Yukisoundsさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

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川の底からこんにちは(2009年製作の映画)

4.3

満島ひかりちゃん最高!
頑張りと底力がわりと半端ないのに行き方はまるでシュールな主人公。観てたらなんか元気出る!

ビール・ストリートの恋人たち(2018年製作の映画)

4.0

こんなことがあるのか、あるのかもしれない。
人種による差別と区別がはっきりしているだけに、アイデンティティも植え込まれてるのは当然なんだ、という側面が一番強くもみえたし、
ただごく普通の若者が人間とし
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心と体と(2017年製作の映画)

4.0

観た瞬間よりも、後からぐっときてる。
自分の観るコンディションみたいなものと波長とが妙に合っていたのかもしれない。
感情のない人に愛が宿るみたいなことがなんて美しいことなのか、私も動物になった状態で現
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マイ・ジェネレーション ロンドンをぶっとばせ!(2017年製作の映画)

3.7

この時代のロンドンはまるっと映画みたい。
音楽側面のみのドキュメンタリーはいくつか観たことがあるけれど真ん中に居た人の話はどの角度から聴いても興味深い!
マイケル・ケイン氏のナビゲートもよかった。

(2017年製作の映画)

4.7

なんだかとっても感動した!日本語の美しさとか表現というものに。
視覚障がい者向けの映画のガイドという職業の存在を知った作品。なんて素晴らしい仕事なんだろう。 
観ている側にも敢えてと言っていいくらい、
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カケラ(2009年製作の映画)

3.1

桜沢エリカ原作だと思うと、日常の不思議な描写にひとつも違和感なく独特の世界観に入りやすかった。満島ひかりの自然体でいたり、流されたりがハマり役!

俺たちは天使じゃない(1989年製作の映画)

3.7

計画性があるようでない、ケセラセラなふたりが色んなひとの宗教観とか人生観とかと合わさって笑えるし、何やらいい事してるみたいに見えてくるのが可笑しかった!

一命(2011年製作の映画)

4.7

仲代達矢の、切腹 を鑑賞直後にこちらも鑑賞。
比較すると一命は、わかりやすく人物像もはっきりしていて感情移入し易く話に切れ目が少なかった。歴史的な部分も台詞としての言葉でなく映像でさらりと置き換えられ
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切腹(1962年製作の映画)

5.0

スコアをつけるならば、減点要素が見つかりません。話が深い、役者が素晴らしい。
家老演じる三國蓮太郎が半四郎演じる仲代達矢に娘婿の最後を聞かされる回想と半四郎が家老に遠巻きに家族の仇と匂わす回想。それを
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CURE キュア(1997年製作の映画)

4.4

黒澤清監督作品を鑑賞し進めている中で、どこが何がとか説明出来ないけれど好きだなぁ、という所でした。一括りに世界観と言ってもいいのかも知れませんが。
この作品は萩原聖人、彼が途中から俳優が彼であるという
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ストックホルム・ケース(2018年製作の映画)

3.2

犯人がイーサン・ホークなら着いていきたくなっちゃうかも、っていう仮定の話は抜きにしても現実でこんなことになればあり得るな、なるほど、ストックホルム・シンドローム。鑑賞中は若干かかってたかも!
どの視点
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バックドラフト(1991年製作の映画)

3.6

タイトルと音楽はよく知っていただけに、初見で音楽と映像の一体感に感動しました!!
この映画があったからこそ生まれた名曲かー、とすごく納得。
火災シーンの映像も凄かったのだけれど、火の気持ちを考えると言
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リアリズムの宿(2003年製作の映画)

3.5

観終わったら、うわぁってなる。
こうくるかー、とかそう言うことではなくて、ひどい旅にあちこち道連れさせられた気分なのに悪くない。(現実なら本当に嫌だけれども!って言えるような旅に。)
少しずつ、理解し
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あん(2015年製作の映画)

4.0

川瀬直美監督作品を初めて鑑賞。
社会で自由に生きていく人の強さとか脆さ、の中に一人のハンセン病の女性の人生やそれを受け入れられない遅れた社会、守ることができなかったと悔やむ罪の意識を抱えて生きる店主。
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.4

2019年になってもブラピの役柄がかっこいい、且つそれが似合いすぎる。ディカプリオも同様に。
鑑賞直後は色々なことを思ったのだけれど、数日経って一番印象に残っているのは、ディカプリオが読んでいた全盛期
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ムーンウォーカー(1988年製作の映画)

3.5

MJ超えのスーパースターはいないだろうな、と痛感。何年か越しに観て改めて痛感。

実りゆく(2020年製作の映画)

3.2

未完作品大賞、の時からワクワクした感じはありました。まんじゅう大帝国竹内君、賞獲っただけにうまいなぁ、と思いきや田中君も上手い。彼のプライド高めな役にハマった感じはがかなり面白味出してたと思うなー>>続きを読む

リンダ リンダ リンダ(2005年製作の映画)

3.3

韓国からの留学生役を演じるぺ・ドュナを観たくて鑑賞。魅力的な子。
本編、バンドや高校時代の学祭とか純愛ぽい告白とか、もう色々ときゅんきゅんする。高校時代って設定だけで涙腺に触れられそうなくらい最高な時
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ほえる犬は噛まない(2000年製作の映画)

3.1

何を考えさせられた、とかではないけれど映像のインパクトが強烈。キャラクターがみんなちょっと不思議で目の離せない作品でした。
パーカーをきゅーってするところ、なんとも言えず可愛らしい!

