abx155さんの映画レビュー・感想・評価

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メアリーの総て(2017年製作の映画)

3.7

フランケンシュタインの物語がいかにして生まれたのか、作者のメアリー・シェリーの物語執筆までの2年間を追った物語。
19世紀のイギリス、女性の社会的地位が低く、抑圧されて不遇な状況にあるメアリーの姿がフ
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ホイットニー~オールウェイズ・ラヴ・ユー~(2018年製作の映画)

3.7

ホイットニー · ヒューストンのドキュメンタリー映画。
彼女が生きた時代のアメリカという国で、彼女が何者でどのような人生を送ったのかがよくわかる作りになっている。
1991年のスーパーボウルでの伝説の
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シシリアン・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

4.0

少年と少女を取り巻く厳しい現実と、それを乗り越えようとする少女の愛が作り出す夢想が交錯する現代の寓話。
デル・トロの「パンズ・ラビリンス」と話の構造は似てるけど、シチリア島の山並や海岸線の美しい風景や
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誰も知らない(2004年製作の映画)

3.8

実際に起きた育児放棄事件をモチーフに家族のあり方を問いかけた作品。
他の是枝作品とは異なりドキュメントタッチで描いているのが特徴的。
何の救いもないけど、それがむしろ映画にリアリティを持たせていて強い
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アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

4.0

自分に自信がない歌手志望の女性アリーが、ピークを過ぎつつある有名シンガーとの出会いをきっかけに人生を大きく変えていくことになる物語。
レディ・ガガの圧倒的歌唱力、イーストウッド監督の手法を参考にしたと
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来る(2018年製作の映画)

3.7

一見穏やかに見える家族に迫りくる何かと、それを迎え撃つ霊媒師の怪奇バトル。
鬼のような編集をはじめとする過剰演出や音楽が、もう中島哲也印そのもの。
途中までは原作通りホラーだけど、最後はもはやホラー、
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DESTINY 鎌倉ものがたり(2017年製作の映画)

2.8

黄泉の国の映像と安藤サクラのビジュアルがよかった。
他は特に印象に残らず。

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.8

祖母の死をきっかけとして、主人公の家族に起こる奇怪で恐ろしい出来事の数々が描かれる。
始めから終わりまで全てに意味が含まれているような不穏な空気が続く。
その空気の作り方が上手いし、結末に至るまでの伏
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ONCE ダブリンの街角で(2006年製作の映画)

3.8

音楽作りに夢をかける人々を描くジョン・カーニー作品の中でも初期の作品。
この作品も音楽がいいのと、特にアイルランド・ダブリンの街並みがよかった。
それぞれ問題や悩みを抱える主人公達の鬱憤や葛藤と、街の
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あん(2015年製作の映画)

4.0

女優・樹木希林の最後の主演作にして樹木希林の実力を見せつけた秀作。
本人としか思えない演技力はさすがだし、人生を積み重ねた人間にしか出せないセリフ一つ一つに重みがある。
桜並木など風景描写も綺麗だった
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ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

3.7

ファンタビシリーズ5作のうち第2作。
前作が序章だとしたら、今作で初めて物語が動き出した感じ。
個人的には、ハリーポッターシリーズとのリンクが強くなったのが嬉しかった。
この物語が収束する先はハリーポ
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ロング・グッドバイ(1973年製作の映画)

3.6

どこか駄目な男が事件に巻き込まれて、調べていくうちに迷宮に入っていくレイモンド・チャンドラーのハードボイルドの小説の映画化作品。
この世界観が、村上春樹の小説や「アンダー・ザ・シルバーレイク」に影響を
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A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

4.0

予告編を観た限りでは、亡くなってしまった夫が残した妻を見守るラブストーリーかと思っていたけど全然違った。
幽霊となった夫が、生きる意味を考えながら妻の残した記憶の断片を探すために時空を超えて旅する、哲
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聖の青春(2016年製作の映画)

3.7

天才棋士である村山聖のノンフィクション小説を映画化した作品。
対局シーンを含めて始めから終りまで緊張感が張り詰めていて見応えがある。
村山聖と羽生善治の勝負にかける執念や、そこに生きることの意味を重ね
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フェリスはある朝突然に(1986年製作の映画)

3.8

1980年代に一時代を築いたジョン・ヒューズの青春映画の中の一作にして名作。
観ると無条件にポジティブな気分になれる映画ってそうそうないけど、この映画はまさにそれ。
パレードで「ツイスト・アンド・シャ
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紅の豚(1992年製作の映画)

4.0

何度見ても、いや見る度に新しい発見がある名作。
退屈なシーンが一つもなく、登場人物全てが好きになる綿密な人物設定が凄い。
アドリア海での飛行シーンの美しさ、幻想的な飛行機の墓場シーンが強く印象に残る。

search/サーチ(2018年製作の映画)

4.0

父親がSNSの情報を手掛かりに失踪した娘の行方を追うミステリー。
全編PC画面でのみ表現する手法が斬新だし、脚本の完成度がとても高く伏線とその回収が緻密そのもの。
また、単に上手い映画で終わるのではな
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サニー 永遠の仲間たち(2011年製作の映画)

3.8

1980年代後半の韓国、独裁的な政治に対して民主化を求めるデモが絶えなかった時代。地方からソウルの学校に転校してきたイム・ナミが7人の仲良しグループ「サニー」に入り友情を深めていく、そして25年後に彼>>続きを読む

