若き日のジョニー・デップのクロップドトップス(ヘソ出しスタイル)が一番衝撃的だった。
「手」のいじらしさが、観ていて切なかった。
本体より「手」の行く末が気がかりだ。
コクソンの祈祷師役を超えるインパクトをファン・ジョンミンに期待していたのだが、祈祷師には遠く及ばずだった。
白竜兄貴がちょい役で出演していました。
リーダーになってはいけないやつばかりがリーダーになってしまうのはなぜか? その問いの答えは、「リーダーに向いているやつが世の中に存在しないから」なのだろうと、この映画を観てふと思った。
シューマッハは、フェアプレイ精神の大切さを教えてくれる反面教師として、今後も語り継がれていくのだろうな、と思った。
自分と折り合いをつけるのは、他人と折り合いををつけることよりも難しい。ということを見事に物語っている映画だった。
使い古されたテーマでも、見せ方次第でこんなに面白い映画になるのか!と驚かされた。ライアン・ジョンソン恐るべし。
フェイ・ダナウェイの眉毛が針のように細かったり、バート・ヤングの台詞(返答)の和訳が「ようがす」だったりと随所に古臭さを感じたが、アラフォーのジャック・ニコルソンの精悍さが、それら全てを払拭してくれた>>続きを読む
映画『孤狼の血』のベースとなった作品だ、という白石監督の発言を目にしたので鑑賞した。
松方弘樹が、物凄い大音量でお茶漬けを啜るシーンが印象的だった。
前作と比較すると全体的にスケールダウンした感が否めなかった。
ストーリーさえ良ければ、もっと鈴木亮平を活かせたかもしれない、と思った。
このレビューはネタバレを含みます
ラストシーンの桃子の服装が、それまでのイメージと違い過ぎて「???」となってしまったけれど(台詞も浮きすぎ)、その点を除けば完璧だったと思う。役所広司の演技が素晴らしかった。
GOTのヒロイン、エミリア・クラークがヒロインを演じています! 若ハン・ソロとチューバッカとの出会いや、ランドとの出会い、ミレニアム・ファルコン入手経緯など、今まで語られていなかったエピソードが満載で>>続きを読む
程度の差こそあれ、日々目の当たりにしている権力の腐敗と、それに抗おうとする良心の呵責とのせめぎ合いを、あらためて見せつけられているような切り口が素晴らしかった。
30年ぶりぐらいに鑑賞。あらためて観てみると、三田佳子と薬師丸ひろ子の演技に鬼気迫るものがあった。
ラストの決闘シーンはさすがに手に汗握ったけれど、そこに至るまでの過程(三者三様の視点の提示)は、黒澤の『羅生門』のそれと比べると、やや迫力に欠け、単調さばかりが目立った。
死んだはずのあの人が実は生きていたり、実はあの人にもう一人兄弟がいたり……がすんなりと受け入れられるのなら、実はブライアンは死んでいた、と言っても誰も驚かないんじゃないか?
怒るべきときに怒る、という当たり前のことが映画になってしまうということは、日頃僕たちが怒るべきときに怒れていないからなのだろうな、と思った。
かつてジョンが、リンゼイ版『Let It Be』を観た感想として、「僕たち3人(ジョン、ジョージ、リンゴ)がゴロツキのようにしかみえない」というような発言をしていたけれど(事実ゴロツキのようにしかみえ>>続きを読む
「ガラス細工のように繊細な学生時代の友情は、いつか壊れてしまうからこそ儚く美しい」と、思わず懐旧の情に浸った。