月うさぎさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

天使にラブ・ソングを2(1993年製作の映画)

4.2

歌手デロリスが今度は閉鎖目前の高校の先生としてシスターに復帰?!
「天使にラブソングを」の続編としてウーピー・ゴールドバーグが再登場。
またまた元気なシスターとしてはじけた演技を見せてくれます。
1で
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天使にラブ・ソングを…(1992年製作の映画)

5.0

ウーピー・ゴールドバーグの代表作といえば、本当は「カラー・パープル」と答えるべきでしょうが、この映画の楽しさとウーピーのかわいらしさを思うと、やはり一押しはこちら。
原題はSISTER ACTですが、
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ドリームガールズ(2006年製作の映画)

3.8

60年代のアメリカのデトロイトに生まれたモータウン・レコードは、黒人音楽をベースにしたPOP音楽を全米規模で流行させたレーベルで、モータウン・サウンズとはソウルミュージックの代名詞でもありました。
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アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

3.0

ラストの結末にエー?!となる。腑に落ちない。ありえない。それはない。と感じた。
何故か?
シンガー・ソングライターはアーティストであり、もともと個人事業主だからだ。そして仕事仲間は敵ではない。音楽仲間
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マイケル・ジャクソン THIS IS IT(2009年製作の映画)

5.0

「世界に愛を取り戻そう」「地球を大切にしよう」
彼の他に誰がこんな大真面目で熱くストレートなメッセージに本気になれるだろう?
彼がいない今、誰がこの意志を貫こうとするだろう?

完璧主義という言葉が色
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ジギー・スターダスト(1973年製作の映画)

5.0

私が子供だった頃、デイヴィッド・ボウイは既にカリスマ・スターで、少女漫画家の間では特別なアイコンとして存在していました。彼女らの洗礼を受けてボウイを特別視するようになったのが、音楽を聴くようになるより>>続きを読む

デヴィッド・ボウイ・イズ(2013年製作の映画)

4.0

デヴィッド・ボウイの名はあまりにも有名だ。
日本を愛していたボウイは息子を連れて何度も日本に遊びに来ていたし、日本映画にも出演した。
しかし日本においての彼はその「戦メリ」か「レッツ・ダンス」のイメー
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パイレーツ・ロック(2009年製作の映画)

4.4

音楽バカが暮らす船の中は毎日が祝祭のようだった。酒、タバコ、ドラッグ、セックス、ジョーク、そして音楽&音楽&音楽。
これは、どうみたって男向けのおバカ映画だよね。なのに、ラストに感動しちゃいましたよ。
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ジャックと天空の巨人(2013年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

主人公よりも騎士エルモントがかっこいい。イザベラはエルモントと恋仲という設定の方が断然ロマンティックだったはずだ。
「家族で楽しめる作品だよ。笑えるし、このファンタジーとロマンスと冒険とともに展開する
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ヒックとドラゴン(2010年製作の映画)

4.4

甘すぎず、シビアすぎず、リアルすぎず。
大人も子供も観て損はない。おすすめです。
普通のアニメと軽く見ていたらラストで不覚にもホロリ涙が…。

安易な映画にありがちなキャラクターの不自然な豹変もなく、
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ネバーエンディング・ストーリー(1984年製作の映画)

4.5

イマジネーションの豊かさにうっとりしました。
夢のある愛らしいお話やユニークなキャラクター達に魅了され、少年バスチアンとアトレイユの美少年ぶりにただただ悩殺されていたのでした。特にアトレイユ役のノア・
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ネバーランド(2004年製作の映画)

4.4

美しい映画でした。観終わって、ほ~~っとためいきがでる感じ。
ジョニー・デップがまず美しいです。ほかの登場人物も。風景も。映像も。
情感があって、人物の奥行きも感じさせます。
例えば地味なシーンですが
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ダンボ(1941年製作の映画)

4.5

空飛ぶ小象!「ダンボ」を知らない人はいないですよね?
まだ言葉もわからない赤ちゃんに近いこどもでも、この映画の魅力はわかるみたいです。娘の幼少期に何度もリピートして観ていた映画で、ぬいぐるみもダンボが
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バンビ(1942年製作の映画)

5.0

生きとし生けるものの自然な姿を描き切った秀作。
誕生と成長。親子の愛。友情。性の目覚め。生と死。人間と野生動物の対立など。
起承転結のあるストーリーではなく生き物の真実が子供向けに表現されていて、成長
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ふしぎの国のアリス(1951年製作の映画)

5.0

子供というのは訳がわからなくても面白いものは面白いと感じるもののようです。
映画も原作も両方共好きでしたね~。

ディズニーの「不思議の国のアリス」は原作のイメージを損なうことなく、いい形で普遍なもの
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アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅(2016年製作の映画)

1.5

もはやなかった方がよかった続編
不思議の国の続編は鏡の国って思うでしょう?
違うんですよ〜。原作とは縁もゆかりもないストーリーでした。
監督もティム・バートンは降りている
キャラクターと出演者だけは一
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アリス・イン・ワンダーランド(2010年製作の映画)

2.5

カラフルで凝った映像世界を堪能できます
でも私はこの映画のストーリーには大変不満です。
女の自立は経済力っていうオチはアリスにはまったく似合いません。
バトルするアリスなんて観たいとは思わない。
ピー
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チャーリーとチョコレート工場(2005年製作の映画)

5.0

ロードショウでチョコレートのフレーバーが体験できるという宣伝に惹かれて六本木ヒルズの映画館へ行ったんです。
ホントにチョコレートの甘い香りがしました~。でももっとお腹を空かせていけばよかった〜。
映画
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くるみ割り人形と秘密の王国(2018年製作の映画)

