タキオンさんの映画レビュー・感想・評価

タキオン

タキオン

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.5

近年はハリウッドに御株を奪われっぱなしだったが、世界水準のゴジラが本邦において誕生したことは喜ばしいことだ、と思った。
作中で語られる太平洋戦争観も、昨今の歴史修正論者達の偏見に惑わされていない点に好
>>続きを読む

シティーハンター(2024年製作の映画)

4.0

冴羽獠の二面性を、鈴木亮平が見事に演じ分けていたし、森田望智の香も、香にしか見えなかった。是非シリーズ化してほしい。

名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊(2023年製作の映画)

3.5

過去の二作品よりも面白かった。
ミステリーの舞台は、これぐらいこぢんまりとしていたほうがいい。

怪物(2023年製作の映画)

3.5

羅生門スタイルを採用するべきではなかったと思う(芥川&黒澤タッグに敵う訳がないので)。

ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

真田広之の活躍を期待していたのだが、バットマン・ビギンズの渡辺謙ばりの短命っぷりに拍子抜けした。
途中間延びした感があったけれど、ラストの決闘シーンは見応えがあった。

アントニオ猪木をさがして(2023年製作の映画)

3.0

「どうせ最後には猪木が勝つ」と思っていた子供時代の僕は、ビッグバン・ベイダーを応援していたことを懐かしく思い出した。

パンケーキを毒見する(2021年製作の映画)

3.0

赤旗への取材が印象的だった。
『妖怪の孫』とセットにして金曜ロードショーで放映してもらいたい。

新しき世界(2013年製作の映画)

3.0

ファン・ジョンミンお目当てに鑑賞(コクソン超えならず)。
囲碁の先生(ソン・ジヒョ)の存在感にやられた。

ザ・キラー(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

「組織」がショボ過ぎる点をのぞいては楽しめた(ルーティーンを重んじ、常に心拍数を気にかけているという〈弱さ〉の垣間見える殺し屋像は新鮮だった)。

Shohei Ohtani - Beyond the Dream(2023年製作の映画)

3.0

タスクを言語化する(紙に書き記す)ことの重要性を、あらためて痛感させられた。

悪人伝(2018年製作の映画)

3.5

登場人物たちのキャラ立ちっぷりが凄かった。

殺人の告白(2012年製作の映画)

3.5

途中の「わちゃわちゃカーチェイス」と「毒蛇inプール」以外のパートは惹き込まれた。

アガサ・クリスティー ねじれた家(2017年製作の映画)

3.5

終わり方が絶妙だった。
この映画の気品の高さは、ヒロイン役のスティファニー・マティーニに依るところが大きいと思った。

妖怪の孫(2023年製作の映画)

4.0

サブカルを満喫するためにも、このドキュメンタリーを観て、選挙に行こう。

シャドウ・イン・クラウド(2020年製作の映画)

3.5

予想の遥か斜め上を行くトンデモ展開に驚かされっ放しだった。

ホイットニー・ヒューストン I WANNA DANCE WITH SOMEBODY(2022年製作の映画)

3.5

ホイットニーについて知っていた情報(点)が物語(線)に変化した(ボビーが期待どおりのチャラ男っぷりを発揮してくれた)。
30年前に福岡ドームの外野席から見た豆粒のように小さな彼女(当時30歳)を思い出
>>続きを読む

ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.0

ラッセル・クロウ扮するガブリエーレは魅力的だったが、ストーリーにもう少しひねりが欲しかった。

キース・リチャーズ:アンダー・ザ・インフルエンス(2015年製作の映画)

2.0

見る前と後とで、キース・リチャーズについての理解度がほとんど変化しないという点において、ある意味稀有なドキュメンタリーだと思った。

ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語(2023年製作の映画)

3.0

ミッシェル・オスロのアニメを観ているかのような、不思議な世界観に魅了された。

戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-02 震える幽霊(2012年製作の映画)

3.0

今回は、1作目のドタバタ劇とは打って変わってキレイにまとまっていた。

コンジアム(2018年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

ビックリ系だった。

サイレントヒル(2006年製作の映画)

2.5

ゲームのように、主人公ハリーをショーン・ビーンに演じて欲しかった。

ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

3.5

「バットマンといえばマイケル・キートン」な世代の自分にとっては、『ザ・フラッシュ』は感涙ものだった。
ラスト「そういえば、この人もバットマンだったっけ」と大爆笑(いっそのことバットマンリーグをやったら
>>続きを読む

X エックス(2022年製作の映画)

3.5

A24の『ミッドサマー』は酷評したけれど、今作は凄いと思った(個人的評価は、『シャイニング』に匹敵する傑作)。前日譚の『パール』が楽しみだ。

恐怖の報酬 オリジナル完全版(1977年製作の映画)

2.5

クオリティ的に今観るのはかなり辛い映画だったが、ところどころ物凄い迫力のあるシーンがあったので何とか完走することが出来た。

屋敷女 ノーカット 完全版(2007年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

ラストの警官復活(しかもゾンビ化?)からサラ襲撃のくだりがマジで意味不明だった。

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

全てが性急に過ぎた。
庵野監督には「巨大」と「災害」という二つの要素が不可欠なのだ、と悟った。
長澤まさみが面白かった。

トレジャーハンター・クミコ(2014年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

ウサギのブンゾーのことが気になって仕方なかった。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

大叔父の積み木をもっと増やしてもらいたい。ゲーテだって『ファウスト』を82歳で書き終えているわけだし。

ワム!(2023年製作の映画)

3.5

当時は、80年代のミュージシャン達の暑苦しさに嫌気が差していたけれど、今振り返ってみると、キラ星のごときスター達(揃いも揃ってキャラが濃すぎる)が忽然と乱立した、まさに奇跡のような時代だったんだなぁ、>>続きを読む

>|