ダラス・バイヤーズクラブ(2013年製作の映画)

4.8

死のうと思えば何だって出来る、なんて言ってもここまで出来るか⁉︎って何度も突っ込みたくなるくらいの勢いで生き抜くロン。ためらいもなく、生きるため、生きているから躊躇せずに前に進む気持ちを始終教えられた>>続きを読む

アンタッチャブル(1987年製作の映画)

3.7

とことんやってくれる感じ、見応えあったなー!
無知なので禁酒法、って存在が一番衝撃的でアメリカって建国してからいろいろ試してるんだなぁと感心してしまった。
ショーン・コネリーがとにかく格好良くて初期0
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シネマの天使(2015年製作の映画)

2.7

物語としては、映画好きな人なんだろうなー、って俯瞰して観れてしまう余裕ある作品なのだけれど、設定が実話として老舗映画館の廃業という現実なだけに、切ない気持ちでいっぱいになる。
それだけにエンドロールの
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ゾンビ/米国劇場公開版(1978年製作の映画)

4.4

絶対に観たかった「ゾンビ」。
「ゾンビもの」なら、今年だけで数本を観ているのに当作を一部始終はじめて観た!

危機迫るなかでショッピングセンターを家仕様にしちゃって楽しそうだったり、ゾンビに侵された世
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.2

出だしからカッコいい!PV観ているみたいな感覚で、とりあえずすぐに2度目観ました!
どんな角度から観ても楽しめる映画ですね。
Babyのプレイリスト幅広くていいなぁ。。

人生タクシー(2015年製作の映画)

3.5

鑑賞後、初めての感覚に陥った。
私はこの監督の置かれている状況はおろか、イランという国を知らな過ぎると痛感しながら新鮮さもありなんだか分からない衝撃。
ドキュメンタリーなのか、それ風なのか、多分後者だ
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ダンスウィズミー(2019年製作の映画)

3.3

なんて健やかな映画なの! 
このミュージカル始めちゃう催眠、絶対に解けるなら数時間くらい誰かと一緒にかかってみたい!

催眠にかかってから解けるまでのぶっ飛びファンタジーかと思いきや、その過程の旅で新
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リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

4.0

実話、ですよね…⁈FBI恐ろし過ぎやしませんか。このドキュメンタリーの中で私が一番怖かったのは証拠もなしに犯人に陥れる権力を濫用するFBIの恐ろしさ。脚色具合がわからないけれど、正義だと思ってそうする>>続きを読む

6才のボクが、大人になるまで。(2014年製作の映画)

3.8

ビフォアシリーズの監督か!と確認したら直ぐに観たくなった。
12年間の壁を同じ1作品の中で納めているっていうこの制作意欲すごいな。年齢を重ねていくキャストに当然ながら本人だから違和感はないのと、自然に
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生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)

2.8

余りにも冷静に観て、話にのめり込めなかったな。
「あなたは私と別れられていいな、私は私と別れられない」
って、すごく響く。

ほんの一瞬大切な人と分かり合えたから生きてる、ってきっと心患ってもそうでな
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青春の殺人者(1976年製作の映画)

3.7

太陽を盗んだ男、に引き続き長谷川和彦監督作品を鑑賞。
インパクトある場面がなんて多い作品なんだろう!すごい!青春の殺人者ってタイトルは比喩ではなくてそのまま。反抗期の延長のように殺人者になっていく未熟
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太陽を盗んだ男(1979年製作の映画)

4.0

ジュリーの若かりし日の映画、お薦めされて鑑賞。
とにかく狂った感じが最高!ミステリアスな音楽が要所要所で効いてて耳に残るくらいなのだけど、その陰湿さと沢田研二がハマっててすごいシュール。
時代背景と昭
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ガープの世界(1982年製作の映画)

4.8

オープニングとエンディング共にThe BeatlesのWhen l’m 64、がぴったり。あまりにも衝撃的な始まり方をするけれど、びっくりするくらい穏やかに観れる作品。平凡な幸せを願うひと、としての人>>続きを読む

薄氷の殺人(2014年製作の映画)

3.8

カット割りが綺麗、面白い、と聞いていたので注視して観ようと思ったけれど、その必要もなく冒頭からドキドキさせられて完全に映像に魅せられました。
主演女優のリャオ・ファンが綺麗で個人的にヒロスエに見える瞬
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僕らの先にある道(2018年製作の映画)

4.2

大好きすぎて、相手の才能や人間性を信じることしかできなくて応援し続けながら傍に居る。これってよくあることなんだろうな、別れて初めて新しい道が開けるなんて皮肉だけど環境で人は変わるもの。切ないけどわかる>>続きを読む