snowappleさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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娼年(2018年製作の映画)

4.0

食欲は、不味くても空腹は満たされる。性欲はsexすれば満たされるだろうか?
たしかにそれで満たされる場合もあるが、性欲は精神を満たすことに重きをおく場合がある。若い時は、それだけではね返せた不安が歳を
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友罪(2017年製作の映画)

4.0

自分の大切な人を殺されたらその犯人をどこまで許せるだろうか?たとえ罪を悔い更生したとしても許すことはできないと思う。
自分の大切だと思う人が殺人犯だったら、自分と過ごした中の大切だと思えた時間を全て無
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家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。(2018年製作の映画)

4.0

人それぞれ価値観が違う。同じ事が不快にも心地よくにも感じるし、同じ食べ物を美味くも不味くも感じる。それぞれ全て自分を基準に判断するから相手を受け入れられないことがある。でも少しだけ相手の価値観の理由を>>続きを読む

嘘を愛する女(2018年製作の映画)

4.0

愛する人の全てを知りたいと願うのに知り得た事実が受け入れられないこともある。知らなければ昨日と同じまま過ごせていたのに…でもそれは、ただ自分が思い描いていたものと違うだけのこと。それを乗り越える苦しさ>>続きを読む

リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

4.0

家族の絆は、たとえ永遠の別れがきても途絶えることはない。たとえ少ない時間しか過ごすことができなかったとしても家族に愛された思い出は、いつまでもいつまでも心に残り永遠の絆になるのだろう。姿が見えなくなる>>続きを読む

悪女/AKUJO(2017年製作の映画)

4.5

守るべきものができると人は、弱くならざるを得ない。しかし、守るものが傷つけられたものの執念は計り知れないものとなる。感情を全て捨てた人間にも心はある。逆に感情を捨てた人こそ本当に信じられるものを探し続>>続きを読む

グリム・アベンジャーズ(2015年製作の映画)

2.0

時空を超えた戦いをおとぎ話のキャラクターにあてた作品。微妙なキャラクター設定だが、おとぎ話の現代版と思って観ると納得。ヒロイン達も現代版になると強い!おとぎ話の女性も自立している感じ☺

帝一の國(2017年製作の映画)

3.5

女性は往々にして目に見える達成に喜び、それを守ることに幸せを感じる。男性は、目に見えないものを得るために頑張ることに幸せを感じ達成をゴールとしない。現実にはないだろう笑える世界のストーリーではあるが、>>続きを読む

ブルーハーツが聴こえる(2016年製作の映画)

3.0

理性的ではないけど、誰もがこころに描いている純粋な気持ちが、現れているブルーハーツの唄にのせて「うん、わかる!」と感じるようなオムニバス。普通に考えたらカッコ悪いのに本当にできたらカッコいいと思える生>>続きを読む

進撃の巨人 ATTACK ON TITAN END OF THE WORLD(2015年製作の映画)

3.0

闘いは勝利をおさめることだけが素晴らしいのではない。勝利の為に失ったものの大きさを考えたら手放して喜べない勝利がある。しかしそうやって人は沢山のものを得てきた。小さな限られた世界から夢や希望を自分の思>>続きを読む

羊の木(2018年製作の映画)

3.0

先入観で何かを見てはいけないけれど、やはり知ってしまった事実を無にして見ることはできない。犯罪者は、刑期で罪を償うのではなくリスクを背負った再スタートをしなくてはならないことで罪を償っていくものなのか>>続きを読む

進撃の巨人 ATTACK ON TITAN(2014年製作の映画)

3.0

平和な世界の外にまだ知らない世界があると知ったらどうするだろうか?
平和な世界にはない魅力に触れてしまった時平和なせかいが、窮屈で住みづらい世界に変わるのだろう。しかし、新しい何かを手に入れる時代償は
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祈りの幕が下りる時(2017年製作の映画)

4.5

子供が邪魔となり捨てていく親がいる。子供を守るために捨てるかたちをとる親がいる。 周りからみればどちらも同じように映るのだろう。人は、自らにふりかかったことのない不幸を蔑む。当事者にしかわからない闇を>>続きを読む

8年越しの花嫁 奇跡の実話(2017年製作の映画)

4.0

諦めないこと。信じること。容易いことではない。でも、ゴールはその先にしかない。病は、一瞬で今まで積み重ねてきたもの全てを崩してしまい、人の儚さを感じるがその病にさえ勝てる人の強い心があることも凄いこと>>続きを読む

去年の冬、きみと別れ(2018年製作の映画)

3.5

少しずつ掛け違えたボタン。愛するあまりに重荷になった別れから全てが始まってしまった。何もかも与えることが愛ではないのにそうすることしか出来ないが故に最悪の事態になってしまう。復讐で何かうまれるわけでは>>続きを読む

