月tsukiさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年製作の映画)

3.8

たとえば僕の背中に翼が生えても、大切なものを守りたいと思ったりして結局のところたいして今と変わらない。そんなこと考えたりした。

少し綺麗すぎる気がしないでもないけれどドキドキワクワクしてサイコーだと
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50回目のファースト・キス(2004年製作の映画)

3.5

観ている間に「なんで好きになったの?」とか思ってしまったら、たぶん嫌いなんじゃないかな。

こういう系のはとても難しくちょっとした違いでつまらないと感じたり、ひどければ腹立たしく思えたりする。

観終
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パターソン(2016年製作の映画)

4.0

退屈な物語だ。そして愛すべき映画だ。

もしかすると映画による詩的な表現への挑戦といえるかもしれない。けれどもまた彼が映画監督であることの証明であり、また詩人ではないことの証明でもある。

何を言って
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エージェント・ウルトラ(2015年製作の映画)

3.2

みてもみなくてもいい感じだったけれど主演の2人はよかった。クリステン・スチュワートと…ジャスティスの誕生の悪役の人。音楽もなんか好き。

もう少しスタイリッシュ()なのを期待していたせいか少し消化不良
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おとぎ話みたい(2014年製作の映画)

5.0

とても、とても、とても良かったです。恋文のような、長いMVのような…勢いだけのような気もするけれど。つまらなさと紙一重なのかもしれないけれど。短いので機会があれば観て欲しいです!

と友達に勧めた言葉
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世界の中心で、愛をさけぶ(2004年製作の映画)

1.0

長澤まさみは可愛いし柴咲コウは綺麗だ…

なぜかわからないけれど大嫌いな映画だった。途中までいけるかと思っていたけれど最後には役者まで嫌いになりそうになっていた。

でも、そこまで心を動かされたという
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ワイルド・スピード(2001年製作の映画)

3.1

ガル・ガドットが出てるシリーズだと知り、せっかくなら1作目から!というわけでみはじめました。

ドラッグレースという『直線コース上で停止状態から発進し、ゴールまでの時間を競うモータースポーツ】に関わる
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8 1/2(1963年製作の映画)

3.9

個人的なおねがい、或いは後悔。

意味がわからないし、だから面白くもないし。これをわかるなんていう人がいたら正直に疑ってしまう。

ぼくはそんなレベルの人間だからまったく参考にならないとは思うのだけれ
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猟奇的な彼女(2001年製作の映画)

3.0

タイトルは知っていたので成功しているのかもしれないけれど腑に落ちない。

彼女がキレイでした。面白いとは思うけれど少し長く感じました。

紳士は金髪がお好き(1953年製作の映画)

3.6

馬鹿な娘役だときいてたのだけれど馬鹿なのは男達に思えた…どうなんだろう。

楽しいし面白いし素敵な時間を過ごせました。

快盗ルビイ(1988年製作の映画)

3.7

主人公の留美はフリーのスタイリストだがそれは仮の姿で…

2人が出会い色々あって徹君にはなんでなんだよと心の中でツッコミを入れながら物語はノンビリと進んで終わりを迎えるわけだけれども…なんだかんだで僕
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麻雀放浪記(1984年製作の映画)

3.6

和田誠。とてもキレイでうまくできた映画でした。

戦後間も無くの風景で、でてくるのは博打打ちに女衒、悪党だらけ。

もしかしたら坊やが大人になるまでのお話かもしれない。もしかしたら愛についての話かもし
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ある天文学者の恋文(2016年製作の映画)

3.4

夜空に浮かぶ星をみるとき、数光年先からやってきたそれは、いまという瞬間には存在していないこともある。

みているときは何処に向かっているのか適度にわからなくて、飽きなかった。

愛することについて考え
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イヴの総て(1950年製作の映画)

3.5

あーおもしろかった!

み終わって感想描こうと思ったんだけれどなんだか満足してしまって余計なことは書けないなと思いました。よかった。

メモ

マリリン・モンロー輝いてみえた。歩いているところ何故、合
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お父さんと伊藤さん(2015年製作の映画)

3.6

感想

日本の映画をみているとおままごとのように感じることがある。おもしろくもなく盛り上がるわけでもなく恥ずかしいとさえ感じることがある。

この映画もそうだった。でも、それでいいんだと思いました。み
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素晴らしきかな、人生(2016年製作の映画)

3.0

collateral beauty は原題でもあり作中の重要な言葉でもある。この映画が言わんとしていることがつまり collateral beauty なのだ、たぶん。

愛、時間、そして死。

失っ
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ポカホンタス(1995年製作の映画)

3.5

ポカホンタスは幼少の頃につけられた「お転婆」とか「あまえんぼう」だった女の子につけられたあだ名で、本名はマトアカという実在の人物をモデルにしているそうだ。ただ、この映画は実話とは大分ちがっているそうで>>続きを読む

トワイライト〜初恋〜(2008年製作の映画)

