虻蜂トラヲさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

そこにいた男(2020年製作の映画)

3.4

短編映画を見たくて鑑賞。

俳優の芝居がとても良かった。
展開も多く楽しめた。

最後のシーンだけが訳がわからなかった。
あの終わり方はどのような意図があろうと、好みではなかった。

岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

3.7

ドラマが面白かったため気になり鑑賞。

ゾクゾクする怖さにワクワクした。

中盤まで全然ルーブルに行かないところや、設定の腑に落ちないところが多かった。
映画でなくドラマで良かった気がした。

キャラクター(2021年製作の映画)

4.1

前々から気になり鑑賞。

最近の日本映画では珍しいぐらい激しい描写あったように感じた。
展開もたくさんあり、なかなか面白かったと思う。

Fukaseという表現者の凄さを感じられる作品。
作中の部屋の
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名探偵コナン 沈黙の15分(クォーター)(2011年製作の映画)

2.6

コナンシリーズはほぼ見ているため残っている本作を鑑賞。

変な台本だった。
ありえないシュチュエーションや会話ばかりが出てきた。
もはやそれに突っ込んでみるのが楽しいくらいだった。

最後にカッコよく
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.2

これをずっと見たかった。
今作を見るためだけに他のスパイダーマンシリーズを全て見た。

全て見たから感じれる熱い展開の数々。
ここまでの長い道のりを見届けてきて本当によかった。

ただ、前作などを見て
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スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

4.1

3部作を見るための通過点として鑑賞。

前作を超えた面白さがあった。
スパイダーマンシリーズの中でこのMJが1番見ていて心動かされるのは僕だがだろうか…。

とことん盛大にやってくれる大胆さが良かった
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スパイダーマン:ホームカミング(2017年製作の映画)

4.0

このシリーズを見るためにまずはここから鑑賞。

アベンジャーズ系は信頼してみれるし、その信頼を裏切らない。
想像通り楽しくみれた。

新「M.J」の瞬間は流石に湧いた。

名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)(2023年製作の映画)

3.6

コナンシリーズはほぼ全部見ているため今回も鑑賞。

個人的には前回の作品の方が規模感が大きくて好きだった。
灰原哀をヒロインにしたことはナイスなのだが、「身が危ないよー」という宣伝で、本当に危なくなる
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嵐ケ丘/嵐が丘(1939年製作の映画)

3.6

ローレンス・オリヴィエの演技を気になって鑑賞。

途中に出てくる視線の表現力の高さには驚いた。
もっと色々な面を見たいと思わされた。

男女の恋愛における普遍的な感情が描かれていたと思えた反面、理解に
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.3

この監督の作品を気になっていたため鑑賞。

これが何なのかと言われれば凄く難しいのだが、斬新な切り口で面白く感じた。
『ゲット・アウト』の時も思ったが、恐怖の演出が本当に上手い。
久しぶりに怖いと思っ
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ペパーミント・キャンディー(1999年製作の映画)

4.4

知人の勧めで鑑賞。

最初のうちは、主人公の奇行に全くついていけず何も感じられなかったのだが、後半からの巻き返しが凄い。
1人の心優しい男を変えてしまったのは何なのか…その謎に迫っていく。

前半の訳
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The Witch/魔女(2018年製作の映画)

3.7

知人の勧めで鑑賞。

凄い角度からくるどんでん返しには驚かされた。

が、個人的にはあまりパッとしなかった。
謎が多すぎて(きっとそれがシリーズを追うごとに解決するのだろうが)、この作品単体での完結性
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レディ・バード(2017年製作の映画)

4.2

公開当時から気になっていたが、今更鑑賞。

この手の若者の日常や成長を表した作品の中では1番好みだった。
また、つかみが完璧だった。
リアリティがあり、懐かしさすら感じた。

シアーシャ・ローナンの素
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孤狼の血(2018年製作の映画)

4.9

知人の紹介から鑑賞。

とてつもなく面白く、好みだった。
ストーリーの流れも好きだし、俳優の芝居も上手かった。
見せ方も上手い。

これは名作だと思う。

機動戦士ガンダム THE ORIGIN I 青い瞳のキャスバル(2015年製作の映画)

2.7

ガンダムに興味を持ち鑑賞。

これは初期のアニメを見よう。
知ってると知っていないで楽しさが違うはずである。

これを先に見た分、世界観の理解が少し難しく、理解しきれなかった。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(2007年製作の映画)

2.3

シン・仮面ライダーを見て、庵野監督の全シンシリーズを観たくて鑑賞。

だが、もう続きを見る気はない。

ダイジェスト映像を見せられている感じがして、ついていけなかった。
シン・ウルトラマンの時にも感じ
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台風クラブ(1985年製作の映画)

2.9

昔から気になっていたため鑑賞。

あまりよく分からなかったというのが感想である。
人間の、若者の、衝動性的なものが描かれているのだと思うが、僕の心にはあまり刺さらなかった。
(やはり、ストーリー性を求
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名探偵コナン 灰原哀物語 黒鉄のミステリートレイン(2023年製作の映画)

