りさんの映画レビュー・感想・評価 - 23ページ目

雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

2.6

邦題が好みだったので視聴。
僕の感性が足りないからか、意味不明で曖昧なまま終了。

妻を亡くした悲しさを涙によっては消し去ることができず、何かを破壊又は解体することによってようやく悲しさを払拭したとい
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何者(2016年製作の映画)

3.5

就活に関するお話。最後の怒涛の「つぶやき」には圧巻された。

「人間心理」「情報社会ゆえの脳内だだ漏れ」について考えさせられた。
本作は人間心理に立脚した言動を強く描写しており、ほとんどの人が感じるで
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X-メン(2000年製作の映画)

3.6

ヒュージャックマン見たさに鑑賞。こういうSFは苦手意識があったが、楽しく鑑賞できた。人類の進化した形であるミュータントをめぐる話であり、人類-ミュータントが戦争に至りかける話。人類によるミュータン>>続きを読む

ナイトクローラー(2014年製作の映画)

3.9

この映画はメディアに対して社会的な風刺を行っている作品であり、多くの情報をメディアから仕入れている現代人に警鐘を鳴らす作品でもある。

特に、「日常に潜むサイコパス」、「メディアによる虚構」につい
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美女と野獣(2017年製作の映画)

3.4

これぞ、ファンタスティック・ビースト!

ディズニーという記号が持つ輝きが、映像の美しさ、独特の世界観に表現されていた。そして「真実の愛」という抽象的かつ本質的な命題を扱っており、フランス的な匂いを感
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デビル(2010年製作の映画)

3.6

デビルという題であるが、可視化でき具体的な様子のデビルは登場しないことに驚いた。
本作は、ジャケットから『CABIN』のようなメタ的世界観かつ、『CUBE』のような脱出劇を悪魔を絡めて見せてくれるのか
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ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

2.9

ファンタスティックを感じなかったと一言で終わらせたい。

正直、『ハリーポッター』の延長線上に本作が位置していると思っており、不思議な雰囲気や魔法の神秘性を魅せてくれることを期待していた。
歳を取った
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クリーピー 偽りの隣人(2016年製作の映画)

3.3

日常に潜む恐怖を描いており、本作では隣人が恐怖の対象となっている。
現代社会では地域が空洞化、つまり地縁的結合が弱体化し、隣人がどういう人で何をしている人か、という情報はなかなか知ることができない。
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怒り(2016年製作の映画)

4.3

長編だが飽きもせず楽しんで視聴できた。特に終盤は圧巻の展開であり、口も目も見開いての視聴となった。おかげで久しぶりにいい意味での映画疲れに直面した。

怒り、という感情は一言で表すことができない。怒り
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ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち(2015年製作の映画)

3.7

異能力系が好きなため楽しめた。
異能力と聞くと、激しいバトル物を連想するが本作はそのような展開は薄くなっている。

まず、全体を通して不思議な感じに覆われた。奇妙な能力、奇妙な人物がさも当然の如く表れ
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闇の子供たち(2008年製作の映画)

3.6

二週間ほどタイに居た身なので、この映画に対して様々な思いを抱いた。
テーマはタイの闇であるが、彼らにとっては闇ではなく日常である。
問題として、人身売買やエイズ、強制売春などが描かれている。
私は単に
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エスケイプ・フロム・トゥモロー(2013年製作の映画)

2.4

正直、意味が分からなすぎて話はつまらないが、ディズニーという虚構の世界の怖さが伝わってきた。
ディズニーランドというシュミラークルに、人々はなぜ価値を見出すのだろうか。
人工的に構成された世界、キャラ
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ゾンビランド(2009年製作の映画)

3.4

ゾンビもの好きな自分には斬新で楽しめた。
主人公はゾンビから生き残るために自らに32のルールを課し、厳格に守っている。
特にヒーローになるな、後部座席に注意は納得のルールである。
ゾンビものではお約束
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ビッグ・アイズ(2014年製作の映画)

3.6

ずっと気になっていたティムバートン作品。
芸術家が主人公ということもあり、映像が非常にお洒落だった。
ラストの勧善懲悪な展開がお気に入り。

実話を基にした映画であるが、一昔前にこのようなことがあった
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博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか(1964年製作の映画)

4.3

古めかしい映画で、自分の感性と合わないのではと思ったが見事にはまった。

本作は度胸があるなあと。
1963年の冷戦真っ只中に発表する度胸よ。
影響力があったから?か分からないが国家権力にしょっぴかれ
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悪魔のいけにえ(1974年製作の映画)

4.1

理不尽系狂気的ユーモア作品。

冒頭からラストまで圧巻された作品。

見て!!

ブーリン家の姉妹(2008年製作の映画)

4.1

史実に沿ってる物語の中では非常に楽しめた作品。
主演が豪華で、映像も音楽も美しかった。
中世ヨーロッパの映画は何本か見たことあるが、どれもいまいちぱっとしないものだった。
だから、本作も大して面白くな
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サイレントヒル(2006年製作の映画)

2.3

世界観が自分に合わなかったのと、ツッコミどころ満載なとこ、CGがチープだった点からこの点数に。
この世界観が好きな人は楽しめる作品だろう。
盲信は真実になるのが怖い。
予言の自己成就な。

裏切りのサーカス(2011年製作の映画)

2.8

ごめんちょっと意味が分からなかった。

一人の人間の呼ばれ方が変わってしまうことと、人数多すぎることが原因かな。