snowappleさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

2.0

ITの指すものは、心の中の闇。
成長の過程で持つコンプレックスや後悔を乗り越えられない心に姿を現わす。
本当に怖いのは、目に映るものなのか?それとも…

三度目の殺人(2017年製作の映画)

4.5

真実はひとつで誰もが真実を知りたがるのにその真実に闇を投げかけるのも誰かである。
万人を幸せにする真実は難しい。真実とは、大なり小なり誰かの闇を持って存在するものなのだろう。
産まれてこなければよかっ
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リリーのすべて(2015年製作の映画)

4.0

愛には、いろいろな形がある。異性への愛。同性への愛。子供への愛。動物への愛。愛に基準はない。どの愛が正しくて、どの愛が間違っているなどと誰も審判を下すことなど出来ない。ただ真っ直ぐに向けられたものこそ>>続きを読む

ザ・クリーナー 消された殺人(2007年製作の映画)

3.0

どんな残酷な出来事もいつか過去となる。
それは、物理的なことであって当事者は、そこからただ時間だけが過ぎただけ。
どんなことも自分で克服するしか術はない。
でも、周りで支えてくれる人達の影響も大きいと
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

5.0

這い上がる者は、苦しみを知っているがゆえにもっと上をもっと上をと野望を抱いてしまい本当に大切なものが見えなくなってしまうことがある。
でも、這い上がる者は、どん底に戻ってもその苦しさを経験している強み
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午後8時の訪問者(2016年製作の映画)

4.0

他人には大したことないことが、自分の人生を変えるほどの後悔になることがある。させてその逆も。
日常の取るに足らないことが他人の人生を左右することになる。
しかし、同じことであってもそれはまた受け止める
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パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド(2007年製作の映画)

4.0

どうすることもできない愛。海の男が、選ばなくてはならない運命。それでも、自分の決めた道を進む姿は、カッコいい!
うわべの上下関係の支配は脆いが志をひとつとする仲間の上下関係はなんとも硬い。
何のために
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パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト(2006年製作の映画)

3.6

捨て身で挑む者は、強い!
持とうと努めて持つ信念はどこかでぶれてしまいがちだが、それしかないと持つ信念は不滅。
自分の手に入れたいもののために持ち続ける信念は、誰にも止められない。

パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち(2003年製作の映画)

3.5

真の賢者は、その能力をひけらかさず人生を楽しんでいる。
でも、自分を信じて自分の信念を貫き通す。
どんなにカッコ悪く見えたとしても自分の守るべきもののためならば、自分が納得できることであるならば、それ
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海よりもまだ深く(2016年製作の映画)

3.9

何かを諦めなければ幸せにはなれない。
人は多かれ少なかれ何かを諦めながら生きている。でも、諦めるのは何か貫きたいものがあるから。その貫き続けたものこそが、その人の人生を幸せにするものなのかもしれない。

シャッフル(2007年製作の映画)

3.5

『今、生きていることが奇跡』
毎日当たり前にあるものは、実は当たり前ではない。でも、そのことに気付くのは、それを失った時。かたちあるものは、いつか壊れてしまう。人の命もいつかは終わる。人はそれをわかっ
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余命1ヶ月の花嫁(2009年製作の映画)

4.0

自分の死期を感じたとき人は何を想うのだろうか?
健康であればやりたいこともできるだろう。
限られた時間の中で限られた行動範囲のなかで後悔のない時間を過ごすなど到底できない。
だからこそ生きている時間、
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39 刑法第三十九条(1999年製作の映画)

4.0

人を殺めた人間でも人権は守られる。そしてその原因が心神喪失であった場合その犯罪さえ保護される。確かに、心神喪失者はそうなるまでに辛い経験をしているケースが多いがだからといって人を殺めていいことにはなら>>続きを読む

葛城事件(2016年製作の映画)

4.0

同じ家に住む人間を家族と必ずしも家族と呼べるわけではない。
分類という意味では家族なのかもしれないが、家族には言葉では表すことのできない絆があるものだと思う。
それは、家族によってかたちの違うものだか
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人間失格 太宰治と3人の女たち(2019年製作の映画)

4.5

太宰は本当に自分の好きなように生きたのか?
複数の女性と同じ時期に付き合うには、太宰は優し過ぎるのでは。。。
女性たちは、他に女がいることを知りつつ自分は一番愛されてると疑わなかっただろう。最終的に女
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TAJOMARU(2009年製作の映画)

4.0

家柄や身分のために自由に生きられない者がいる。
身分が低いために手に入らないものを求める者がいる。
でもどちらも同じ人間で心がある。
どちらも手に入らないものを嘆くより、心を壊された絶望を味わったとき
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イニシエーション・ラブ(2015年製作の映画)

2.5

恋愛に「永遠」という言葉は、必須だと思う。
夢中になっているときは、永遠を誰もが信じているもの。
壊れたときは、永遠なんて所詮あり得ないと嘆く。
でも、永遠なんてないと思ったはずなのに新しい出会いに永
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阪急電車 片道15分の奇跡(2011年製作の映画)

4.0

人は、1日に何人の人とすれ違っているのだろうか?
ただ、記憶にも残らずすれ違う人、ただ一方的に興味を持つ人、お互いに何かを感じる人、感じたことから会話を交わす人。
一日に数えきれない人と関わり合って生
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昼顔(2017年製作の映画)

3.5

「幸せになろうとは思っていない。ただ、彼と一緒にいたいだけ」
我儘で身勝手な恋と批判されるだろう。
でも、心が離れても結婚しているからと縛り付けることは身勝手ではないのか?
確かに恋愛と結婚は、責任の
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