nonさんの映画レビュー・感想・評価

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Flow(2024年製作の映画)

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圧巻の映像美。目を見張るほど神秘的。
水や光、草木などあらゆる要素が瑞々しく描かれていて、美しく且つ恐ろしい壮大な自然に畏怖の念を抱くばかりだった。流れるようなカメラワークも臨場感がある。
小規模のイ
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キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド(2024年製作の映画)

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新キャップかっこよかった!!
皆に寄り添って対話を大切にする姿勢を持ち続け、身近にいる小さな個人との関係を真摯に築く、サムのこういうところが大好き。周りのみんなから好かれ慕われているのがいろんなシーン
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リヴァース・アングル ニューヨークからの手紙(1982年製作の映画)

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ヴェンダースの語り一つひとつが意味深くて率直で印象的。
映像を撮るということへの姿勢、彼自身が影響を受けた本などにも言及しており、ヴェンダース本人の考え方や人となりにも少し触れることができるような感じ
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シルヴァー・シティー・リヴィジテッド(1968年製作の映画)

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街の風景がいいな〜
「ヴェンダースの原点」、頷ける。
退屈しないかと言われると正直私は否定できないけど、ノイズに包まれながらぼんやりと映像を眺めているといつの間にか不思議と心地良くなってくる。
画が切
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セイム・プレイヤー・シューツ・アゲイン(1967年製作の映画)

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作品については、こういう実験的な映画は正直あんまりわからなくて語れることはないけど、こういった巨匠監督の初期作品のフィルムがデジタル修復され、VODで配信もされて、私たちが気軽に観ることができる環境が>>続きを読む

アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)

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実際に起きた強盗事件の「実話」を描いた作品。
事件を起こした本人たちも劇中に登場し、彼らの証言を交えながら展開していく構成になっているのが斬新で面白い。俳優たちが演じる劇映画のドラマティックさの中に、
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もうひとりのゾーイ(2023年製作の映画)

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“ loved the plot (drew starkey).”

Letterboxdのレビューのトップにあったこのコメント、いいね100回押したい。

ドリュー・スターキーの顔が好きすぎるという
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スマイリー・フェイス(2007年製作の映画)

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アンナ・ファリスがひたすら可愛い!
「ハッパやってハイになりすぎちゃった〜」みたいな映画って、お下品ギャグに振り切って大暴れする作品が多いイメージだけど、(この映画も決して上品とは言わないけど)なんだ
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野生の島のロズ(2024年製作の映画)

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種族を越え、プログラムをも超えた愛と親切。手探りしながらお互いに歩む成長。温かみのある手描きタッチ。スクリーンいっぱいに広がる雄大な大自然と豊かな情緒。生き生きとした愛おしい野生の動物たち……。
スト
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エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

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「チキン屋に扮して犯罪組織を検挙する」っていうあらすじがもう面白いし、評判良いのも知ってたからめちゃくちゃ期待して観たけど、こんなに私の好みど真ん中に突き刺さる最高の作品だったとは…!!上がりまくった>>続きを読む

22ジャンプストリート(2014年製作の映画)

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はぁ〜楽しい。
まじでエンドクレジットの無限続編予告が大好きすぎて。大人が全力で遊び倒してるの最高。

21ジャンプストリート(2012年製作の映画)

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もうずっと笑っちゃう。手っ取り早く元気出したいときはやっぱりおバカなコメディに限る〜!
しょうもないギャグ連発しながらテンポ良く展開していく中で、凸凹コンビの絆のアツさ、立場逆転の切なさといった盛り上
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アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

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鑑賞前にあらすじだけ聞いて「皮肉なジョークを盛り込んだコメディ映画」を想像していたけど、家族の問題などリアルな人間ドラマのディテールまでも丁寧に描いており、良い意味で裏切られた。
「ステレオタイプな黒
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名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN(2024年製作の映画)

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数々の名曲と美しい歌声、楽器の音色で満たされた140分。
"生きる伝説"ボブ・ディランの原点を語る伝記映画としての作り込みの丁寧さ、ドラマの面白さにじっくり見入ってしまった。激動の時代の中で人々の心を
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ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!(2007年製作の映画)

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“スリー・フレーバー・コルネット”ほんとに愛してる。
スーパーしごでき警官も、アツくて愛おしいバディ要素も、警察映画オマージュも、キレッキレのテンポの良い編集もぜーんぶ大好物。展開が進むにつれてどんど
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ハロルド・フライのまさかの旅立ち(2023年製作の映画)

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すごくしょうもない感想だけど、なんだか私もめちゃくちゃ歩きたくなった。自分の足で自分の世界を広げてみたい、いろんな人と出会ってみたい。

SCRAPPER/スクラッパー(2023年製作の映画)

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ぎこちない親子関係を爽やかな画作りで映し出す。
パステル調の可愛らしい色使い、ユニークな編集や演出が好みだった。
ジョージー役ローラ・キャンベルちゃん、たくましさとあどけなさ両方の表情を見せるのがすご
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ピクニック(1936年製作の映画)

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美しい田舎の景色の中で展開する流動的な男女の関係。
新しい出会いや心の揺れ動きを経て報われない恋を経験する彼らの姿からは、この映画の魅力である「切ない失恋の悲しみの面に重点を置いた豊かな情緒」を味わう
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密輸 1970(2023年製作の映画)

