ayanoさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

南瓜とマヨネーズ(2017年製作の映画)

2.9

都会の片隅にいる男女の日常をそのまま撮影したかのような映画
リアル過ぎて痛かった。

依存し合う二人は不器用だけど人間らしい。幸せになるのが下手すぎるツチダに少しイライラするけど、共感してしまう部分も
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アメリ(2001年製作の映画)

5.0

好き嫌い別れそうだけど、私は大好き!

観た後まわりの誰かに小さな幸せをプレゼントしたくなる映画。なんでもない毎日がいつもより少しキラキラして見える🧚‍♂️

夕暮れみたいなオレンジの日の光に照らされ
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シュガー・ラッシュ(2012年製作の映画)

4.5

とにかく世界観が大好き🍭
お菓子の国はとってもキュートだし、もしもゲームのキャラクターが生きてたら、なんてまさに子どもの頃妄想した世界!

いろんなレトロゲームやクスっと笑える小ネタはゲーマーにはたま
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.0

タイムループxホラー
私的にはサスペンス寄りな印象🤡🔪
ホラー苦手な人と観ましたが全然大丈夫そうでした。

主人公が笑っちゃうくらい嫌な女なおかげで最初は殺されてかわいそう<<どんまいっ!て感じ
でも
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俺たちフィギュアスケーター(2007年製作の映画)

3.8

男ペアでフィギュアスケートに挑む話
超おバカでくだらないけど気づいたら声出して笑ってた...。TED🐻好きな人にはかなりおすすめ!

個性強すぎるけどまっすぐで憎めない2人のキャラが◎(女々しい坊ちゃ
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ソラニン(2010年製作の映画)

3.9

大学時代ソラニンを聞きながら少し寂れた最寄り駅を歩くのが好きだった。青春時代を思い出す作品ってみんなあると思うけど、私にとってこの映画がその一つ。

全ての映像と音楽が懐かしくて切ない。
昔を思い出し
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ピースオブケイク(2015年製作の映画)

3.1

ちょっと汚れた(失礼)大人の恋愛映画

幸せが怖く不幸の準備をしてしまう
しょうもない関係は自分が惨めにならないようちゃんと好きだと思い込む

この辺に共感できる20代独身女性はたぶん刺さりまくるはず
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君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)

3.0

原作既読。桜が印象的な映画🌸
天真爛漫な余命わずかの女の子と人との関わりを避けてきた僕のお話

青春恋愛映画とは少し違う、
テーマはどちらかというと「生と死」

誰だって明日が必ずある保証なんてない。
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22年目の告白 私が殺人犯です(2017年製作の映画)

3.8

ネタバレ厳禁、狂った殺人犯と残された遺族たちの悲しい物語

時効を迎えた連続殺人犯が笑顔で記者たちのフラッシュを浴びるシーンはインパクト大。私は最後まで展開が読めず、全く飽きずに楽しめた。ただ後半の犯
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ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)

4.0

ティムバートンの不思議でかわいい世界観を存分に楽しめる映画。私は好き。
奇妙なサーカス団や森に隠された夢の町など現実っぽいファンタジーなので本当にありそうでわくわくします。

黄色い水仙の花畑でのプロ
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舟を編む(2013年製作の映画)

3.1

辞書編成を題材にした映画
たくさん言葉を知りたくなるし、それらをもっと大切に使いたくなる。

自分が知らない職業をテーマにしている映画は勉強になって楽しい。
辞書一冊作るのに莫大な時間と労力を要するの
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ローマの休日(1953年製作の映画)

3.0

初めての白黒映画🎬
美男美女にキュンキュンしつつ、ローマのキュートな街並みやファッションに癒された。
オードリー・ヘプバーンは言うまでもなく可憐で上品でとっても魅力的、でもそれ以上にグレゴリー・ペック
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.6

再鑑賞まで時間をあけたい派の私が数日後にまた見ちゃうくらいお気に入り。厳しい現実の世界にちょっぴり疲れ、優しい映画で心を癒したい時にぴったりです。

オギーが愛しいのはもちろん、サマーがかっこよすぎる
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怒り(2016年製作の映画)

3.4

豪華キャストたちの魂が震えるような怒りの演技に圧倒され、役者ってすごいと思わされる映画。殺人犯に似た男の周囲の者たちの愛と葛藤がメイン。そして犯人が明らかになるまで、観客の私自身もそれぞれの男たちに対>>続きを読む

50回目のファースト・キス(2004年製作の映画)

5.0

おバカでお下品な笑いと優しくひたむきな愛で溢れたとっても温かい映画。大好きでもう何度も見ています。

毎日初対面から始まり、恋に落ち、ファーストキスをする。切ないけど基本コメディタッチなのとハワイの陽
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

3.6

絵本のような可愛いらしいイラストや世界観と、ごまかすことなく淡々と描かれる戦争の悲惨さ残酷さが、心に刺さって鑑賞翌日の今も消えない。でもどこかあたたかく前向きで、戦争映画でありながら不思議とさて今日も>>続きを読む

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲(2001年製作の映画)

4.4

小学生のころ父と2人で劇場で見て、父の方が泣いていたのが印象的。ノスタルジーな寂しさとおバカな笑いが行ったり来たりの不思議な映画です。

ヒロシの回想シーンで思い出したチャーリーブラウンのセリフ
「安
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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

2.4

毎日が平和すぎて、ちょっと刺激が欲しくなった夜にぴったり。

優雅なクラシックとそのギャップに酔いそうなほどの過激な暴力。普段見られない世界観、理性や常識がふっとんだまるで悪夢のような映画(褒め言葉)
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マディソン郡の橋(1995年製作の映画)

