このレビューはネタバレを含みます
最高の結末だったTV版から、ドン底に突き落とされて劇場版をつくるという設定は見事。八方塞がりな状況から起死回生の展開に燃える。
ただ、新キャラの役回りはいまいちで、何より肝心の劇中劇が全然おもしろそ>>続きを読む
現実ですでに破壊神のロック様を起用するなら、もっとやれるやろ!展開も強引で、コミック映画のあまり良くない例。もったいない。
どちゃくそに泣かされてしまった。。
何度も繰り返される「モブキャラのことなんて考えたことなかった」という台詞。誰もが皆matterだし、ミッションに囚われる必要もない。ただ自分らしく生きてりゃいいで>>続きを読む
Vol.3までもうちょっと待っててね、のプレゼント。クリスマスっていいもんですね〜。ホームアローンみたいに、たぶん毎年観ちゃう。
大人になるまでの時間にある、すべてのものが詰まった作品。
妙なリアリティが全体を覆っていて、他の登場人物たちと同じく、実際に世之介と一緒に過ごしたかのように感じてしまう。没入した先にある喜びや寂しさは誰もが現実に経験しうるもので、映画との境界線が曖昧になり、>>続きを読む
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実話ベースであることを思い起こしながら、大味な脚本をなんとか呑み込もうとするも、胃もたれしそうな豪華キャストの説明台詞とナレーションで、やっぱり食傷してしまう。役者陣はそれぞれが求められた仕事をしたも>>続きを読む
天職があって、美人の奥さんとかわいい息子がいて、良い仲間に恵まれて、最高やんか!
パンにバター塗って焼きまくりたい。
新幹線で出張から帰った日に鑑賞、なんとも言えない味わい。真田広之の血振りにブラピがリアクションしたとこ、満点です。
初めてニューヨークに行ったのが閉店の数ヶ月後で、空っぽになった店内を外から眺めることしかできなかったが、同時代の思い出が強烈に蘇ってノスタルジーに襲われる。
otherが必要な人間のための場所。店に行>>続きを読む
映画みたいな話って、実際に映画にするとこんなもんなのかも。ほんとかどうかわからないってSNSの特徴が緊張感に溶け込んでいるのはおもしろい。ツイート音の演出やトイレの撮り方も良い。
ただ、ちんこ大写し>>続きを読む
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追加シーンはつまり本編でカットされたわけで、11分の差でも印象はだいぶ違う。このバージョンを観ることで逆説的に、通常公開版の素晴らしいクオリティを再確認する。編集っておもしろい。
とはいえ楽しいファ>>続きを読む
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映画を撮ることやエンタメを生み出すことに対する自己言及的な構造で「最悪の奇跡」に立ち向かう。未知との遭遇に我々が期待してしまう高尚な意味など内包しない、ただ動物的な本能による奇跡。ほんと最悪。
象徴>>続きを読む
そこかしこに細かい描写と伏線が散りばめられていて、不穏なムードがコメディと合流し、物語の旨味が増す(終盤のトンデモ展開はよくわからんけど)。
なにより6人のバイブスが懐かしく、無性に友達に会いたくなっ>>続きを読む
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大ネタのサンプリング。
翻訳家が9人もいるのに、設定が活かされてないのが残念。デダリュスの物語性が絡んできてたらもっとエンタメしてた。
たしかに、シャンクスつおい。赤髪海賊団つおいのだが、メインディッシュがそれで、だからこそのFILM REDなのだとすると、UTAじゃなくても別にいいのでは。欲張りすぎてどっちつかずの印象。ウタウタの実>>続きを読む
終始ヒリヒリが続くポリティカル・スリラー。微妙な心情の移り変わりが伝わってくる、イ・ビョンホンの力演。
結局のところはどうだったのか、もはや誰にも分からないが、観客に想像を委ねる誠実な作り。きっちり>>続きを読む
ただずっとおもしろい、お手本のような娯楽作品。ルッソ兄弟の職人技。アクションの多様さが見どころで、今後ジョンウィックの対抗馬になれそうなポテンシャル。
キャストも魅力十分。クリエヴァの仕事の振幅がデ>>続きを読む
仕事、詩作、家庭、休息、一見同じことの繰り返しのような日々を、退屈なものとして扱うのではなく穏やかに慈しむ。日常と創作は両立するし、自分のためにクリエイティブになることの意義とその豊かさを静かに語って>>続きを読む
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最高すぎるタイトルの発表から期待を高めまくってきたが、良くも悪くも勢いに任せた感じ。ラグナロク以降のノリには大賛成なので路線は継続したまま、ジョジョ・ラビットのように丁寧に作り上げられたソーを観てみた>>続きを読む
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見事に練り上げられた展開の果てに、現実に目の前で言われてるような、完璧としか言いようがないラストシーン。グラントリノ的な悲しい救済で、クソどもを根こそぎぶちのめす。
怖いと痛いだけじゃないキツさ、老いとはここまで人を狂わせるか、、道行くおばあちゃんを見る目が変わってしまった。
しかし、だれがビッチ言うてんのや!
陽気なロードムービーかと思いきや、ハードな社会派作品。未来を諦めなかった市民と報道の意義についての話。
娯楽映画の形で歴史を残し、伝えてくれることに頭が下がる。
展開ベタベタ(まあ古典だし)、解決パートもあっさりなので、ミステリーよりも美術や映像を美味しくいただきました。
ブルースでしか慰められないこと、あるよね。。
構成しっかり、見応え十分。人生ってのはずっと地続きで、忘れてしまいそうな日々もいまの自分に繋がっているのよね。
タイトルバックがぶっ刺さり!今後も大手を振って過去を思い出すことにする。
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観客に見せたい画があって、そこに確かな理屈とストーリーがある。初めて洋画を観たときの興奮を思い出した。
過去作からの引用は単にファンを喜ばせるためではなく、必然性を伴ってアップデートされている。続編>>続きを読む