タナキクさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

タナキク

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とんび(2022年製作の映画)

4.0

劇場で見逃してしまいAmazonプライム・ビデオで鑑賞。
予告編見た時に泣かされるだろうな〜とは思っていましたがその通り終始涙が出てしまいました。
昭和時代は当たり前だった父親像、今この時代に見ると新
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沈黙のパレード(2022年製作の映画)

3.7

容疑者Xの献身〜真夏の方程式〜禁断の魔術(最近放送されたSPドラマ)を見てからの劇場鑑賞です。
ガリレオシリーズは初めての劇場鑑賞、巧妙なトリックは劇場の大スクリーンで見ると迫力がありますね。

今回
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真夏の方程式(2013年製作の映画)

3.8

前回作品の映画化された「容疑者xの献身」を鑑賞、その流れでその次の作品も一気見してしまいました。
この作品もじつに面白い!
途中、すこし間延びしてしまう場面もありましたが終盤以降〜ラストまでの展開はや
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容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

4.0

原作の小説をこの作品が公開される前に読みました。
今から15年ほど前の事ですが衝撃的な内容だったと記憶しています。
今回、沈黙のパレードが公開されるとの事でガリレオシリーズに興味を持ち原作の内容も忘れ
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アキラとあきら(2022年製作の映画)

4.3

長年仕事をしていると必ずぶつかる壁があります。
自分自身、そう若くはないですが色々な経験をしてきたのでそれと照らしながら見入ってしまいました。
理想と現実とのギャップは常にあります。それをどう乗り越え
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

3.8

上映前から話題となっていた作品で興味があり鑑賞しました。
日本でも存在する赤ちゃんポスト、これには賛否両論の意見があります。
この作品のテーマとしては非常に難しいのですがその結論が出る事はなく見る側に
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20歳のソウル(2022年製作の映画)

4.0

予告編を見てこれは劇場で見るべき作品!と感じました。
吹奏楽演奏シーンの音響迫力はやはり劇場に敵うものはありません。
ストーリーについては他の皆様も書かれているので割愛しますがとにかく高校生の若いエネ
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SING/シング:ネクストステージ(2021年製作の映画)

4.0

洋画はいつも字幕を見ますがこの作品に限っては吹き替え版の方がキャストが豪華で歌声の聞き応えあります。
前作は劇場での鑑賞機会を逃してしまいましたので今作の公開が決定した際には必ず劇場で!と思っていまし
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生きるべきか死ぬべきか(1942年製作の映画)

4.0

本作の公開された時代、自分は生きていませんがその約80年後に同じような事が起きようとしている現実があります。

厳しい状況下でもユーモアを忘れずにそれでいて強烈な社会的なメッセージを発するこの作品には
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運び屋(2018年製作の映画)

4.0

心に沁みる映画でした。
実話がベースとなっている内容で幸せのあり方を考えされられました。

笑えるコメディでもないし派手なアクションもない、しかし随所に出てくるイーストウッドの物憂げな表情や周囲の家族
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海の上のピアニスト イタリア完全版(1998年製作の映画)

4.0

自分が一番好きな映画「ニューシネマパラダイス」の監督ジュゼッペ・トルナトーレとモリコーネ音楽のこの作品、やはり素晴らしかったです。

約170分という長い時間ですが随所で流れる効果的な音楽が物語を飽き
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コンフィデンスマンJP 英雄編(2022年製作の映画)

4.0

毎回、騙しのレベルが上がっている気がします。
観ている側も何が真実が分からなくなるストーリー展開、最高でした。

ダー子、ぼくちゃん、リチャードのトリオは最高です。
毎回現れる敵キャラも手強い、そして
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コンフィデンスマンJP プリンセス編(2020年製作の映画)

4.0

前回作品(ロマンス編)を先週見ました。
現在上映中の最新作を劇場で見る前に2作目の今作品を見ておきたい、と思い鑑賞。

ドラマ編はリアルタイムでは見ておらずFODで追っかけ鑑賞中ですが登場人物たちのク
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リトル・ダンサー(2000年製作の映画)

4.0

U-NEXTで間もなく配信終了との情報を見てこのタイミングで鑑賞。
1984年のイギリスの田舎町、バレエに魅かれた少年が夢を追いかけるお話。

今でこそ多様化の社会が容認されていますがこの当時には性差
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家へ帰ろう(2017年製作の映画)

3.8

アマゾンプライムでの予告編見て興味を持ち鑑賞しました。
アルゼンチン〜スペイン〜パリ〜ワルシャワへとつながるロードムービーでその土地での人々との出会いや優しさにじんわりと心が温まります。

主人公が戦
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コンフィデンスマンJP ロマンス編(2019年製作の映画)

3.8

ドラマを見ていなかったので映画だけ見て理解出来るかどうか、と思っていましたが実際に鑑賞したらそれでも十分に楽しめました。
出演者皆の演技が素晴らしい最後の最後までまんまと騙されました!
このシリーズは
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.5

予告編に魅かれて鑑賞、泣かせる内容なんだろうなーとは思っていましたが予想以上に魅せられました。
やはり歌の力っていうのは凄いですね。
随所に散りばめられた名曲の歌唱力シーンには心打たれました。
また無
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天地明察(2012年製作の映画)

