電気羊さんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

ザ・コール(2020年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

はじめはどういう風に話が展開されていくのかと見ているうちに、想像のはるか斜め上にいき、
気づいた時には恐ろしい方向に進んでた。

過去から現在へとだんだん近づいてくる
感じが恐ろしい。

苺食べてる女
>>続きを読む

佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ひとりでも多くの人に観てもらいたい作品。
作品の中の言葉ひとつひとつが
自分自身に刺さりまくる。

現在と過去とを行き来する構成、
過去の映像は馬鹿だけどきらきらしてて
まぶしく尊いものにみえる。
>>続きを読む

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

最高でした。
何度もみたい。
音楽もめちゃめちゃ上がる。

何かに熱中してる人ってすごく魅力的。

一見クールに見えるスティービー、
笑ったら赤ちゃんみたいなニコニコ笑顔に
なるのずるいわ。
みててめ
>>続きを読む

真夜中のゆりかご(2014年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

負の連鎖がなんとも切ない…
アレクサンダーの突然死の原因がわかった
瞬間が一番辛かった。

ラストのソーフスだけが救いでした……

キャスト陣の迫真のお芝居、みんなよかった。

バード・ボックス(2018年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

構成がとてもよかった。

現在と過去とを交互に見せていく作品は
数々あれど、流れるように移り変わっていくのがよかった。
しかも、常に緊迫した空気感が変わらないのがいい。

続編が作られるにしても、絶対
>>続きを読む

羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来(2019年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

めちゃめちゃによかった……

まず、キャラデザが可愛い、好みすぎました。
どのキャラクターもかわいい。
そんな可愛いキャラクター達がこれでもかというぐらい、バチバチにバトルアクションを繰り広げる。これ
>>続きを読む

ハニーボーイ(2019年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

自分の父親役を演じるということは
それこそ、父親と真正面から向き合うことになる。それによって、シャイア・ラブーフ自身が、改めて父親からの愛に気づけたのであればよかった。
父親役として、息子役の言葉を受
>>続きを読む

インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌(2013年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

暗く閉塞感のある映像が続き、その中で売れない・冴えない・金もない主人公がうだつの上がらない日々を送る。

些細なことからさまざまなことに巻き込まれていく過程がリアリティがありながらも、ドラマがあって面
>>続きを読む

ジ、エクストリーム、スキヤキ(2013年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

何度観ても全部好き。
ぽやぽやしたなんでもない日常と
ふと"死"を感じさせるどきっとさせる描写の
ギャップ。

博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか(1964年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

怖いくらい爽快?なラスト。
また会いましょうーーー

ピーター・セラーズ1人3役はたまげる。

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

オギーの物語というより、オギーと彼の周りの人たちの物語という作りがいい。


姉のヴィア役のイザベラ・ヴィドヴィッチは「17歳の肖像」のキャリーマリガンを彷彿とさせるような、少女のような愛らしさもあり
>>続きを読む

ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

苦しさが胸に詰まる。
そんな中、羽ばたくように翼を広げて
優雅に踊る一果が唯一の光に思えた。

主演のおふたりの脇を固める
演者の方々が抜群によかったな。


個人的にはりんの描写が苦しすぎて
見てい
>>続きを読む

TENET テネット(2020年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

めちゃめちゃに面白かった。
やっぱりノーラン。
考えるな、感じろ。まさにそんな映画。

そうそうたる俳優人にテンション爆上がりしながら、次々と展開されていくストーリーに置いていかれないように必死にくら
>>続きを読む

マティアス&マキシム(2019年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

今作のドランのビジュアルがめちゃめちゃに
好きです。

観客にどこを見せるか、切り取る部分が
いつどこをとっても素晴らしいです。
登場人物の心情と結びつけられるような
繊細なショットや画角、インサート
>>続きを読む

ノクターン(2020年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます


ラストシーンの主人公が
おぞましくもあり一番美しかった。

おもかげ(2019年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

全編を通して海のような作品だった。

綺麗なショットの数々、繊細な心理描写に
ゆったりと身を委ねながらみていると
急にぐっと引き寄せられハッとさせられる。

エレナのジャンに対する愛の形は
きっとエレ
>>続きを読む

82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

結婚して子供ができてから"キム・ジヨン"でいることがどれだけ大切で難しいか。
誰かの妻、誰かの母で生きることを最終的には受け入れたジヨンだけど、やはり自分自身を見てもらうことってすごく大事なこと。
>>続きを読む

