ヲタさんさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

ヲタさん

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アナザーラウンド(2020年製作の映画)

3.5

展開は割と予想通りでしたが酒に纏わる悲喜こもごもが垣間見えて色々笑わせられたり、考えさせられたりしました。
いやぁまぁそうなりますよね、何事も程々に。

ドーナツキング(2020年製作の映画)

4.0

戦禍のカンボジアからアメリカに移住しドーナツ店の経営で大成功した「ドーナツキング」ことテッド·ノイ氏の波瀾万丈の人生を写したドキュメンタリー映画です。
カンボジア内戦や難民問題、当時のアメリカの経済や
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愛なのに(2021年製作の映画)

4.5

女子高校生から一方的に想いを寄せられる古本屋の店主とその彼の意中の人とその彼女と彼女の婚約者と不倫相手と…
様々な恋愛感情が絡み合ってコミカル且つ不思議な人間ドラマが形成されていました。とても面白かっ
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.3

元ダンサーの照明スタッフの男性とタクシードライバーの女性との恋愛模様を時間を巻き戻しながら描いています。その複雑な構成がふたりの出合いから別れまでの喜びと悲しみをより美しく際立たせていて興味深く見るこ>>続きを読む

ナイル殺人事件(2022年製作の映画)

3.8

映像が美しく雰囲気なども良い感じでしたけど謎解きサスペンスとしては割と予想の範囲内だったのが惜しかったです。
ポワロの髭の秘密が解ったのは収穫でした。

余命10年(2022年製作の映画)

3.8

TOHOシネマズ試写会にて鑑賞。
10年生存率がほぼ0%の難病を患う主人公茉莉(まつり)を小松菜奈さんが熱演されています。
登場人物たちの揺れ動く感情と季節と時の移ろいが調和しながら観る者の心に訴えか
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WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

3.5

順風満帆な人生でもいつどう転ぶのかわからないことを教えてくれる転落と再生の物語。
劇中の音楽は良かったですが、内容が思ったより重かったです。

ブラックボックス:音声分析捜査(2021年製作の映画)

3.9

ボイスレコーダー(通称ブラックボックス)で航空機墜落事故の原因を調査する音声分析官にスポットを当てたフランスのサスペンス作品です。
派手なアクションとかでは無く、繰り返し音声を再生しながら分析していく
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HOMESTAY(2022年製作の映画)

3.5

amazon prime videoオリジナルの日本映画が珍しかったので鑑賞しました。森絵都さんの原作小説「カラフル」は未読ですが、アニメ作品は以前見ました。。今作と同じ「Homestay」というタイ>>続きを読む

声優夫婦の甘くない生活(2019年製作の映画)

3.8

1990年にソ連からイスラエルに移住してきた声優夫婦のヴィクトルとラヤが新天地で苦労するさまを描いたコメディ。
意外と良かったです。声優の需要がない中悪戦苦闘する姿が面白かったです。90分弱なので気楽
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沈黙のレジスタンス~ユダヤ孤児を救った芸術家~(2020年製作の映画)

4.0

「パントマイムの神様」マルセル·マルソーの実体験に基づく映画。第二次世界大戦時のナチスドイツ占領下のフランスでユダヤ人迫害に対してレジスタンスとして立ち上がるが…
マルセル·マルソーについては名前を聞
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17歳の瞳に映る世界(2020年製作の映画)

3.8

予期せぬ妊娠をした17歳のオータムが両親の同意がなくとも中絶手術を受けることが出来るニューヨークへ従姉妹で親友のスカイラーと共に向かうが…

原題「NEVER RARELY SOMETIMES AL
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茜色に焼かれる(2021年製作の映画)

4.0

キツいです。落ち込みます。救いも無いです。
最初の方は見始めたのを後悔しましたが、結果見て良かったと思います。願わくば、このような映画が作られなくて済むような世の中であって欲しいです。そんなことまで考
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.2

両親と兄が聾唖者で自分は健聴者である女子高生ルビー。「通訳」として家族と周囲の人達との橋渡しをしている。歌が大好きな彼女は学校の授業でその才能を音楽教師から認められるが…

自分の大好きなものを家族に
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前科者(2022年製作の映画)

3.9

犯罪者の更生を手助けする無報酬の国家公務員である保護司の女性とその担当となった仮釈放中の男が連続殺人事件に巻き込まれて行く物語で、謎解きというよりはその背景にスポットを当てた人間ドラマです。
あまり知
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

2.8

全体の雰囲気や構成の仕方とか音楽の使い方は最初は好みの感じだと思ったのですが、如何せん台詞による情報量が多すぎて処理しきれませんでした。出演者が豪華だっただけに逆に話が入ってき辛かったです。
あと急に
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さがす(2022年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

凄いです!!ヤバかったです!!早くも今年のベスト級の誕生です。
予告編やあらすじから受けた印象の想像の上を行っていて、頭の中と心の中をグチャグチャに揺さぶられる作品でした。
サスペンスとして優れている
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レミニセンス(2021年製作の映画)

