UkyoKobayashiさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

UkyoKobayashi

UkyoKobayashi

映画(170)
ドラマ(0)
アニメ(40)

ウィッカーマン final cut(2013年製作の映画)

3.8

ミッドサマーの元ネタと言われる為興味を持ち鑑賞。1973年製作のカルト映画なのでサイケデリックかつチープ、だがそれがいい。というかそれでいい。ミッドサマーよりも説明しすぎな部分はあるがその分コンセプト>>続きを読む

私ときどきレッサーパンダ(2022年製作の映画)

4.5

最初は独特のノリがキツくて子供向けかな?と思ったがどんどん伏線が現れては綺麗に回収されていく上、毒親問題などの深い社会的テーマに切り込んでいく描写もあり、最後には感動のあまり涙が出そうになった。主人公>>続きを読む

トム・ダウド/いとしのレイラをミックスした男(2003年製作の映画)

4.5

マニアによるマニアの為のドキュメンタリー。ロックに限らず多岐にわたるジャンルで活躍してきたレコーディングエンジニア、トムダウドの歴史を、本人含む豪華なメンバーが語るという内容。
要約するとレコーディン
>>続きを読む

フォレスト・ガンプ/一期一会 4K ニューマスター版(1994年製作の映画)

5.0

2回目の鑑賞だが1回目よりむしろ深く楽しめて面白かった。良いものは何度見ても良い。劇場で爆音で60-70sの音楽が流れるのでサイコーすぎる。
ニューマスターの感想としては、確かに気持ち画質は良かった。
>>続きを読む

ファーゴ(1996年製作の映画)

3.9

この監督達の映画は「ビッグリボウスキ」もそうだけどふざけまくらないと気が済まないのかというくらいふざけていて面白い。そのシーン要るか?みたいなのがめちゃくちゃあって大変よい。ちゃんとサスペンスしてるし>>続きを読む

クール・ランニング(1993年製作の映画)

3.8

完全にノーマークでたまたま金ローでやっていたものを鑑賞、ホームアローンもだけどこういう何も考えず観られる映画は良い
スポ根漫画のテンプレみたいな感じの脚本なのになんかうるっと来るし冬季五輪の最中に放送
>>続きを読む

ザ・ビートルズ Get Back:ルーフトップ・コンサート(2022年製作の映画)

5.0

最高の1時間だった。短すぎる(語彙力)
当時の空気をそのまま感じられる最高のドキュメンタリー、途中最高すぎて何回か泣きそうになってしまった、あとオノヨーコが美人でジョンレノンとラブラブしてたのが良かっ
>>続きを読む

ミニオンズ(2015年製作の映画)

3.5

自動車学校の卒研の待ち時間に待機室で流れており、暇なので丸々鑑賞。子供向けなのでプロットは単純だが挟まれる小ネタがことごとくシブい。一応1967年という時代設定なのでバックのBGMはほぼクラシックロッ>>続きを読む

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

5.0

おバカでお洒落でウィットに富んだ映画。架空の雑誌の編集部のヒューマンドラマが展開されるのかと思ったらそのまま映画内で雑誌が始まる。(自分でも何を言っているのかよくわからない)
雑誌のコーナーになぞらえ
>>続きを読む

シカゴ(2002年製作の映画)

5.0

自分の好みモリモリの神映画だった、ミュージカル映画自体はなんかクサくて好みじゃなかったりするんだけど、この作品とか「ダンサーインザダーク」とか「ラストナイトインソーホー」みたいな自然な感じだったら見れ>>続きを読む

ジギー・スターダスト 2002年サウンドリミックス・デジタルレストア版(1973年製作の映画)

5.0

映画というか黄金期のボウイのライブそのものなので大変満足度が高かった…今から50年近く前にこんなエンターテイメントの極致みたいなライブをしていたなんてという驚き
客の興奮や箱の空気感までその場にいるよ
>>続きを読む