1.8

キレイな不倫映画
10代で1回、20代で2回目の鑑賞ですが未だ良さが理解できず。

どうしようもなく誰かに惹かれてしまうこと、もっと早く出会っていればと思う気持ちはわかります。
でもフランチェスカがし
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きみがぼくを見つけた日(2009年製作の映画)

4.2

愛する人と一緒にいられることの幸せを痛感させられる、切なく温かいラブストーリーでした。

2人での幸せな未来を一番に願っているのに側にいてあげられない、どうしようもないやるせなさと寂しさがとにかく切な
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ザ・ボーイ 人形少年の館(2016年製作の映画)

2.2

古城と人形と老夫婦というゴシックホラー好きはそそられる設定。人形の不気味さと伏線回収が◎

画面が暗すぎてよくわからないシーンが多々あったのと、今話題のあの映画を観た直後だからか展開が読めたのが残念。
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ヘアスプレー(2007年製作の映画)

5.0

ウイルスも吹っ飛びそうなハッピーミュージカル!
終始口角上がりっぱなし、好きなミュージカル映画No.1になりました。

心に元気が欲しい時にぜひ見てほしい。とにかくトレーシーが愛嬌たっぷりでかわいらし
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犬鳴村(2020年製作の映画)

2.3

若いカップルがデートでお化け屋敷がわりに観るのにちょうどいい映画。

どう見ても人間な青年の幽霊や襲われてるのになかなか逃げない主人公など気になる点はいくつかあったものの、ホラー初心者の私はそこそこ楽
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彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

4.0

陣治がなぜそこまで十和子に執着するのか、十和子がなぜ明らかクズな男たちにハマっていくのかは、理解できない。
理解できないのが愛なのか。会いたい、側にいたいと思ってしまうことに理由はない。ただ心と体が求
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永い言い訳(2016年製作の映画)

3.8

失わないと気づかないものがある。

幸夫は夏子を愛していたのか?
夏子には本当にひとかけらの愛も残っていなかったのか?
長年の情なのか、愛なのか
わからないまま時が過ぎる夫婦は少なくないのかもしれない
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宮本から君へ(2019年製作の映画)

4.3

とにかく主演2人の役者魂がすごい。
命削って演技してるような熱量が伝わってきます。

見てるだけでめちゃくちゃ体力使います。疲れます。でもマラソンを完走した後のような爽快感もあります。

ヤスコを守る
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ちょっと今から仕事やめてくる(2017年製作の映画)

1.9

私も新卒で入った会社を24歳で次が決まらないまま退職した人間です。トラックが突っ込んできてほしい、自分消滅ボタンが欲しい、毎日そんなことを考えていました。

評価も高いしきっと共感して救われるような映
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テッド(2012年製作の映画)

4.0

お下品なくまのぬいぐるみと中年男の友情物語

ジョンとテッドのセリフがいちいちウィットにとんでいて、それがわたしのツボとあっていたよう。面白かったです。
ブラックジョークやお下品な笑いが好きならハマる
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トレインスポッティング(1996年製作の映画)

3.5

映像は古いけどどこかポップでアートな魅力のある映画。この映画が好きってだけでオシャレになった気分になります。時計じかけのオレンジみたいな。

大人や社会に反抗しながら、不良になるほどの度胸もなく。そん
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キャッツ(2019年製作の映画)

2.4

舞台未鑑賞のキャッツ初心者です。

ミュージカルは普通に好きなのですが、映画に対してはストーリー性を求めてしまうよう。誰にも感情移入できないまま物語が進んでしまうため作品に没入することができませんでし
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

3.1

90分間そこそこ楽しめたけど、あくまで300万円という低予算のわりには。
映像作りや演劇の世界に触れたことがあるようなコアな人達にはストライクなのだと思います。撮影現場の小ネタも面白い。でも前評判があ
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.4

格差社会を前半コメディ、後半シリアスに描いた映画

たしかにこの世は理不尽で、運と環境で人生が大きく左右される。
けど自分の不運は他人を不幸にしていい理由にならないと思う。金持ち一家は根はいい人達なの
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サヨナライツカ(2009年製作の映画)

1.0

清楚で優しい妻と美人でセクシーな浮気相手の間で揺れる好青年エリートな俺!!!という既婚男の妄想夢物語

浮気は悪いなんて無粋なことを言うつもりはないです。ただ西島秀俊も中山美穂も美男美女ですごくお似合
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ファイナル・デッドコースター(2006年製作の映画)

2.0

不条理かつエグい死に方をひたすら見続ける映画。ストーリー性を求めず過激・残酷・グロテスクなシーンを見たい時はぴったり。怖いというより気持ち悪い。退屈はしないけど魅力的な登場人物が1人もいない。好みでは>>続きを読む

海月姫(2014年製作の映画)

2.0

能年ちゃんの可愛さと個性的なくらげドレス、セカイノオワリを楽しむ映画
漫画のノリをそのまま実写化するとちょっとしんどく感じました。
月海たち三角関係の恋についてもうちょい踏み込んだラストが見たかったか
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祈りの幕が下りる時(2017年製作の映画)

4.5

スピード感のある展開と演出でまったく退屈な時間がありません。泣けると聞いていたけれど、予想を超える量の涙が出ました。

ヒロミが最後に父にしたこと
この先一生自分を苦しめるかもしれない、後悔におしつぶ
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