3.6

何故そうなったのか、そこに説得力がないと物語にはいれない。説得力とは何かが僕にはまだわからないのだけれど、何故納得したのかもわからないのだけれど、とくに疑問も持たずにみられたしクリステン・スチュワート>>続きを読む

カサブランカ(1942年製作の映画)

3.3

「Here 's looking at you, kid.」

1941年12月がどのような時代だったのか知っていますか?歴史オンチの私は映画のナレーションで第二次世界大戦中だったと知った。軽く調べて
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胸騒ぎのシチリア(2015年製作の映画)

3.2

1968年の「太陽が知っている」という映画のリメイクだそうです。

ティルダ・スゥイントンがとても美しいです。年相応のとかではなく。1960年生まれだそうですがとても素敵でカッコいい!

舞台となった
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幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)

4.0

久しぶりに洋画で泣きました。

もとはスウェーデンで人気の出た本が原作だそうです。ガミガミと怒るおじいさんの出逢いが物語られます。

ぼくは大声を出す人が苦手というより嫌いなのですがオーヴェはなんだか
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スウィート17モンスター(2016年製作の映画)

3.4

17歳の主人公が友達と家族と色々あって恋したかったりなんやかんやで区切りをつける。

だから区切りをつけられなかったぼくは少しだけ共感できなかった。お話も役者も、涙ぐんだりもした、けれどわからない部分
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タイムトラベラーの系譜 ルビー・レッド(2013年製作の映画)

3.4

ドイツのベストセラー小説を映画化したものらしい。たぶん日本でいうと漫画やラノベあたりの雰囲気に似ているのではないか。映画っていう感じがあまりしないと思ったのだけれど、そういうことなんじゃないかな。>>続きを読む

王様のためのホログラム(2016年製作の映画)

3.1

アメリカ人もサウジアラビア人も大して違わない。日本人だってそうだ。男と女のそれとおなじくらいの違いしかない。

サウジアラビアで男と女がアレヤコレヤする話だ。異国の風景はめずらしく、また彼の国の景色は
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孤独のススメ(2013年製作の映画)

3.1

原題に「マッターホルン」とつけた理由がうまく理解できなくて少し調べてみたけれどやはりわからない。

調べるなかで公式サイトにかかれた次の文句をみつけた。それが指す意味はわからないけれど、そういう物語だ
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バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生(2016年製作の映画)

3.3

スーパーマンとバットマンの対立、そこに絡みあってくるヒーローたち。それぞれの信念がぶつかりあい悪者も絡めて物語はすすみます。

そもそもはワンダーウーマンがよかったのがきっかけで観ました。彼女が登場し
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クロミニオン(2015年製作の映画)

3.0

レンタルで観ました。これまでの作品のDVDについていたオマケ作品を集めたものだと思います。全9話。

短編小説のように物語は色々だけれど映画のエッセンスみたいなものが感じられました。監督もそれぞれ違う
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タレンタイム〜優しい歌(2009年製作の映画)

4.1

この物語の主人公は誰か?

私は誰の目線でみていたのか観終わった現在に思い返してみる。まさに観ていた時とは違っているようだ。主人公がいる物語ではないかもしれないけれど、私は彼が主人公だったのではないか
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滝を見にいく(2014年製作の映画)

3.7

滝を見にいく、お話です。

観終わってから映画の公式サイトをみたら登場人物の経歴みたいのが載っていました。みにいってみてください。



いつの日か外国の映画を受け入れられなくなる日が来るのではないか
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コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

3.7

ジム・ジャームッシュが監督で短めだったので観てみたらケイトとかビルとか好きなひとがでてきてびっくりした。イギーも!それだけで気持ちがあがった。

ストーリーは多分ないし動きもほとんどないけど、すごく面
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第三の男(1949年製作の映画)

3.8

(DVDのはじめに淀川さんが解説で色々話してて「え?」それ言っちゃうの??とか思いつつみはじめました。みどころは物語ではないのかもしれないけれど…終わったあとで聴きたかったかも。IVC BEST SE>>続きを読む

パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊(2017年製作の映画)

3.4

シリーズものの良いところは出来映えによらず楽しめることだと思う。キャプテン ジャック・スパロウがヨタヨタしているだけでワクワクする。あの音楽もいい。

ひとことでいうなら「ずるい」!!

懐かしい顔ぶ
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オーバー・フェンス(2016年製作の映画)

3.5

さえない中年の男が飲み屋で女と出逢って色んなことがおきる。パッとしない人間たちのパッとしない日常が描かれていく。どうにもならない重苦しい雰囲気が、同じ原作者の他の作品に似ている、ずっと続く。

この物
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ロスト・エモーション(2015年製作の映画)

3.5

ひとの抱く感情の正体は何だろう。

この身体と密接につながっているような気がする。ひとを成すものが精神と身体だとして、どちらか片方では足りないような気がするのだ。映画によい脚本だけではなく役者も必要な
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