ウホゴリラさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ウホゴリラ

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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

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痛みと喜びと諦めと希望がないまぜになったこういう青春映画が好きだ。どの登場人物も裁かないバランスも素晴らしかった。愛を持って人物を描くってきっとこういうこと。

きょうのできごと a day on the planet(2003年製作の映画)

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たまらなくよかった。
決定的なできごとは起こってもおかしくないけれど起こらない。もしこれが登場人物各人の一本のドラマであれば編集で落とされるに違いない1日を描いている。とはいえいつか訪れるかもしれない
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僕の好きな女の子(2019年製作の映画)

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男二人で取り残されて喋るシーンで、目を逸らさない大賀の強さと優しさは弱い人間にはトラウマもの。大賀側の背景まで浮かび上がってくる演技の厚みはただ事じゃなかった。とても強いシーン。
歌謡曲的な終わり方も
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上意討ち 拝領妻始末(1967年製作の映画)

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切腹に続いて現代の会社での出来事とあまりに地続きな世界が描かれる時代劇。
上役からの
気持ちはわかる、しかし〜
論法が繰り返し登場するのめちゃくちゃリアルで笑ってしまった。日本社会なんも変わってないん
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ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

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生まれつき恵まれた環境の子供だけに与えられた多様性の世界。
面白かったけど実在感のないユートピアって感じがした。

かくも長き不在(1960年製作の映画)

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鏡の前で踊るシーンが特にいい。
いつまでも戦後に辿り着けなかった人もきっとたくさんいたんだろうな。

アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

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スポーツ観戦にハマったことがないけどこういう魅力のものなのかな。人が頑張ってるのみるとついつい自分も鼓舞されてしまうことは確かにある。
映画館にいるおじさん達は自分含めみんな最後泣いていたと思う。

君が世界のはじまり(2020年製作の映画)

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久しぶりに映画選びをミスしてしまった。
セリフも演出も違和感だらけで全く乗れず…人にやさしくが流れるシーンとか恥ずかしさでこっちの気が狂いそうだった。
ただ初めて見た中田青渚さんの存在感はすごくてこの
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男はつらいよ 純情篇(1971年製作の映画)

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流しとくのにちょうどいいかなと思って見始めたけどとても面白かった。なにもかも今と比べて大らかだけど映画としての品質は今の日本の娯楽映画の大半とは比にならない高さ。
昔の日本の娯楽映画にはちゃんと大人が
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オープニング・ナイト(1978年製作の映画)

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どこまでが演技なのか見てるこちらもわからなくなってくる。

千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

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千尋が仕事を通して大人になっていく物語だけれど、両親がそもそもまともな大人に見えないのが面白い。信頼できる大人が必ずしもいるわけではない現実を生き抜いていくためには、自力で働くこと、そして物事の本当の>>続きを読む