ビジネスや政治の道具として扱われる1枚の絵画がどのような行く末を辿るのかを見守るドキュメンタリーでした。

もはや庶民の我々には想像もつかない
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ボストン市庁舎(2020年製作の映画)

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映画館で見てよかったです。
というのも、映像がひたすら淡々としており且つかなりの長丁場だから…笑

超個人的な話になりますが、大学で社会学専攻だったためテーマや内容自体はとても興味深く、期待通りの面白
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Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

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公開当時に映画館で。

ストーリーにひねりがあるわけでもなく、一見冴えないけど実はめっちゃ強いおっさんが暴れまくっているだけのやつです。
が、そこは流石ジョン・ウィックのスタッフ+監督がハード・コアの
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リトル・ガール(2020年製作の映画)

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LGBTQや性別違和について取り上げられることが多くなった昨今ですが、実情は整備・対応が全く追いついていないことがよく分かりました。

サシャはただ心が女の子で身体が男の子に生まれただけなのに、本人と
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BECKY ベッキー(2020年製作の映画)

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主演ルル・ウィルソンさんの演技のおかげもあり最後まで楽しめましたが、説明不足だったり(あのカギ結局何だったの?笑)見どころのゴアシーンが暗すぎてよく分からなくなっていたり…どうにも中途半端な感じがして>>続きを読む

アミューズメント・パーク(1973年製作の映画)

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啓蒙作品です!というのはとてもよく分かりましたが、それって貴方(ロメロ監督)の趣味ですよね?と言いたくなる描写も散見されますので、これは物議を醸しても仕方がないかなと思いました。

全体を通して非常に
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マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

みんな大好きジェームズ・ワンの新作!

オープニングクレジットが超かっこよくワクワクしていたのですが、前半は私の苦手なデカイ音で脅かしてくる系の要素が強く、あぁ〜失敗したなあ…嫌いなやつかも…と思って
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コレクティブ 国家の嘘(2019年製作の映画)

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患者さん達のあまりに痛々しい姿や人命を軽視した医療がまかり通っていることが悔しくて、涙が出ました。
今作におさめられている内容だけでは何も解決していなくて、結局これが現実なのか…という無力感に襲われま
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パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

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笑ってハラハラできてホロリとして胸キュンできて最後にはハッピーになれるお洒落映画です。
つまりとっても素敵な映画です。ありがとう。

サラがなんとかループから抜け出そうと試行錯誤しまくる一方、ナイルズ
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マルジェラが語る“マルタン・マルジェラ”(2019年製作の映画)

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ブランドは超有名だけど、考えてみればファッションデザイナーとしてのマルジェラ氏は知らないなあと思って鑑賞しました。

声と手とメガネしか出演されていませんが、なんだかそよ風みたいな方…(伝われ)。
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