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めちゃくちゃ面白かったんだけどなんなんだこの映画!?只者じゃなさすぎる!!
「海女さんたちが密輸する」っていうあらすじでもうすでに面白そうなのに、そこからなんとなく想像していた内容を悠々と飛び越えてく
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パリ、テキサス(1984年製作の映画)

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テキサスの景色の美しさに惹かれる。
どこまでも広がる荒野と青空、ハイウェイの曲線美、夜のネオンの光など、「アメリカらしい」風景が映像に収められていて、ヴェンダースのアメリカに向ける視線や憧れが発揮され
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恋する惑星 4Kレストア版(1994年製作の映画)

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恋人と別れてランニングで体内の水分を蒸発させて涙を流すまいとする警官が麻薬密輸人の金髪の女と出会い、これまた元恋人が忘れられずショックでモノと会話する日々を送る別の警官に飲食店の店員が一目惚れする……>>続きを読む

欲望の翼(1990年製作の映画)

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香港を代表する大スターたちが集結した奇跡の作品。
ウォン・カーウァイ監督作品の魅力である独創的な語り、幻想的な映像を堪能できる。浮遊感のあるショットやユニークな色づかいなど、スタイリッシュな画作りに陶
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ファイター、北からの挑戦者(2020年製作の映画)

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「脱北者」についての作品ってあまり観たことがなかったから興味深かった。
偏見や差別を受ける日々の中でボクシングと出会い、のめり込んでいく主人公。スポーツを題材にした作品だけどスポ根映画というわけでもな
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ミッドナイト・ランナー(2017年製作の映画)

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主演の2人がかっこいい〜〜
まだまだ未熟で青くさいけど熱意溢れる未来の警察官たちが正義を胸に全力で街を駆け抜ける。
正反対な性格の2人の友情がアツい!コミカルな掛け合いも楽しい。
仲良しな同期たち、厳
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ザ・ルーム・ネクスト・ドア(2024年製作の映画)

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ティルダ・スウィントンとジュリアン・ムーアという圧巻の演技力と存在感を兼ね備えた豪華俳優の至高のW主演。2人の美しさとアルモドバル監督のセンスが光る色鮮やかなビジュアル、詩的なようで且つ写実的に描かれ>>続きを読む

アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方(2024年製作の映画)

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ドナルド・トランプ氏が成り上がるまでの道のりを暴く今作。就任が目前に迫った今観れて良かった。
トランプを〈創造〉した陰の人物と3つのルール……。初めて知ることばかりで興味津々で見入ってしまった。
初々
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フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン(2024年製作の映画)

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「THE ハリウッド映画!」って感じ。大好き。
人類の夢が叶うまでのサクセスストーリーに、衝突もしながら惹かれ合う2人のロマンスというハリウッドの醍醐味的な要素を詰め込みながら、さらに「歴史的瞬間の裏
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Apple Original Films『ウルフズ』(2024年製作の映画)

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かなり私好みで良かった!
こういう「渋くてかっこいいのにどこかゆるくて抜けててシュールで笑える」って感じの作品たまらなく好き。さらに大好きなバディもの要素まで乗っかって、ジョージ・クルーニー×ブラッド
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はじまりへの旅(2016年製作の映画)

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2025年一本目!
マイリストに入れっぱなしにしていた作品をやっと。てっきりほっこりファミリーロードムービーかと思っていたから想像の斜め上を行く設定に驚いたけど、すごくユニークで、いろんなことが盛り込
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もっと遠くへ行こう。(2023年製作の映画)

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主演の2人の演技力がさすが。
荒廃した世界と夫婦の関係性の中で揺れ動く感情が繊細に表現されていた。
ストーリーテリングが複雑で理解が追いつかなかった部分もあったけど、俳優陣のオーラと不穏な空気感や虚し
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瞳をとじて(2023年製作の映画)

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ワンシーンワンカットの静かな会話劇にこんなに惹き込まれるなんて。映画という芸術の不思議な力と魅力を再確認させられて勝手に感動してしまった。
行方知らずの友人を探すというミステリー的なストーリーがゆっく
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レッド・ワン(2024年製作の映画)

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子どもも大人もわくわくできるアクションファンタジー、こういう"楽しい"が詰まってる映画ってやっぱり最高。
それぞれのキャラクターも好き。みんなかっこよかった。トナカイちゃんたちも可愛くてお利口すぎた🫎
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ミーン・ガールズ(2024年製作の映画)

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ブロードウェイ版見たことないからミュージカルの『ミーン・ガールズ』はこの映画版が初だったけど、楽曲めちゃくちゃ良い!それぞれのミュージカルシーンの演出も楽しかった。
新解釈のレジーナも良い。
現代リメ
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ミーン・ガールズ(2004年製作の映画)

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みんな可愛すぎるほんとに。
ファッションもずっと見ていたくなる。
00sのこの感じ好きだ〜〜

ビーキーパー(2024年製作の映画)

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みんな大好き「絶対に敵に回したくないステイサム映画」リストにまた一つ最高の作品が追加されてしまった!
「舐めてた相手が実は……」系リベンジアクションってどれだけ観てもずっと面白い。大好き。
キレッキレ
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水を抱く女(2020年製作の映画)

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水や人形といったアイテムを用いてウンディーネの正体、その後の展開を示唆する演出や、現実と幻想の境目が曖昧に交じり合う不思議な世界観などが神秘的で引き込まれた。
「水の精霊ウンディーネ」の神話の物語をそ
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