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

5.0

そんなに今年映画の数見たわけでもないけどベストと言っても差し支えない出来だったと思う。本当にショーンオブザデッドとかホットファズ作った監督と一緒なの?ってぐらいシリアスな映画で満足度高め。流れる曲のセ>>続きを読む

ホーム・アローン(1990年製作の映画)

4.3

すごく久々に観たらなんかうるっとしてしまった…尺短くてテーマが一貫しててわかりやすいコメディーってやっぱええんやなとなったし、数年おきに観たくなる名作だと思う(;_;)
ジョーペシって「カジノ」とか「
>>続きを読む

モア(1969年製作の映画)

2.8

ピンクフロイドがサントラを担当ということで釣られてホイホイ視聴。服やインテリアの感じも60〜70sって感じでオシャレだしヒロインかわいいし景色の映像すごい綺麗なんだけど、内容は、無いよう…(激寒)
>>続きを読む

ダンサー・イン・ザ・ダーク 4Kデジタルリマスター版(2000年製作の映画)

4.0

2回目の鑑賞により更に作品への理解が深まった。
肝心の4Kリマスターの効果の程はそこまで…といった感じかも。手ブレのカメラの方は何故か画質がグレードアップしているが、肝心のミュージカルシーンはDVD画
>>続きを読む

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

5.0

なんと勢いと才気に溢れた映画だろう!今回事前情報もほぼ入れず初鑑賞が映画館という状態だったので、めちゃくちゃ面白くて集中して見入ってしまった。おかげで見た後は頭と目がめちゃくちゃ疲れた、かなりのボリュ>>続きを読む

アミューズメント・パーク(1973年製作の映画)

3.7

超マイナー作品で人を選ぶが自分はとても好きだった。老人が遊園地で酷い目に遭うだけの映画だがロメロの構成力や画は本当にセンスの塊、綺麗に芸術としてまとまっていたように思う。シュールなシーンが何回も登場し>>続きを読む

スターダスト(2020年製作の映画)

3.5

酷評されているが、自分はそこそこ楽しめた。楽曲の許諾が降りなかったんだろうなぁ…というのは観てる途中で何度も感じたが、それにしてはかなり頑張っている。流石に本人達がゴリゴリに協力している「ボヘミアン・>>続きを読む

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

4.0

パ、パワハラ…?と最初は胃がキリキリしたが最終的には良い感じにまとまっていたので良かった。
仕事と恋愛どっち取るのか問題で通常は男目線で語られがちなもんだけど女目線で見るのはなかなか新しくて今っぽいな
>>続きを読む

ブルース・オールマイティ(2003年製作の映画)

3.6

何も考えずに見れて手頃な短さのコメディ映画なので非常に…丁度良い。
同じくジムキャリー主演の「イエスマン」「ライアーライアー」辺りが好きならほぼ観た後のスッキリ感が一緒なので絶対に好きなはず。監督は「
>>続きを読む

シャイニング 北米公開版(1980年製作の映画)

4.3

より丁寧により怖くなっていて個人的にはこちらの方が好きだった。オチに関しては例のアレになってしまうのが少し残念だけど、内容破綻もせず完成度が高まっているのもあって119分版よりレベルが高いと感じた。オ>>続きを読む

2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

3.8

小さい時、親が借りてきたのを隣で観てたけど結局途中で飽きて観るのやめたのを思い出した。久々に観ると結構ちゃんと面白いんだけど、観る側にこんなにも忍耐を要求する映画もなかなか無いと思う。作られたのが19>>続きを読む

ライトハウス(2019年製作の映画)

4.0

映画オタクの作った映画オタクの為の映画。(褒め言葉)まず、2021年にモノクロでアス比ほぼ正方形という時代の逆行具合。我々観客のことなど全く考えていないぞと清々しいまでに主張する姿勢には流石に感服。映>>続きを読む

