Yukisoundsさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

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マグノリアの花たち/スティール・マグノリア(1989年製作の映画)

3.7

ジュリア・ロバーツ、つくづくきれい。
生き方も綺麗で強い女性、その母親と友人達の関係性がいい!
親子関係にしても友人関係にしても、本音をぶつけ合える信頼関係やその掛け合いがすごく素敵な人間味溢れてこぼ
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女神の見えざる手(2016年製作の映画)

4.5

最近だと「シカゴ7裁判」を観た後の高揚感に似ている感じだった。
主人公の目的は明確にわかりながらも、手段や方法は描写されない感じ、とってもワクワク!
倫理委員会での主人公の発言には、まるで彼女の部下の
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ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)

4.2

死者数、すごすぎる。
感覚的にも物理的にも白か黒しかない映画。生きるか死ぬか。ディカプリオが憎たらしいのが上手い。歴史的にこんな瞬間てあったらよかったよね…と思うまではいかなくとも、そんなことを考えち
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インファナル・アフェア(2002年製作の映画)

4.7

ハリウッドリメイク版のDeparted が最高だったので、順番逆ながらオリジナルを鑑賞。さすがオリジナル!なんてよくできた作品!
警官としての自分、を見失いそうになりながら潜入捜査官として生きる様とそ
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レクイエム・フォー・ドリーム(2000年製作の映画)

3.3

ダークネス!!
主要な登場人物が誰も幸せになれない、迫り来る恐怖を見届けるような思いで最後まで観進めた。
まさに、エンディングはレクイエム…フォードリーム。恐怖ながら素晴らしいタイトル。
観る日の心境
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ブーリン家の姉妹(2008年製作の映画)

3.9

ドロドロ、トゲトゲな中世ヨーロッパ、モチーフとしては最高に面白い!晩餐会の雰囲気や衣装も全く違和感なく素敵。
姉妹揃って文句なしの実力派豪華キャストで素晴らしかった‼︎
かなり分かりやすく、観やすい作
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チャップリンからの贈りもの(2014年製作の映画)

3.6

チャップリンが晩年過ごした家や墓地で撮影、息子、孫娘までキャスティングされ、死後に実際にあった出来事を参考に作られた作品ということで、チャップリンを好きだと豪語するには観なければ…と鑑賞。
貧しい家庭
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イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

4.2

150分あっという間に観終えた‼︎
誰が正義でもなく、見方によっては悪かもしれない。ただ、こんな歴史が人類史にあったら痛快すぎるだろ!と思わずにいられない。
なんて巧妙に実在の人物や出来事を絡ませなが
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(1954年製作の映画)

3.7

バンクーバー五輪でフィギュアスケートの髙橋大輔選手がこの映画音楽で演じているのを観てから、ずーっと観たかった作品。

この世にあるからには何か意味がある、という言葉が後押しとなって生きていけるジェルソ
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月影の下で(2019年製作の映画)

3.2

アメリカの人気シリアルキラードラマ「デクスター」でお馴染み感の強いマイケル・C・ホールの出演映画が観たく、SFスリラーとカテゴライズされた作品だったので、どれだけ狂気じみた役柄かワクワクしていたら、真>>続きを読む

ザ・フォーリナー/復讐者(2017年製作の映画)

3.8

ジャッキー好きでありながら、シリアスなジャッキーを初めて観た!
役者として演技でも魅せられていたんだなぁ、と気付かされる。老い、もそのまま魅力となって、ジャッキーの事がますます好きになります。
と、そ
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見えない目撃者(2019年製作の映画)

3.0

シナリオに惹きつけられる所はあるからドキドキ一気にテンポよく観ましたが、残酷な見方かもしれないけれど途中から殺人犯の手の緩め方が矛盾にしか見えなくて気になる。最後まで彼の手を徹底しないが故に話も妙に中>>続きを読む

なんちゃって家族(2013年製作の映画)

3.2

気軽に観られて、テンポが最高。
登場人物のキャラクターもいい、鉄板コメディ!!

アメリカのコメディって、男性キャラはやたらと蜘蛛に噛まれますね。

アマンダと僕(2018年製作の映画)

4.0

あらすじ、事前知識ゼロで観たせいか、母子家庭ながらも生き生きとした親子、叔父、その恋人らはパリの街並みの中で素敵な日常はワクワクして魅せられた。それだけに悲劇は突き落とされたように衝撃的だった。

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ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

3.4

短編ドラマを最後まで全部観終えた!ってくらいに感情も出来事も凝縮していて、登場人物も少なくないのにキャラクターへの愛着がそれぞれに湧く感じで楽しいし清々しい!

