虻蜂トラヲさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

4.3

実際にはありえないが、とてもユニークで良い設定だった。「ロック」と「学校教育」という反対のものを掛け合わせるストーリー展開はワクワクした。

もう少し先生という立場に立って生徒を際立たせてくれていたら
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みんなのいえ(2001年製作の映画)

3.6

日本喜劇らしい落ち着いたコメディ作品

キャスティングが最適で、上手い俳優ばかりでずっと楽しく見てられた。

個人的には家を作る過程で職人と芸術家が分かち合えていく姿を見たかった。家具の修理では今ひと
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ヲタクに恋は難しい(2020年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

正直見てられなかった。

何のために歌っているのかもわからず、また、本来この手の恋愛映画で見たい部分が一瞬で過ぎ去っていった。
何も始まらず、何も解決しない変な映画であった。

エンディングの『残酷の
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恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

4.4

監督のきめ細かい演出がとても素晴らしいと思う。
天気というものをとても大切にしたりと、人物描写がとても凝っている恋愛映画である。

大泉洋さんがただただ上手い俳優であるのも分かる、とても良い1作。

おんなのこきらい(2014年製作の映画)

2.5

定点アングルがとても多い映画。

普通ではそうはしないカットや、演出をたくさんしていた。
それが計算なら僕は好きだし、偶然なら奇跡だ。

バケモノの子(2015年製作の映画)

3.6

前半が本当に良かった分、後半にかけて失速してしまったように感じた。

細田監督の演出面はとても素敵で、多様な見せ方を持っている凄腕の演出家で勉強になる。

脚本の伏線回収やミスリードなどはとても良いの
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怪盗グルーのミニオン大脱走(2017年製作の映画)

2.4

「音楽の著作料金高いだろうなー」ということしか考えられなかった

名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

2.6

これは当たりの実写ではないだろうか。
ポケモン大好きな人からしたらこのメンツとこのグラフィックはたまらないはず。
バラエティ溢れるたくさんのポケモンが出てきてとても嬉しかった。

今作はストーリーもな
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ヴェノム(2018年製作の映画)

3.4

ただただ楽しむにはもってこいの作品
アクションもカッコいいし、驚くほどヴェノムが可愛すぎる。

『ジョーカー』などとは違って社会的だったり、普遍的だったりするテーマが有ればもっと良かったと思うそんな作
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アメイジング・スパイダーマン(2012年製作の映画)

3.9

監督によって扱う作品が同じでもここまで印象が変わるのかということを改めて気付かされた。
今作はスパイダーマンを暗めに作ったという感じ。僕はこちらの方が好きであった。

人間を丁寧に描いている分少しだけ
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スパイダーマン(2002年製作の映画)

3.3

王道でしっかりしたストーリーで良かった。演出も分かりやすく、視覚でしっかりと説明していく手法は見ていて楽しい。

内容がいい分、少し展開が早すぎてついて気になってしまった。この時間でこの内容なら、もう
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.9

ゴジラという人気キャラクターを題材に日本政府のあり方を描ききる技術力の高さが本当にすごい

難しいセリフや現象なども起こるが、なるべく多くの人が理解できるように演出面での工夫をしっかりとされている。内
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グリンチ(2018年製作の映画)

1.1

このレビューはネタバレを含みます

子供と遊んでいるついでに見ずに流しておくぐらいがちょうど良い作品

フリは長いし、登場人物の気持ちの変化も納得できない。
ナレーションが全てを口で説明してしまうから、画を観て想像する気すら無くなってく
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ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018年製作の映画)

4.0

必ずこれよりも前に1を見てほしい。

そうすることで監督の力が如実に分かる。明らかに恐竜という題材の使い方が違う。今作では社会的なテーマを色濃く出し描いている。
好みが分かれるかもしれないが、個人的に
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ボス・ベイビー(2017年製作の映画)

4.1

昔から、つくづくこのような発想ができる人は地味にすごいと思っていた。
子供の時した色々な妄想は大人になると捨ててしまうが、それを大切にしたクリエイターが作ったのが今作のはず。

吹っ飛んだところはある
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ジュラシック・シャーク(2012年製作の映画)

1.3

ここまでくると逆に面白い
何がダメとかではない、全てがダメなのだ

ジュラシック・ワールド(2015年製作の映画)