おかあさんの木(2015年製作の映画)

4.5

戦争に行くことを名誉とし、大切な息子の出征を悲しめば非国民と罪人扱いされる時代。その時代を想えば私はなんと幸せなのだろうか。戦争の無益さを改めて実感させられる作品である。母親にとってどんな立派な勲章よ>>続きを読む

夫婦フーフー日記(2015年製作の映画)

4.0

当たり前に過ぎていく日常には、実は沢山のかけがえのないものが詰まっている。家族であっても本当の気持ちはわからないもの。二度とともに同じ時間を過ごすことができないから伝えられることも生きている時には、明>>続きを読む

愛を積むひと(2015年製作の映画)

3.5

人は、誰でも大切な人と二度と会うことができない別れを経験する。その大切さの重みは別れた後で初めて認識できる。去っていく者はきっとやり残した沢山の想いを持ち、残された者は伝えられなかった沢山の感謝を持つ>>続きを読む

ビリギャル(2015年製作の映画)

4.0

人間誰でも無限の可能性を持っている。
出来ないというのは、努力が足りなかったか、どこかで無理だと思ったからだと思う。何かに挑戦する時、まず気持ちは100%を少しも下回ってはならない。努力の足りなさは決
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嫌な女(2016年製作の映画)

2.8

自分の価値は、大抵の場合自分の価値観で自分が評価したものに過ぎない。私はこういう人間だからというのも実のところ自分が思っていることであって、実際周りの人たちがそう評価しているかなんて確認したわけでもな>>続きを読む

ラストレター(2020年製作の映画)

4.0


運命の恋とは必ずしも結ばれるとは限らない。
一生の中で心に深く残る恋をそう呼ぶのだろうか?
憎しみあって別れたとしても、共に過ごした時間の中に生まれたものは必ずあると思う。結果はどうであっても人生の
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楽園(2019年製作の映画)

4.0

都会の慌ただしさのない自然が溢れる田舎。
人と人との繋がりも深く、他人でも困ったら助け合いまるで家族のような暮らしのある場所。
誰もが楽園と呼ぶのにふさわしいと思う。
しかしながら、慌ただしい都会に住
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ロマンスドール(2019年製作の映画)

3.5

ラブドール=いかがわしいものとつい思ってしまう。
世の中にあるものは、必ず作る人がいて使う人がいる。
その人たちが何を想っているかを考えながら見ることは少ない。
一般的なイメージで判断しがちなことは正
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エルネスト(2017年製作の映画)

4.0

自由とは何であろう?自由を作るのは、人であり、自由を奪うのもまた人である。自由とは、何かの犠牲があって成り立つものなのか?確かに何か犠牲を払って自由を手に入れることはあるが、その何かが人の命であっては>>続きを読む

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

2.5

水の形に決まりはない。人それぞれでも誰も違和感を覚えない。人の形と言われたら誰もが認識できる形がある。そこに色がついたら?特性を加えたら?それは、法で定められたものではないけれど覆せる確固たる理由があ>>続きを読む

鋼の錬金術師(2017年製作の映画)

4.0

人は、いつか死が訪れるから人間なのだろう。残された者はどんなに苦しくても受け入れなければならない。そのモラルを破れば大きな代償を背負うこととなる。
永遠に続く命であれば…そう思う事が悪いことではないと
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DESTINY 鎌倉ものがたり(2017年製作の映画)

4.8

心がとっても暖かくなる。
自分の目で見えているものを素直に受け入れる。簡単のようで一番難しいのかもしれない。人は、体裁や周りの評判を気にしてしまいがちだが、自分の感じるまま正しい行いを持って生きる人は
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終の信託(2012年製作の映画)

4.0

人は、産まれてくる時も最期の時も選ぶことは出来ない。死を自ら選択したものは自殺とされ、たいてい道徳から外れた扱いとなる。また最期の時を人に託せば殺人と扱われてしまうことになる。法に人情などというものが>>続きを読む

駆込み女と駆出し男(2015年製作の映画)

4.0

自分達の想いだけで結婚できない時代、離縁はより一層難しいことだったのだろう。まして女の地位が低い中、寺への駆け込みは決死の覚悟がいたのでは?夫婦間の問題は、外に露見しない分他人が判断するのは簡単なこと>>続きを読む

エスケープ・ルーム(2017年製作の映画)

1.0

絶対に信頼できる友達、恋人、伴侶、そんな相手が何人いるだろうか? それでも大抵の人は、相手に疑念を抱いても口にはしないだろう。更に心のなかは、見えないからどんなに酷い想像をしても気付かれない。いや、現>>続きを読む