yoruichiさんの映画レビュー・感想・評価 - 63ページ目

スペル(2009年製作の映画)

3.3

ホラーじゃなくコメディ笑。 ちょっとでもホラーが苦手、不快な物を観たくないというので無ければ 楽しめる。主人公のクリスティンは 完璧な良い子ではないが 特に悪い事をしていないのに 悲惨なことに。その辺>>続きを読む

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

5.0

普通に生きる、一番難しいことが基本のテーマ。凄い映画だった。アニメーションだが画面の情報量の多さに圧倒される。
資料が少ないのに 忠実に再現しているとのこと。主人公達の生きる姿勢も美しい。
もう二回く
>>続きを読む

大統領の料理人(2012年製作の映画)

3.0

実話ベースの話。お袋の味的な料理を作っているらしいが手が込んでいて驚いた笑。
全てが美味しそう、味の想像不可なのに笑。大統領の料理人時期と南極基地の料理人時期とが交互に進んでいく。料理は 人間相手に作
>>続きを読む

ダゲレオタイプの女(2016年製作の映画)

4.8

黒沢清カラー炸裂。不穏な空気満載だった。お馴染みのカーテンと古ぼけた建造物、どこの国だかわからなくなる街並み、
引き込まれる。多少ホラー色有りだが画面作りは 美しい。個人的にはラストの場面は
観たくな
>>続きを読む

手紙は憶えている(2015年製作の映画)

3.8

いろいろと考えさせられる内容、単純な復讐劇ではないので 重い。情報無しで観賞して正解だった。戦争物は風化させないためにも多くの人に観て欲しいと思う。少しだけ流血場面があるが グロさが苦手な人でも
>>続きを読む

プラトーン(1986年製作の映画)

4.1

久しぶりの観賞。全く古臭く感じないことに驚いた。当時もかなりの評判だったが
年数が経ってもこの迫力、凄い映画だと思う。更に驚いたのは ジョニー・デップが出演していた!たまに過去を振り返るとこんな驚きに
>>続きを読む

ビッグゲーム 大統領と少年ハンター(2014年製作の映画)

3.2

テロに狙われたアメリカ大統領をフィンランドの少年が救う。アクションコメディ。
ツッコミどころ満載笑。Fワード言わない弱いサミュエル兄貴が大統領ってとこですでに笑える。いろんなとこから落下するのに割と無
>>続きを読む

天使と悪魔(2009年製作の映画)

3.5

インフェルノ上映のため 予習。
コンクラーベをニュースで観たのを思い出した。善悪の見境なく何か信じる力というのは パワーが凄い。宗教にも欠点があるのは、人間にも欠点があるから。困った時の印籠みたいな文
>>続きを読む

ダ・ヴィンチ・コード(2006年製作の映画)

3.5

再鑑賞。長いが毎度楽しめるのは ややこしくて全てを脳内に記憶できていないせいかもしれない笑。純粋に信じて心身共に捧げて生きてきた人にとっては 一瞬にして全てを否定されるテーマ。子午線にしても自国を通っ>>続きを読む

NARC ナーク(2002年製作の映画)

3.5

期待せずに観賞したら 当たりだった。
いろいろと追い詰められた刑事のバディ物。画面作り方も伏線の置き方も良し。
全体的に暗くて重くて寒い。めでたしめでたしの終わり方でも無いが二転三転するストーリーが面
>>続きを読む

ラスト・タイクーン(1976年製作の映画)

3.2

ジャック・ニコルソンが普通の人を演じているのを初めて観たような気がする。
ロバート・デ・ニーロ、若いのに存在感がある。フィルム時代に活躍したプロデューサーの映画。セットにも味がある。華やかな裏で心身共
>>続きを読む

カリフォルニア(1993年製作の映画)

3.4

ブラピの悪役が最高。ダメ人間ぷりが凄まじい。刺されても顔潰されても銃で撃たれても笑顔を見せる辺りは ゾッとする。
観終わった後 切なさが残る映画。

ファーゴ(1996年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

実話であるから始まる。しかし、どうやら実話で無いらしい。実話のが面白いじゃん!的な発想らしい。そうとは知らずに
不幸なことが起こってしまったのが残念。
映画としては 喜劇にも悲劇にもなるいい作品だと思
>>続きを読む

ライフ・イズ・ビューティフル(1997年製作の映画)

4.2

演出が巧み過ぎてずるい。前半の明るすぎてどちらかと言うと近くに居て欲しくないくらいのくせ者が 後半こんなお父さん 最高じゃん!と思わせる。敢えて残虐な場面と戦争場面を出さずに史実を表現。こちらが勝手に>>続きを読む

エミリー・ローズ(2005年製作の映画)