イゴールの約束(1996年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

観賞後、一つ大きく息を吐く。


アミドゥとの"約束"はイゴールの中に
ずっとあって、自分なりにそれを実行しようと
もがき、奮闘するイゴールが切なくもあり
心が締め付けられそうになった。

父が強烈。
>>続きを読む

ぼくとアールと彼女のさよなら(2015年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

優しさに溢れた作品だった。

グレッグがかわい子ちゃんとプロムに行くと
思いきや、病院のレイチェルの元に向かうとこ
素敵すぎて…
ふたりで映画を観るシーンもよかったな。

そこからラストまでの流れも好
>>続きを読む

劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

この作品が劇場で公開され、
たくさんの人に届いていることが本当に
"心から"嬉しいです。

鑑賞前にたくさんのコメントを読み
その時点で泣いてしまっていた私。

冒頭の始まりが予想の斜め上すぎて、
>>続きを読む

恋とニュースのつくり方(2010年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

すっきりまとまってて良いんだけど、
そこまでハマらなかった。

自分自身、朝のニュース番組の娯楽化が
あまり好きではないので視聴率上げるための
アイディアや企画がハチャメチャすぎて
受け入れられなかっ
>>続きを読む

鍵泥棒のメソッド(2012年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

ベタなんだけどずっと面白い。

みんな上手いからほんとにお芝居合戦。

記憶戻ってからの香川さんが良すぎるし
コンドウを熱演してる時の堺さんが
めちゃめちゃに良いキャラだった。

あと、お二人ともすご
>>続きを読む

ちびまる子ちゃん(1990年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

何を思ったか、ネトフリにあったので見てしまった。 

なんと、号泣してしまった。
テレビ版ではいつも仲良しの大野くんと杉山くんにこんな話があったなんて。
ほんとに素敵なバディだった。
2人で大将ってい
>>続きを読む

The Witch/魔女(2018年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

そういうどんでん返しかぁ…

強い女の子は大好きだし、少女と銃というスタイルも大好きなんだけど、普通の少女だった時が演技だったなんてちょっと悲しい…
敵だけじゃなくて、観客まで騙してくる感じ
辛い。

シンプル・シモン(2010年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

一つ一つのカットや小物使いが、お洒落でポップで可愛らしい。素敵。

正反対だからこそ、新しく見えてくるものがあるし気付けることがある。
シモンの立場にたって接せられるお兄ちゃんが素敵だった。
プシュー
>>続きを読む

少年と自転車(2011年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

何をするにしても少年が真っ直ぐすぎて、
その鋭さに逆に危うさを感じてしまう。

漕ぎ出す強さがあってよかった。

ダルデンヌ兄弟の作品は、緊張と緩和のバランスが絶妙すぎる。

悪魔はいつもそこに(2020年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

巡り巡って登場人物達が知らず知らずのうちに、交錯していくのは面白かった。

何かの引力にでも引きつけられるかのように、
登場人物たちがどんどん悲惨な結末への道を
歩んでいく。
そこで踏みとどまれば、そ
>>続きを読む

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

思わず鼻で笑ってしまうくらい下らないけど、
愛おしい彼女たち。
のれるときとのれない時の差が激しいと感じた。
下ネタの内容が割とプライバシーな内容だったのね、観てるこっちが恥ずかしくなってしまった。
>>続きを読む

ムーラン(1998年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

ムーシュとムーランがハグするシーン
思わずうるっときた。

女性だけど女になりきれないムーランと、
龍だけど龍になりきれないムーシュが
お互いに支え合いながら成長していく過程がよかった。

実写版には
>>続きを読む

ロケットマン(2019年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

想像してたよりミュージカル仕立てでしたが、
製作にエルトンご本人が関わっているとのことでこの人を語る上では音楽は欠かせないのかなと思ったのでそう思うと良い気がしてくる。

your songを歌うシー
>>続きを読む