3.0

もっと壮大なSFサスペンスみたいなものを想像していましたが、予想に反して、結構コンパクトな話にまとめてきた印象です。
ラブストーリー要素を絡めたのは面白かったですが、大元の設定がちょっと私には難解でし
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ひとりじゃない、わたしたち(2021年製作の映画)

3.5

40代独身男性と彼の代理母になる20代女性との関係を描いたコメディドラマです。
日本じゃどうか分かりませんが、アメリカだと独身男性のみで親になろうと思えばなれるってことに驚きました。
テーマの割には全
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コンフィデンスマンJP 英雄編(2022年製作の映画)

4.2

テレビシリーズの時から好きな作品でしたが、今回もファン向けに押さえるところは押さえつつもそれを上回る二転三転の騙し騙され合いを満喫出来ました。
もうラストまで誰が敵か味方か、良い奴か悪い奴かもわからな
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ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

4.5

高級ブランド「グッチ」の創業者一族の栄枯盛衰の歴史ドラマを名優たちの怪演で見ることが出来てとても満足しました。長尺でしたが最後まで飽きませんでした。
レディ・ガガはとてもパワフルで、アダム・ドライバー
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愛すべき夫妻の秘密(2021年製作の映画)

3.6

ニコール・キッドマンが本年度ゴールデングローブ賞の主演女優賞に輝いた本作品は、1950年代のアメリカの大人気シットコムドラマ「アイ・ラブ・ルーシー」の主演を務め実生活でもパートナーだった夫妻の物語です>>続きを読む

ユンヒへ(2019年製作の映画)

3.8

韓国映画ですが演者の半数くらいは日本人俳優で日本語も多く使われており、韓国と北海道の小樽(どちらかと云うと小樽がメイン)で撮影されています。
ロードムービーのような面もある一方でメインテーマが少し重た
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ずっと独身でいるつもり?(2021年製作の映画)

2.5

アマゾンプライムビデオでもう配信されていたので鑑賞しました。
自分は男なので的外れな感想だったら申し訳無いのですが、女性の描き方がありがちと言うか表層的なのであまり嵌まりませんでした。

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ドルビーシネマにて鑑賞。
過去と現在、異世界と現実世界が繋がって織り成す最高のスペクタクルエンターテインメント!!
シリーズのファンには堪らないスパイダーマン勢ぞろいとヴィラン大集合。壮大なアクション
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こんにちは、私のお母さん(2021年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

母親に苦労ばかりかけている高校生の娘が、ある事をきっかけに自分が生まれる前の1981年にタイムスリップして、若かりし頃の母親により良い条件の男性との結婚をさせようと奔走する中国で大ヒットしたファンタジ>>続きを読む

スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

4.3

「ノーウェイホーム」の予習で鑑賞しました。
壮大なアクションとヨーロッパでのプチロードムービー、そしてほのかなラブストーリー、とても楽しめました。
「ノーウェイホーム」への期待も高まります。

blank13(2017年製作の映画)

3.0

俳優でもある斎藤工さんの監督作品。
ギャンブル中毒で借金まみれで音信不通だった父が死にその葬式に家族が久々に集まる。父の友人たちの話を聞いて嫌いだった父の知らなかった一面を垣間見るというストーリーです
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最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

3.8

史実に基づいた物語ということですが、時代とはいえ女性にとってはヒドイ話でした。
ひとつの事件を三部構成で三つの視点から検証する脚本は興味深く、マルグリットは美しさと強さを表していて良かったです。

ローラとふたりの兄(2018年製作の映画)

3.9

ブノワとピエールとローラの三兄弟、それぞれに悩みを抱えていますが、時にはケンカをしながらも互いを一番に思い合っているその関係性が心地よい空気感を醸し出していました。

ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

3.5

う〜ん、もうひとつ乗り切れなかったのが正直な所ですが、ハーレクインが魅力的だったので良しとします。

海辺の映画館―キネマの玉手箱(2019年製作の映画)

2.0

大林宣彦監督の遺作でしたが演出が独特すぎるというか斬新でついて行けませんでした。
別に反戦映画が苦手とかいうことでもないのですが、訴えたいことはわかるだけに他の手法があったのではないかともどかしさを感
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

3.8

鑑賞する前は門脇麦さんと水原希子さんの配役が逆じゃないかなと思いましたが、そんなことはなくお二人とも役柄にマッチしてました。
それにしても上流階級すごいですね。

キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

4.3

予告編から想像してたものとは違い、だいぶシリアスな雰囲気なのでこのシリーズのファンの方からすると少し戸惑いを受けるかもしれませんが、戦争映画としてもスパイアクション映画としても満足できるクオリティの高>>続きを読む

フリー・ガイ(2021年製作の映画)

3.5

ゲームの名も無きモブキャラに自我が芽生えたらというアイデアを元にした構成は良かったです。ただ私自身はゲームをあまりしないので、仮想現実の世界にやや乗りきる事が出来ませんでした。
マーヴェルの小ネタや明
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偶然と想像(2021年製作の映画)

4.3

「ドライブマイカー」の濱口竜介監督の最新作。基本登場人物2人(3人)による会話劇3本の短編集で、一話約40分、合計約2時間の作品です。
「偶然」が物語のスパイスとなり中々クセのある良質な会話劇が観てい
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