YellTaoさんの映画レビュー・感想・評価 - 15ページ目

YellTao

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ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ(1998年製作の映画)

4.0

ガイ・リッチー×マシュー・ヴォーン。
初期作品だと軽い気持ちで観たら、途中で相関図を作りたくなるほど緻密だった件。

ロンドンのイーストエンド。幼馴染みチンピラ4人組と、町を仕切るマフィアとギャング。
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ゴーン・ベイビー・ゴーン(2007年製作の映画)

3.0

子どもが犠牲になることと、子どもを犠牲にすること。

私立探偵パトリックの「環境こそが自分を作ると信じていた」オープニングでのセリフ。
街と住人から焦点を絞るように少女失踪事件へと導かれていく。

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マイ・マザー(2009年製作の映画)

4.0

愛情と憎悪、拒絶と絶望。
ただの反抗期のようでいて、誰よりも"個人性"を理解し始めたユベール。
母とのヒステリカルな関係に、観てる側が居心地の悪さを感じる。

主役を演じたグザヴィエ・ドラン監督。
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キック・アス(2010年製作の映画)

4.5

Eenie Meenie Miney Mo!

私の中にも小さな自分正義があって、たまに圧力などで揺らぐ時がある。
そこで思い出す、キックアス。

般ピー・デイヴがヒーローになるべくやった事はコスチ
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ピーターラビット(2018年製作の映画)

4.0

うさぎちゃんの喜怒哀楽。

絵本のピーターラビットからイマジネーションを膨らませた95分は、あっという間。

イタズラから罠へ、そしてデスマッチへ。
うさぎちゃん相手に⁉︎ のツッコミも、それを上回る
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チャンプ(1979年製作の映画)

5.0

説明ができないほどのMyFav。

何度も何度も繰り返してるけど、
泣き方が尋常じゃないので、今でも勇気を出してからじゃないと観れないーー。

ダメなとこばっかだけど、まだ少年のような父ビリーの不器用
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トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン(2011年製作の映画)

5.0

お腹いっぱい胸いっぱい。
贅沢なトランスフォーム描写はシリーズで1番好き。
やっぱステージは市街地が熱い。
スローにスローをかけたくなるほどのディテール。
高層ビルからの攻撃とスカイダイブの臨場感、ハ
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トランスフォーマー/リベンジ(2009年製作の映画)

4.0

リベンジのリベンジに期待。

ごまかし感が否めないトランスフォーム。
重機好きに期待感だけ与えた、名前通り破壊するだけのコンバイン型"デバステーター"。

ちょっと残念なとこもあった2作目だけど、
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トールマン(2012年製作の映画)

3.0

エンディングの問いに答えられる?

寂れた田舎町から消える子ども達。
そこで広まる、背の高いフードを被った男"トールマン"の噂。

アメリカでは年間約80万人の子ども達が行方不明になり、そのうち約10
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ジュラシック・パーク(1993年製作の映画)

5.0

たぶん、私のデカイもの好きはここから始まった。

狡猾なラプトル、ブラキオサウルスのダイナミックなくしゃみ、トリケラトプスのお腹にもたれかかるなんて、夢のまた夢!
T-REXは、歩みの振動から爪先アッ
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キングコング:髑髏島の巨神(2017年製作の映画)

4.5

デカイのはキングコングだけじゃなかった。
 
怪獣好きには堪らない。
大きい角のスケル・バッファロー、竹林に潜むバンブー・スパイダー。
個人的にツボった巨大ナナフシのスポア・マンティス。なにあのつぶら
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レオン(1994年製作の映画)

5.0

いつでも蘇る、あの余韻。
何度観てもやっぱり特別な位置に存在してる、大切な"LEON"。

ストーリーはもちろん、エンディングでの切なさ倍増アルペジオとギターノイズに胸がキューッとなる Stingの"
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マドモアゼルC -ファッションに愛されたミューズ-(2013年製作の映画)

3.5

トム・フォードのミューズ、フランス版VOGUEの元編集長カリーヌ・ロワトフェルドのドキュメンタリー。

雑誌『CR』の斬新な創り方に興味を持ってたけど、その立ち上げの裏側を描いてて、なるほど納得。
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ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト(2008年製作の映画)

4.0

2006年。せわしい神が撮る、エネルギッシュな神々の舞台。

耳慣れた "Jumpin Jack Flash"からの幕開けは、速攻で心奪う魅惑のステージ。贅沢な魅せ方がめちゃカッコイイーーー!
ほとん
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ハイヒールの男(2014年製作の映画)

3.0

男の中の男の中の女。
最強の刑事ジウクには最大の秘密があった。

出たーーー。チャ・スンウォンの完璧ボディと華麗な身のこなし。そして、まさかのレディー姿!
美しすぎてビックリーー。

かすかに窺える仕
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シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア(2014年製作の映画)

4.5

気持ち、満点。入居希望いたします。

モキュメンタリータッチで描く、4人のヴァンパイアたちの日常ww
随所に散りばめられたヴァンパイアあるあるが、とにかくコミカル!
音楽の使い方でも笑えちゃう。
この
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ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!(2007年製作の映画)

4.0

ぶっちぎり"好きこそ物の上手なれ" エドガー・ライト監督×サイモン・ペッグ+ニック・フロスト。

何だコレーーー。
ポリス映画のオマージュだけじゃなく、マントを被った殺人鬼や最終決戦(?)の巨大化図ま
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タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら(2010年製作の映画)

4.5

人は見た目⁉︎
スプラッシュ描写が苦手な人にオススメ出来ないのがもったいないほどの、勘違いコメディ。

大学生グループに殺人鬼と間違われてしまう、笑顔が怖い生気のない目のタッカーと、自信のなさが挙動不
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パシフィック・リム(2013年製作の映画)