映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

5.0

文句無しの神映画です。脚本がアニメ的ご都合主義だとか、デフォルメされてる的な批判もあるだろうけどこのストーリーと絵柄じゃないと観るのが辛すぎる場面もあったしこのぐらいのバランスが結局丁度良かった。(こ>>続きを読む

アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

4.5

あのデヴィッドバーンとスパイクリーが組んでどんな映画になるんだ!?とワクワクして観に行ったら期待を余裕で上回る出来で最高だった。
Talking Headsのアルバム「Remain in Light」
>>続きを読む

グーニーズ(1985年製作の映画)

3.6

めちゃくちゃくだらないけど頭空っぽにして観れる最高の映画だった。むしろ考えたら負けまである。内容はほぼ無くてペラッペラなんだけどもBTTFしかり、この85年ぐらいの雰囲気がすごい良い味を出してるんだよ>>続きを読む

今夜、ロマンス劇場で(2018年製作の映画)

3.8

そういえば以前観たのに書いてなかったので書こう...現代と過去で時間が行き来する見せ方はすごく面白かった。よくあるドタバタラブストーリーで終始しない良さがあったような気がした。女優のモノクロ感はなんか>>続きを読む

三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

4.5

日本戦後史の貴重な記録の1つとしてフムフム言いながら観ました。めちゃくちゃ面白かったし考えさせられたなぁ。現役大学生として、当時の大学の空気感を知ることってなかなか無いし、今の学生はかなりこの全共闘の>>続きを読む

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

4.0

アメリカナイズされた青春ラブコメ、全てが過激な俺ガイルという感じで終始笑って観れた。遊んでいたはずの同級生が自分より良い進路に行くシーンは本当に日本でもあるあるすぎて結構心に来た。序盤ではキャラクター>>続きを読む

バタフライ・エフェクト(2004年製作の映画)

5.0

あまりに良すぎて感動して観終わった後泣いてしまった、薦めてくれたバイト先の先輩に感謝...
リゼロ、テネットなどタイムリープ物は結構流行りのジャンルであるが本作はどうやらその先駆けらしい。綿密に練り込
>>続きを読む

クラッシュ 4K無修正版(1996年製作の映画)

3.7

一歩間違えたらポルノ映画にカテゴライズされそうなR18+指定のサイコスリラー映画。性行為に始まり性行為で終わるような映画で半分以上はエロシーン。もう半分は自動車事故。企画モノのAVにしては1000万$>>続きを読む

アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

3.7

はみ出し者達の青春映画。演劇発信の映画である為、少し台詞回しが特徴的。低い予算を創意工夫でカバーしきったという点では、何か凄いものを観たような気がする。
野球映画なのに野球のシーンが一切出てこなかった
>>続きを読む

音楽(2019年製作の映画)

4.3

うお〜スゴい!日常パートの教育テレビっぽい独特の緩さと演奏場面のヒートアップの緩急の付け方が上手すぎる...ロックオタクなら必ずニヤッとしてしまうような声優陣と演出にも目が離せなかった。あと個人的にバ>>続きを読む

のぼる小寺さん(2020年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ボルダリング狂いの小寺さんに感化されて小寺さんの周りの人物もどんどん成長していく話。甘酸っぱい青春群像劇で見ていてなんかノスタルジーに浸ってしまった。自分には無かったなぁこんな青春...( ; ; >>続きを読む

デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

3.6

ただひたすらにゆる〜いゾンビコメディ。ジム・ジャームッシュ作品は観たことないしロメロも「Dawn Of The Dead」ぐらいしか観たこと無いけど肩の力抜いて気軽に楽しめた。「ショーンオブザデッド」>>続きを読む

アングスト/不安(1983年製作の映画)

3.7

実話に基づいたリアリティのあるサイコスリラー映画。カメラワークやカット割りがかなり奇抜でこれが作品の持つ独特な魅力に一役買っている。撮影と編集をしたズビグニェフ・リプチンスキはジョンレノンを始めとした>>続きを読む