3.7

U-NEXTで間もなく配信が終了すると知り鑑賞。
江戸時代に旧来から使われている暦を正しく改めて作った方のお話しです。
学校の歴史授業でも習った記憶がなく教科書では通り過ぎてしまう出来事ですが改暦とい
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人生、ここにあり!(2008年製作の映画)

4.0

発達障害という事が世に認識されるようになったのはここ最近ですがそれよりも前の時代にあった実話ベースのイタリア映画です。

コメディタッチで描かれていますが精神疾患のある方が一般社会と共存する難しさが描
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.7

上映された時に見たいと思っていましたがタイミング合わず近くの劇場では終了してしまいました。
しかしゴールデングローブ受賞した事によりこの作品の注目度が増し再上映される事になり鑑賞出来ました。

作品の
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アパートの鍵貸します(1960年製作の映画)

4.0

今から60年ほど前の映画でモノクロですが多くの賞を受賞している作品で評価通り名作でした。
画像がカラーでない分、俳優たちの演技はその分見応えあります。
ラブコメデイという言葉くらいしか知識がない状態で
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博士の愛した数式(2005年製作の映画)

3.7

淡々としたリズムで進む物語、穏やかな音楽とゆったりとした気持ちで見れた作品でした。
数学っていうのは答えが決まっていてそれをどう導くか、頭の固い難解なイメージがありました(自分の得意科目でなかった事も
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スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

4.0

あらすじだけ目を通して何となくサクセスストーリー物かな、と思って鑑賞しましたが実際にはそうではなく様々な問題を提起されている内容でした。
スラム出身の主人公がクイズ番組に出て正解を出すまでの様子が回想
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マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

3.8

キムタクと長澤まさみの共演、そしてその他の出演キャストも豪華・個性的でハラハラしながら楽しく鑑賞出来ました。

お客様を信用するのが仕事の基本のホテルマンと人を疑う事が基本の刑事がお互いに相棒となり最
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ビリーブ 未来への大逆転(2018年製作の映画)

3.8

今から50年ほど前のアメリカ社会においても性差別が合法だった、という事実に驚きました。
この作品を見なければ知らずにいるところでした。
今では当たり前の事のようになったものもそれを変えるには先人たちの
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ピザ!(2014年製作の映画)

3.6

ピザを食べたい!と思う気持ちだけに突き動かされて行動する主人公2人の子どもの演技力が良かったです。

コメディー的な要素がある笑える映画なのかな、と思って見始めましたが見終えた感想は『心の豊かさとはい
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男はつらいよ 夜霧にむせぶ寅次郎(1984年製作の映画)

3.8

北海道(道東)が舞台、季節もちょうど良い初夏頃で雄大な自然も垣間見えます。
変わらぬ自然の風景と変わりゆく東京のコントラストも対照的です。

今作は今までとは趣きが異なる展開でした。
しかし寅さんをは
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おとなの事情 スマホをのぞいたら(2021年製作の映画)

3.7

原作を以前に視聴、今回は日本版を見ました。
ストーリーは原作で見て把握していましたが出演者が日本の俳優陣となるとより現実味ある印象を受けました。
現代社会には欠かせないスマホ、そこには大量の個人情報が
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リスペクト(2021年製作の映画)

4.0

アレサフランクリンの事は名前を知っている程度の予備知識でしたが予告編での圧倒的な歌唱力に心動かされて映画館で見るべき、と思い鑑賞しました。
聞いたことのある曲の数々、それが生まれるのは色んな状況や経緯
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そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

4.0

何気なくテレビで番組宣伝をしているのを見てキャストが良いので…という理由がキッカケで作品に興味を持ち劇場にて鑑賞しました。
泣かせる内容だろうな、と事前の予告では思っていましたが中盤から後半〜ラストに
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MINAMATAーミナマター(2020年製作の映画)

3.8

教科書にも出てくる日本の公害で知っている『水俣病』。
しかしわずか数行で記載されている教科書だけなので社会的な背景や今なお苦しんでいる人々が居るという事は理解されていないのが現実です。

たまたま見た
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

3.7

タイムスリープもので何度も今と過去が交差しますがとても分かりやすく話が進むのでテンポ良くついていけました。

過去は変えられないけど明日(未来)は変えられる!
そんな事を教えてくれた作品です。

ラス
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サマータイムマシン・ブルース(2005年製作の映画)

4.0

最初の20分までは展開を理解出来ず???
という形で進みますがそれ以降は話が繋がってきてテンポ良く話が進行します。
コミカルで軽いノリで思わず独り言で突っ込んでしまうくらい話にのめり込んでいきました。
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赤い闇 スターリンの冷たい大地で(2019年製作の映画)

3.8

昨年、上映公開された時に話題となり興味を持っていました。
ホロモドールという言葉はこの作品を見て初めて知りました。
人工的飢饉…なんて今では考えられない世の中ですがもしかすると貧富の差による人工的な災
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ムヒカ 世界でいちばん貧しい大統領から日本人へ(2020年製作の映画)

4.0

豊かなお金持ち=幸せではなく心の豊かさが大事と思っていましたがこれを見て考えさせられることが多々ありました。
とても心に刺さるフレーズが盛り込まれていました。
色々な経験をしたからこそ言える言葉もあり
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砂の器(1974年製作の映画)

4.0

名作として聞いたことはありましたが今まで鑑賞機会がありませんでした。
あまり予備知識は入れず松本清張の有名作品という事しか知りませんでしたが鑑賞終えての感想は一言にすると『魂のこもった作品』でした。
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