ここは退屈迎えに来て(2018年製作の映画)

3.6

東京に憧れを持ち、何者かになりたくて何者にもなれなかった者たちの青春とその後の姿を描く群像劇。
ここにいてはいけないと悶々としていた田舎での高校生活を思い出した。この映画に出てくるようなさびれた地方都
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ミックス。(2017年製作の映画)

3.5

王道のエンタメ作品ながら、人はなぜ頑張らなければいけないのか、人生に本当に大切なものは何か、といったテーマをきちんと描いていて好感が持てる。
万引き家族に出てきた小湊鉄道が本作でも登場。他にも美しいロ
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謝罪の王様(2013年製作の映画)

3.5

クドカン作品は当たり外れが大きいけど、これは好きな方だった。
内容はくだらないけど、5つのエピソードを最後にきれいにまとめて、皆がハッピーエンドになる脚本がいい。
広瀬すずのスクリーンデビュー作で、出
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アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

4.0

夢見る者の街シルバーレイク。家賃を滞納しているグータラ主人公のサムが、恋した女性サラの失踪の原因を探り行方を追うノワールサスペンス。
ピンチョンのLAヴァイス的なテイストを基本としながらも、夢と現実の
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斉木楠雄のѰ難(2017年製作の映画)

2.5

ながら見くらいがちょうどいい。
福田節がよほど好きでないと正直見るのはキツい。

パディントン(2014年製作の映画)

3.5

ペルーの山奥からロンドンにやってきたクマのパディントンが新しい家族を見つける物語。
ウェス・アンダーソン作品のような画作りや軽快なテンポがよく、ラストもほっこり。
サリー・ホーキンスがこの映画ではとて
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ロシュフォールの恋人たち(1966年製作の映画)

3.8

ポップな色彩と音楽に溢れるミュージカル映画の傑作。
紆余曲折の人生を歩む人達がハッピーになる姿を見て、自分も幸福な気持ちになれる。
ラ・ラ・ランドが参考にしたと思われるシーンや画作りが多い。

クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

3.7

音を立てたら「何か」に襲われて即死。
特殊な状況下での「何か」との対決と並行して、家族の再生を描いている脚本が上手い。
驚かせようとする演出意図から予想される事がそのまま起るので、何だか笑っちゃう感じ
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シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)

3.8

男女のすれ違いラブロマンス・ミュージカルの名作。
完璧な色使いの画作りが美しい。ラ・ラ・ランドでオマージュされてたのがよくわかる。
王冠をかぶったカトリーヌ・ドヌーヴが美しすぎる。

今夜、ロマンス劇場で(2018年製作の映画)

3.0

モノクロ映画のヒロイン美雪と映画監督を志す健司のSFラブロマンス。
綾瀬はるかが可愛く撮れていてストーリーも手堅くまとめてある。
「カサブランカ」「ニュー・シネマ・パラダイス」など名作オマージュが楽し
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アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)

4.0

MCU20作目で2015年のアントマンの続編。
前作に引き続き、アクションとコメディのバランスがとてもいい良作だった。
前作より登場キャラが増えていてもしっかりとまとまっており、かつMCUの流れの中で
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駅馬車(1939年製作の映画)

3.8

西部開拓時代、素性の異なる7名が乗った駅馬車がアリゾナ州トントからニューメキシコ州ローズバーグに向かう。
登場人物のキャラが立っており皆魅力的で、人間ドラマ、ラブロマンス、アクション、音楽など映画とい
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アントマン(2015年製作の映画)

3.7

劇場で観て以来の再見。
大きくなったり小さくなったり、アリを使った攻撃など画的に面白いだけでなく、
失われた父親と娘の絆を取り戻すスコットとハンクの姿を重ねて描いている脚本がいい。
登場するキャラが皆
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つぐない(2007年製作の映画)

3.6

子供時代のちょっとした嘘が周囲の大人達の人生を大きく変えてしまい、その贖罪を果たそうとする女性の物語。
キーラ・ナイトレイ演じるセシーリアが主人公かと思っていたけど、観ているうちにシアーシャ・ローナン
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追想(2018年製作の映画)

3.6

老年に差し掛かった男が若かりし日の失敗を追想する物語。
中流階級のフローレンスと労働者階級のエドワード、階級の違う二人だったけど、お互いの思いやりがあれば乗り切れた壁なのではないかな。
後悔してもしき
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カサブランカ(1942年製作の映画)

3.8

ドイツ占領下のフランス領カサブランカで繰り広げられるラブロマンスの古典的名作。
反ドイツのプロパガンダ作品にもなっており、戦時中の緊迫した雰囲気がストーリーに深みを与えている。
清くイルザを諦めたリッ
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東京物語(1953年製作の映画)

4.2

家族とは何か、という重厚なテーマを突きつけられる映画。
血縁よりも重要な絆がある的な結末かと思いきや、原節子演じる紀子の一言にさらにグサリと切り込まれた。
シャープなカメラワークやシンプルな脚本の中に
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第三の男(1949年製作の映画)

3.8

第二次世界大戦終了直後のウィーンで繰り広げられるサスペンス映画。
白黒を活かした映像表現やカメラワークや画の構図、意味深いセリフで紡がれるストーリー、軽快な音楽などすべてがお手本のような作品。
ハリー
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