4.0

夢の操縦型ロボットとKAIJU。
ギレルモ・デル・トロ監督の日本リスペクト愛に溢れてる。

ストーリーより気になるw、各国イェーガーの特性や攻撃名。
スタイリッシュな米中はもちろん、個人的に、デカイ頭
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トランスフォーマー(2007年製作の映画)

5.0

ロボットに車。好きが過ぎて、前のめり。

車にトランスフォームするオートボット。
兵器にトランスフォームするディセプティコン。
どっちも、超絶カッコイイーーー。

真っ青な空と砂漠の白に異質なサソリ
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リミットレス(2011年製作の映画)

4.0

IQ4ケタのミス。
脳を100パーセント活性化させる驚異の新薬「NZT48」を手に入れた、作家エディの運命。

視覚効果がスゴイ!
薬を飲んだ時の、脳が活性化する、感覚が鋭敏になる、目が回るように何手
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アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

4.5

やだ、グルートが成長してる!キュン♡

今まで以上に多数ステージ。それでも物足りなさは感じず混乱もせず、スムーズに世界観を移動する感じ。

このシリーズは「え、そことここが絡むの⁉︎」が醍醐味だけど、
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宇宙人ポール(2011年製作の映画)

4.5

1度目は、笑って泣いて。
2度目は、脚本と構成に感動して。
3度目からは、愛が増し増し。

イギリス人SFオタク2人が米エリア51で遭遇したのは、めちゃめちゃアメリカンな宇宙人ポール。
お下品で毒舌な
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バイブス秘宝の謎(1988年製作の映画)

2.0

霊能力を持つシルヴィアと、触った物で過去が見えるニックは、資産家のハリーから南米アンデスで行方不明になった息子を 超能力を使って探して欲しいという依頼を受ける。

シンディ・ローパーと、ジェフ・ゴール
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オースティンランド 恋するテーマパーク(2013年製作の映画)

3.0

『オースティンランド』英国人作家 J・オースティンの小説の世界を体感できるテーマパーク。
主人公のジェーンは『高慢と偏見』の登場人物ダーシー様が大好き。貯金をはたいて夢のオースティンランドへ向かう。
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グレート デイズ! 夢に挑んだ父と子(2014年製作の映画)

4.0

自分を欺かずありのままに。

車椅子生活を送る少年と頑固で不器用な父親が、最も過酷だと言われているトライアスロン『アイアンマン』に挑戦し、レースをきっかけに ぎくしゃくしていた家族が再生する姿を描く。
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ヴァージン・スーサイズ(1999年製作の映画)

3.0

ティーンエイジ・ガールズ・ブランド。

1970年代。次々と謎の自殺を遂げていったリズボン家の5人姉妹を、隣人の少年たちの目線や、かつての少年の語り口で思いを馳せるストーリー。

ソフィア・コッポラ初
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トラッシュ!-この街が輝く日まで-(2014年製作の映画)

5.0

神はぼくらを忘れてるんだ。

少年たちがゴミ山で拾ったものは、この街の希望がつまった奇蹟のサイフだった。

ロッカーキーで見つけた手紙、聖書に隠された暗号、アニマルロトが導くナンバーなど、少年目線によ
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フラットライナーズ(1990年製作の映画)

5.0

映画熱が沸点に達すると見返したくなる、かなり贔屓目ありありの原点的作品。

5人の医学生が自ら実験台となって臨死体験をした後に、奇妙な幻覚に悩まされるようになるサスペンスドラマ。

生と死という神の領
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RED/レッド(2010年製作の映画)

4.0

暗殺リストの超一流exスパイたち。
RED「Retired Extremely Dangerous(引退した超危険人物)」

渋いけど旨い。
ベテラン俳優陣の、優雅で余裕を感じる身のこなし。派手なアク
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スタンドオフ(2016年製作の映画)

3.0

どこか古さを感じるストーリー。

暗殺現場を目撃したことで命を狙われる少女が逃げ込んだのは、元軍人のカーターが孤独に過ごす家だった。

古典的な作風で舞台転換も少なく、ほぼ家の中。1階に暗殺者セイド、
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ブラック・シー(2014年製作の映画)

3.0

金塊を取るぞ!というような冒険物語ではなく、閉塞された空間での荒くれた男たちの思惑や争いのお話。

終始、狭く息苦しい雰囲気で、つい息を止めてしまう。
あまりにもロビンソンが報われなさ過ぎて⤵︎⤵︎
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恋する惑星(1994年製作の映画)

4.0

《Midnight Express 》

ウォン・カーウァイ監督は、心の距離と時間の表現が巧いな〜。
目と、耳と、感覚で味わう… 雰囲気すべてが美味しくて、大好き。

ジュークボックスの前、踊る『Th
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モネ・ゲーム(2012年製作の映画)

3.5

けっこう感慨深いぞ。

名画の偽物を作り、富豪相手の完璧な贋作詐欺計画が思わぬ騒動に発展する、現代版古典的コメディ。

堅実な名優たちはもちろん、さすがのコーエン兄弟脚本 × 秀才マイケル・ホフマン監
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エディット・ピアフ愛の讃歌(2007年製作の映画)

4.5

愛と歌を生きた、逞しく美しい女性エディット・ピアフの人生。
はぁ〜〜〜 溜息…。魅了されてしまった。

子どものピアフが街角で歌う『ラ・マルセイエーズ』。
初めてのステージは、ピアフの姿と聴き入る観客
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ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)

4.0

超えるのではなく、受け継いでいくもの。

自分の人生をお伽話のように語る父エドワードと、いつしか父の話を素直に聞けなくなった息子ウィル。
そして、伝説の"大きな魚"とは。

親子の確執や、死を前にし
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