4.2

新作コナン映画前の予備知識として見る必要があると思い鑑賞。

これと映画では直接的な関係はないと思うので、見なくても全く問題はない(はず)。

作品として非常に良かった。
期待を遥かに上回る面白さで正
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ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

3.7

昨年の話題作だったため鑑賞。

後半が良かった。
ワンピースを知らなくても楽しめる要素はある(知っている方がもっと楽しいだろうが、)。

噂通り、前半がLiveにしか見えず、そこはあまりノラなかった。
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グラン・トリノ(2008年製作の映画)

4.8

老人と青年、師匠と弟子的な作品が心底好きなため鑑賞。

素晴らしい作品だった。
なるべくして全てが起こっている本自体の良さもあるし、演出で的確に視覚化していく監督の手法もとても良かった。

見たいもの
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ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

3.3

何も考えずに見れそうと思い鑑賞。
実際にその通りだった。

色使いや世界観は良かった。
また、マーゴット・ロビーを他の映画で見たことがあるため幅の広さに驚かされた。

心を動かしたいポイントはしっかり
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名探偵コナン 緋色の弾丸(2021年製作の映画)

3.6

ずっと見たかった作品だった。

思っていたところとは違う着地の仕方をしていた。
もっと赤井さん家族にフォーカスした作品かと思ったら、意外といつも通りのコナン映画だった。

この後の作品である『ハロウィ
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.8

これがあまり良い作品でないことだけはわかる。
が、個人的に観ていてとても楽しかった。

難しい状況説明、早すぎる展開、謎のセリフや行動など、変な部分はたくさんあるのが、観ていてワクワクが止まらなかった
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ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

3.4

自分の体調的なところもあるのだろうが、
正直何が起こっているか全てを理解することができなかった。
誰が誰で何が起こっているかついていけなくなってしまった。

終わり方はとても好きだったが、他はあまりパ
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インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国(2008年製作の映画)

2.6

ディズニーシーでアトラクションを乗って、気になり鑑賞。

評判では聞いていたのだが、本当にあまり良くなかった。
お決まりのパターン、ご都合主義感が冷めさせる要因となっていた。
悪い意味で上手くできすぎ
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きみに読む物語(2004年製作の映画)

2.8

これが大人の愛なのだろうか、
個人的にはできすぎていたような気がしてしまったし、ヒロインの勝手さにはあまりついていけなかった。
一目惚れでここまでは凄い…

母親の人生が垣間見れたところはとても好きだ
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アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

3.9

最後があのような形になるとは…

父親であり、1人の人間でもある中で、戦場でしなければならない殺しの決断はとても思い。

良い作品ではあったのだが、すごく心を動かす何かはあまりなかった。

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.8

監督の別な作品を見て、今作を見ようと決めた。

音や音楽を操る演出が本当に上手い。
ただ、好みかと言われるとそうではないことに気がついた。

ストーリーは、個人的には少し出来過ぎていた気がした。
少し
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容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

4.5

無駄のない展開や言葉に心がずっと掴まれていた。
題名も含めて本当に良い映画だった。

攻めたな演出ではないが、始終「なるべくして起こっている」と思わせるフォーカスのさせ方が本当にうまい。

コンフィデンスマンJP 英雄編(2022年製作の映画)

4.2

どんでん返しが来ると分かっていても毎回面白く見えるところが本当に凄い。

ドキドキでき、クスッと笑えて、感動もできる。
全てが入っているとても素晴らしいエンタメ作品だと思う。

大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)

1.2

他の方が書いてくれているので、細かい言及はしない。


この映画を一言で言うなら
「なら最初からそうしろよ」です!

左様なら(2018年製作の映画)

3.5

親友の死、以降に高校生たちがどうなっていくかを描いた映画。
イベント事はほとんど起きずそこには高校生たちの日常があるだけなのだが、観れてしまう。

内容や見せ方がとても演劇的な作品だと感じた。

ブリキの太鼓(1979年製作の映画)

3.7

友人が企画・運営に携わった映画祭で鑑賞。

戦争映画なのだろうが、僕からしたらブラックコメディ映画だった。
実際にあった戦争という悲惨な出来事を扱いながらも、設定や登場人物たちの行動に思わず笑えてしま
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5つ数えれば君の夢(2014年製作の映画)

2.0

この作品を好きな人がいるのは理解できます。

ですが、僕はダメでした…
内容やセリフ的に今まで見てきた、学生演劇を彷彿とさせ、始終気持ちが下がってしまいました。

詩的なセリフの連打や、抽象的なストー
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スイング・ステート(2020年製作の映画)

4.4

友人からの勧めで鑑賞

ジャブのようなボケがさりげなくたくさん入っていて、アメリカのコメディで久しぶりに笑った。

内容も最後の予想外の結末に向かい綺麗に進んでいき、とても好みの映画だった。

これが
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

4.8

本当に好きな映画だった。
演出はもちろん、ストーリーも綺麗で見応えがあった。

見ていて主人公の女性の気持ちのように気持ち悪くなってくる手法がたまらない。
これはオススメの一本