個人的に思うのは、
学業一筋の真面目な
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PK(2014年製作の映画)

5.0

あっという間に観た!面白いし、切ないし、久々に映画を観てうるっとした。
何よりも人間のどうしようもないな、と思っていることに一喝な作品。新しいフィルターを通して面白おかしくも考えさせられる連続で、テン
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最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

4.0

自分が動けるうちに余命を知る日が訪れたならば、こんなふうに過ごせるだろうか!さすがにここまでは資金的にも無理かもしれないけれど、受け入れた上で時間をこんなにも楽しんで、惜しんで、真っ当に生きられるだろ>>続きを読む

運び屋(2018年製作の映画)

4.5

人間の生き方、とその人間のバックグラウンドにあるアメリカが散りばめられた作品だった。
家族を顧みずに働いた世代の台頭者もデジタル化していく社会には乗り遅れてしまう。それでも戦争を経験している人のハング
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ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ(2016年製作の映画)

-

大好きだしあって良かったと思えるお店だけに、それは利益を追求した野心家が勝利した結果だった…だけでもない!と知ることが出来て良かった。
ミキサーからの出会いで、ミキサーを使わないことを推奨するプライド
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ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

3.5

一つの事柄を色んな角度から観る醍醐味を堪能。
映画というよりも、このパイロットの成し遂げた偉業を観て思うのは、誇れる仕事、仲間、実績、それら全ては運もあるけれど実力のうちなのかもしれない。結果はついて
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誰も知らない(2004年製作の映画)

3.8

一番思い出されるのが母親である前に女として幸せでありたい女性役にハマっていたYOU。彼女の、「私は幸せになったらいけないの?」が印象的。我慢せざるおえない子どもたちと、奔放に欲望を貫く母親の対比がすご>>続きを読む

空気人形(2009年製作の映画)

3.9

ペ・ドゥナの人間にも人形にも見える魅惑ありすぎる演技すごい!部屋でふわふわと自由に浮かぶシーンはとってもかわいい映像でした。
心を持って心のままに生きられる幸せを改めて感
じましたね。

君が生きた証(2014年製作の映画)

4.0

まさかの展開があると思わず、途中から混乱と驚きで、中盤は穏やかに観ていられなかった。
あらゆる角度からそれぞれの悲劇もあるけれど、映画だからこそ、こんなにも美しく描写ができたのかもしれない。
ボートの
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

3.7

フィギュアスケートでこの映画の曲をよく聞いたので鑑賞。内容を全く知らなかったので、映画の中で、テレビドキュメンタリーを観てたのか!と次第にちゃんと気がついて複雑な気持ちでドキドキした。
罪悪感なく楽し
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隣の影(2017年製作の映画)

2.9

すごい。
些細なことからじわじわと、最悪な展開になっていく。
生きていく上で、懐の深さってとっても大切。

もう終わりにしよう。(2020年製作の映画)

2.2

不思議いっぱいな気持ちで鑑賞。不思議な世界観。あらゆる日常的なもので薄気味悪さの描写がすごい表現されてた。
違うけれど、近い感覚は「エターナルサンシャイン」と大昔に観た「ダンサー・イン・ザ・ダーク」の
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ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうた(2018年製作の映画)

5.0

ただ曲がいいだけではなくて、そこに至るまでの登場人物の生活感や人間関係から成す言葉や歌詞が印象的なものが多くて、濃縮して全てが最高。

この映画の中に入りたい、と思ったのは何年も前の「ONCE〜ダブリ
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ミリオンダラー・ベイビー(2004年製作の映画)

4.4

前半の、タイトル戦に出るまでの人間模様と信頼関係が生まれていく様と、後半の苦渋の選択に至るまで、全て人生と闘っているようで、目の離せない作品だった。思い返せば問題提議作。
生きることは最高でありながら
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窮鼠はチーズの夢を見る(2020年製作の映画)

3.8

配信で観れたから、くらいの気持ちで観たのに、かなり胸熱になった!
恋愛対象はストレートでそれ以外ないと思っている主人公が同性に惹かれていく葛藤のような心境が違和感なく描かれていて切なかった。

「アデ
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インターンシップ(2013年製作の映画)

4.2

とっても好きなタッチのコメディだった。
実際には、恐らくこんなことは起きないであろうけれど、時代の変化で職を失ったり、諦めたり、ジェネレーションギャップにつまずきそうになったりしながらも、人間が大好き
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インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌(2013年製作の映画)

3.7

冒頭から弾き語り、音楽を奏でる場面をじっくりと魅せてくれるこの作品、あっという間に観終わった。
主人公のダメな男っぷりや、上手いけど売れないミュージシャンな感じがリアル。60年代のニューヨークの街並み
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ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ(1998年製作の映画)

3.5

ガイ・リッチー監督のsnatchで楽しめたので、デビュー作品を鑑賞。
どっちの作品にどのキャラクター、と言うのがぐちゃぐちゃに思い出されるくらい、凝った魅せ方や雰囲気がかなり似ているけれど、個人的には
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トップガン(1986年製作の映画)

3.5

いかにもハリウッド映画!アメリカ!
みたいな作品が観たくなって何年振りか分かりませんが、再鑑賞。初めてちゃんと観たかも。
こういうザ・ハッピーエンドな映画って大事です。

KOKORO(2016年製作の映画)

2.4

観終えた瞬間は何が主人公を楽にしたのか分からなかったり、悶々と思う所はあるけれど、孤独な旅先で心が通わせることが感動すると理解できる。心を満たすことができたら、沈んだ心は解放されるのかな。
門脇麦の演
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夢売るふたり(2012年製作の映画)

3.8

夢見る、でなくて、夢売るってこういうことか。
タイトル深い。観ながらうわぁーって納得。
西川美和監督作品で感じることは比較的似ていて、人間の気が付かないくらい微妙に嫌な所や蓋をしたくなるような点をクロ
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