3.4

悪魔なのか刷り込みなのか精神の病いなのか。その場に居合わせないと判断は難しい。信じるか信じないかはあなた次第ですのフレーズが聞こえてくる笑。数を数えるのと夜中の3時がしばらく気になる…。

パプリカ(2006年製作の映画)

4.0

筒井康隆の世界観を映像で観てみたいと思っていたら観れた笑。しかもカラフルで軽くオシャレに笑。クセになるアニメ。

インセプション(2010年製作の映画)

3.8

夢の夢の夢と深過ぎて 何度観ても初見な気持ちになる。ストーリーの組み立てが複雑なのに なんだか辻褄が合ってる心持ちになってしまうから不思議。ラストの駒は揺らいでいるように見える、現実であって欲しい。

許されざる者(1992年製作の映画)

3.6

勧善懲悪の西部劇をぶち壊したことで話題の映画。誰に対しての許されざる者なのか。登場人物に悪しかいない。人権、権力、暴力などの批判があり 西部劇特有のガンファイトも揶揄してしまう。クリント・イーストウッ>>続きを読む

シン・シティ(2005年製作の映画)

3.5

イライジャ・ウッドの狂気人、ハマってる。ベニチオ・デル・トロも最高!
こちらのバージョンのが面白い。殺人兵器ミホ、無双!

アルカトラズからの脱出(1979年製作の映画)

4.0

何度も観て結末わかっているのに、毎回ハラハラさせてくれる。現実なら、脱獄囚なんて応援しないのに笑。囚人服のピーコートがお洒落。

グラン・トリノ(2008年製作の映画)

4.4

移民、戦争、車、銃とアメリカの問題をテーマに頑固オヤジが人間との関わりを復活させる。無駄のない場面展開に引き込まれた。相変わらず、クリント・イーストウッドが一番いい役持っていった笑。かっこよ過ぎでズル>>続きを読む

ガンズ&ゴールド(2014年製作の映画)

3.4

ユアン・マクレガーの悪役っぷりが実に良い。ピリピリした感じがこちらにも憑依する。終わり方も綺麗でスッキリしたが
個人的には終わりが愛じゃない方が好きかも。

スター・トレック(2009年製作の映画)

3.6

新作公開のための予習。過去のバージョンは味わいがあるが、登場人物変わりスピード感もあって手応えある作品だった。

キャリー(1976年製作の映画)

3.6

子供の頃 この映画を鑑賞した時は 怖いホラー映画としか認識していなかった。
改めて観るとなかなか凄い映画だった。
ジョン・トラボルタが出てたことのが驚いた笑。土曜の夜にフィーバーする前だったから当時も
>>続きを読む

サンバ(2014年製作の映画)

3.0

移民、国外追放、精神的な病、祖国への仕送り。テーマは重いが軽く明るい演出なので楽しめる。解決しないままの終了ではあるが ひとまずめでたしめでたしのエンディング笑。派手さや過激さ無いので落ち着いて観られ>>続きを読む

ブレイクアウト(2011年製作の映画)

2.5

冒頭、ハズレ引いたかな?と思いながら
ニコラス・ケイジは なんかしてくれるだろうと待ってたけど。今回は 何もしてくれなかった笑。SECOMが優秀なことを確認できる映画笑。

神のゆらぎ(2014年製作の映画)

3.8

4つのストーリーがあることで絡み合うのと時空が前後するので 注意笑。
鑑賞前にエホバの証人という宗教理念を少し頭に入れてから観ると良い。何を信じ、誰を必要とし、どう生きるか。グザヴィエ・ドランには考え
>>続きを読む

無垢の祈り(2015年製作の映画)

4.0

この映画の存在を知り とても観たくてやっと公開されたので鑑賞した。衝撃がすごくてクラクラする。虐待されている少女が近所で起きている連続殺人犯を探す。その意味を勘違いしていた。ラストは涙が止まらなかった>>続きを読む

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(2011年製作の映画)

4.2

涙が止まらない映画。9.11による父親の死。それに加えてアスペルガー症候群の素因を持つ息子。そんな息子の辛辣な言葉を受け止めながら遠巻きに見守る母親。
この映画を観る前に 少しだけアスペルガー症候群が
>>続きを読む

私の少女(2014年製作の映画)

3.7

覚悟していたが二重、三重に重かった。
ぺ・ドゥナの女性警官、あることで左遷され心ここにあらず。警官なのに機敏さ無し。キム・セロン扮する少女ドヒ、常に下向きの日々。そんな2人が寄り添う。誰かの人生を助け
>>続きを読む

ザ・ファイター(2010年製作の映画)

4.0

クリスチャン・ベイル、いつもながらストイックな役作り。素晴らしい。
兄弟でボクシングの世界チャンピョンを目指す。回りに翻弄されながら頑張る弟とセコンドのヤク中な兄。家族も環境もダメダメ。そこから這い上
>>続きを読む