2.7

ご都合主義なところが多く目立つが、楽な気持ちで観れる映画

演出的にはとてもダイナミックに最大限やるべきことはやったのかと思われる。
商業映画の正解のような戦い方

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

3.2

ワンカットかのように見せる斬新な映画
ワンカットに拘ったためか展開のポイントとな大きい出来事も流れるように過ぎてしまい、分かりづらさもある。
演出するうえで何を大切にするかは本当に個人差なのだと思う。
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この子の七つのお祝に(1982年製作の映画)

2.2

このレビューはネタバレを含みます

世界観やストーリー自体はとても魅力的
話の構成がもう少し違ったら面白かったと思う。

今の流れだと、最初の方に大体の結末が読めるし、一応最後にある裏切りもそれほど面白みを増させるものではない。

「何
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.8

エンタメと芸術の両立ができているとても素晴らしい映画。

この物語の悲しさを、演出の華やかさが際立たせている。色遣いがとても上手く、見るべき場所が見事にフォーカスされている監督の技術の高さに感心させら
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ういらぶ。(2018年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

人間が出ていないように感じました。
この作品が認められてしまったらこの世はDVで溢れてしまうという危機感すら覚えました。

何もかもが気に入りませんでした。
歴代で1番口に合いませんでした。
申し訳あ
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LEGO(R) ムービー(2014年製作の映画)

4.7

友人の勧めで鑑賞

これは正直凄すぎる。
レゴという設定を余すことなく使い切っている。王道のストーリーで観客を油断させながらも、大きなオチを用意するあたりに脚本家、監督の腕の高さを感じる。

子供から
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仄暗い水の底から(2001年製作の映画)

4.5

個人的にはとても素晴らしいホラー映画だと思った。
ホラー映画の醍醐味は怖さだけではないストーリー性、そして、見終わった後に残る恐怖だと思っている。そう考えるとこの作品は名作だと思う。

このギリギリま
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スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

2.1

ストーリーの弱さが散々指摘されているが、異論は全くない。
登場人物たちの役柄と動機が噛み合っていなのが、個人的には残念だった。悪役というフォーマットを利用したものの、悪のままでは展開できないので一般人
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IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。(2019年製作の映画)

3.8

「良いホラー映画は怖いだけでなく、そこにしっかりとしたス人物描写と成長がある」
という言葉を昔に聞いたことがある。
そう考えると、良いホラー映画の分類に入ると思う。ただ、1作目が個人的に完璧だっただけ
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スポンジ・ボブ/スクエアパンツ(2004年製作の映画)

3.3

馬鹿馬鹿しすぎてこれはこれで良い
振り切っていて気持ち良い

この映画を人生の一本に選ぶ人はまずいない。それで良い、それが良い

チャーリーとチョコレート工場(2005年製作の映画)

5.0

子供向けだけでは決してない素晴らしい作品

チョコレート工場探検という題材を基に、家族とは何か、幸せとは何かを描いていくこのストーリー構成には感動

世界観が吹っ飛んでいて説明が必要なシーンもティム・
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シャイニング(1980年製作の映画)

3.9

ドキドキハラハラしてずっと見ていて楽しかった。

ホラー映画をまるでドキュメンタリー映画化のように淡々と撮るのは新鮮であった。
恐怖を煽るのもすごく上手い。

作家と演出が揉めるのはたまにあるが、これ
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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

3.0

世界観を作り込むとはこのことか…

内容はわかるが、これがなぜ通用して人気があるのか子供の僕にはあまりわからなかった

オーシャンズ(2009年製作の映画)

4.0

伝えたいテーマがあって、見せたい画があって…そのために一切の妥協をしなかった監督や撮影班には心から脱帽する。

その創作意思を持って生きて行きたいと思った。生半可な気持ちになったらまた帰ってこよう。

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.6

ただのアメコミではない社会派映画

脚本や俳優ももちろんだが、演出が光りまくっている。
音の入れ方、光の当て方、美術の作り方、全てが計算尽くされており完璧な作品

クロール ー凶暴領域ー(2019年製作の映画)

2.7

親子2人には死なないでほしいと心から願っていた…。

ストーリー的には可も不可もないアニマルパニックもの

海底47m(2017年製作の映画)

1.2

申し訳ない、好みでは無かったです。

見た後の絶望感が凄い

MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

2.6

アニマルパニック映画

人間の描き方や展開に悲しい部分あり

トレインスポッティング(1996年製作の映画)

2.9

犯罪映画

暗い時に流れている明るい曲、明るい時に流れている怖い曲というように音楽の使い方がいい味を出している。