2.5

キーラ・ナイトレイのシュガー・プラムがほとんどシンディ・ローパーでした!
メイキャップの力は凄いわと、彼女が言っていたけれど、こういうことかと納得でした。
バレエの「くるみ割り人形」は良く知っているの
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わたしを離さないで(2010年製作の映画)

3.5

人間性とは何か?とても考えさせられます

運命と闘わない事が理解できないとの声も聞こえてきますが、彼らだけではない。実は我々だって…国家権力や社会的差別とかそういう大きなものと闘う個人ってそんなに多く
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パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊(2017年製作の映画)

4.3

シリーズ第5作目の評判は上々。敵の強そうなこと!そして映像の進化の素晴らしさったら!

本作では前作「生命の泉」で起こった出来事がそのまま引き継がれている。
ビン詰め「ブラック・パール号」を大事に持っ
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パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉(2011年製作の映画)

3.5

ジャックもバルボッサも共に人を裏切る天才だ。これぞ「海賊」である証。
単なる面白くていい人ではいけないのである。また残酷なだけでも、海の男にふさわしくない。

永遠の生命をもたらすと言われる“生命(い
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パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド(2007年製作の映画)

4.5

ドラマ的に泣かせてくれますよね~。
イントロの重~い入り方も個人的には大好きです。
ジャックはうだうだしてはいても、最終的な決断をしなければならない咄嗟の判断はカッコいいヒーローなんですよ。前作でノリ
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パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト(2006年製作の映画)

3.6

前作の舞台から三年後。ウィルとエリザベスは結婚式の当日にジャック・スパロウ逃亡幇助の罪で逮捕される。解放の条件としてベケット卿に指示されたのは、ジャックの持つコンパスを手に入れる事。ウィルは、ジャック>>続きを読む

パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち(2003年製作の映画)

4.8

名作映画には必ずと言っていいほど名曲が付いています。「パイレーツ・オブ・カリビアン」も同様。メインテーマを耳にすればたちまち映画のワンシーンやジャック・スパロウの姿が浮かんできますよね。
シリーズはど
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バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3(1990年製作の映画)

5.0

3部作の鏡!1&2を下敷きにラストのおちまできれいにまとめた素晴らしい脚本。
1・2・3と見どころが違うところも決してマンネリにならないポイントかも。
1はアイディアに優れ、ハラハラと笑いのネタのバラ
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バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2(1989年製作の映画)

4.0


2015年10月21日。バック・トゥ・ザ・フューチャー2でドクとマーティーが行った「未来」の世界がこの日なんですね!
すごいですよ。車はみんな空を飛んでるし、スケボーは空に浮いているし、天気予報は秒
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バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

5.0

シネオケってご存知ですか?
映画のセリフや効果音はそのままに、劇中に流れる⾳楽をオーケストラが演奏。
巨⼤スクリーンとフルオーケストラの生演奏を、大劇場で体感っていうイベントです。
コロナで1年延期に
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フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

4.5

フォレストにまた会いたい。そう思わせてくれる素晴らしい映画。
ジェットコースター的なスリルはないけれど、この映画は観はじめるとなぜか目が離せなくなる。
どう転がるかわからないのが人生。
Mama al
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ターミナル(2004年製作の映画)

3.7

トム・ハンクスの名演がこの映画の一番の見どころでしょう。英語をまともに話せないヴィクターのもどかしさや喜怒哀楽が見事。
トム・ハンクスとスピルバーグが組んだ3作目の作品ということで、流れるように映画に
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トイ・ストーリー2(1999年製作の映画)

4.4

カウボーイのウッディと宇宙の戦士バズ・ライトイヤーの二人のおもちゃ達の友情と、人形の生きる道を描いた秀作アニメ―ション。

ウッディがヴィンテージの人形だったために、おもちゃ屋のアルにさらわれてしまい
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トイ・ストーリー(1995年製作の映画)

4.0

ピクサー社による世界初の全編フルCGの長編アニメ映画だそうですね。
今の映像の技術の進歩も日々すごいけれど、1996年という時代を考えたら、この映画は大したもんだと改めて思いました。

人形たちは本当
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ファインディング・ニモ(2003年製作の映画)

5.0

子供のために行った映画でノックアウト。親を直撃する映画でした。
いきなり泣けるじゃないのよ。どうしてくれるの?!
子供を庇いたいと過保護になるの、わかり過ぎるほど分かりますよ。それってダメ親だけどね。
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モンスターズ・インク(2001年製作の映画)

4.0

お化けのアニメ→お子様向け
キャラクター→いかにもアメリカンくさい
フルCG→アニメーションはやっぱセル画がいいよね。
こんなマイナス3乗思考の私が観てもなお、「面白いじゃないの!」と、先入観を吹き飛
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アイス・エイジ3 ティラノのおとしもの(2009年製作の映画)

3.8

人気シリーズ第3弾! なのですが、私はこれ一本を単独で観ています。
観る前は、マンモスなんてちっともかわいくない。こういうヘン顔の動物アニメって好きじゃないのよね。そう思ったのですが、なかなかどうして
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センター・オブ・ジ・アース(2008年製作の映画)

2.0

ジュール・ヴェルヌの『地底旅行』を元にしていますがそのままを映画化したものではありません。
ヴェルヌの小説が真実であると信じる「ヴェルニアン」といわれる人たちが、地球の中心が空洞になっていることを証明
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