電気羊さんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

マダム・イン・ニューヨーク(2012年製作の映画)

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結婚式のスピーチ、
ひとつひとつ想いをのせて言葉を紡いでいく
シャシの姿に涙が止まらなかった。
その姿は美しくもあり、かっこよかった。

新しいことに挑戦したり、
それによって自分の見える世界が広がっ
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時の面影(2021年製作の映画)

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キャリーマリガンの未亡人+病弱は
だめよ…それこそ胸が痛みすぎる…。
どんどん弱っていくのに、どこかすぅっと
芯の通った強さが見えるところがかっこいい。

レイフ・ファインズもよかった。

2人の作り
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タイトル、拒絶(2019年製作の映画)

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キャストがめちゃめちゃ良かった。

みんなどこか諦めた眼をしていて、
でも救いを求めてちょっとばかり期待して、
そんな自分に絶望して。

真昼ちゃんを見てて、笑顔って時には
泣き顔よりも悲しそうに見え
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怪怪怪怪物!(2017年製作の映画)

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気色悪い。
いじめっ子が徹底してクソな奴なのがよかった。

バスのシーンが一番好き。
女の子とお姉さんが対峙するカットが
1番よかった。あの一瞬私の時間も止まった。
すいかジュース🍉🍉🍉

記憶の夜(2017年製作の映画)

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結局誰も救われない。

真実が見えてくるまでのホラーパート(?)は
マジに怖がらせにきてますよね?
めちゃめちゃ心づもりしてたのに、
女の子が飛びかかってるシーンで
心臓ヒュッてなった。怖い。

韓国
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天国から来たチャンピオン(1978年製作の映画)

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設定からしてありがちなストーリーかなと
思いきや、終盤からラストにかけての展開は
予想外で思わず涙。

多少ご都合主義的なところもあるけど、
なんだかこの作品の雰囲気とユーモラスさで
全然気にならなか
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お引越し(1993年製作の映画)

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冒頭から両親の別居が始まり、
その渦中にいるレンの溌剌さがその重さを
軽くもするし、より重くもさせる。  

家族という言葉は、ある時は守ってくれるもの
でもあるし、またある時は縛りのようなものにもな
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夏目友人帳 石起こしと怪しき来訪者(2021年製作の映画)

5.0

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夏目友人帳の心地良い世界に
どっぷり浸かれる時間、良きです。

2本ともほんとに素敵なお話だったので
ほっこりしました。

夏目とニャンコ先生やあやかし達との
関係もとてもあたたかく、
これまで夏目が
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メッセージ(2016年製作の映画)

5.0

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予想していなかった終着点に感動してしまった。

まさに、今私たちが当たり前に思っている
時間の概念、流れをうまく利用された
伏線の張り方だった。
当たり前のように、過去の出来事だと
思い込んでいたわた
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ベン(1972年製作の映画)

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前作との対比も面白い。

孤独な少年と人に裏切られたねずみが
心を通い合わせる。
ボロボロになってもダニーの元へ帰ってくる
ラスト。

今作の最大の良さは、ダニーのお姉ちゃんだと思う。
ダニーとベンの
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アマデウス ディレクターズ・カット(2002年製作の映画)

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F・マーリー・エイブラハムのサリエリ、
トム・ハルスのモーツァルトが抜群に良い。
もはや魂が宿っているレベルの好演。

ラストまで見終わってから冒頭部分をもう一度
見返すと、サリエリのモーツァルトに対
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その手に触れるまで(2019年製作の映画)

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ほんとの恐怖を感じた。

純粋でまっすぐなことが、こんなにも
狂気に繋がるのか。

殺そうとした凶器が、自分の命を救うための
ものに変わった時、彼の中でも何かが確かに
変わった気がする。

ボビー・フィッシャーを探して(1993年製作の映画)

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どんな時も周りの人達のことを尊重できる
ジョシュが素晴らしい。
どれだけ才能があっても、周りの環境によって
それが生かされも殺されもする。

あんなに幼いながらも、 
自分自身の中で恐怖心に向き合い、
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ムーラン(2020年製作の映画)

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アニメはアニメのよさ、映画は映画の良さがありました。別物としてみた方が楽しめるかも!

映像美はもちろんのこと、色使いが鮮やかで上品。女戦士ムーランの艶やかな黒髪をなびかせながら、かっこいい戦闘を繰り
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ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

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"今、生きている"ということを肯定してくれる作品。
生きる意味なんてなくても、生きているだけで素晴らしい。その日常の中には、いろんなきらめきが溢れている。大きくても小さくても、それはその人にとって特別
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グッド・ボーイズ(2019年製作の映画)

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ジェイコブくんがミリーちゃんと『ワンダー君は太陽』以来の再共演!!

結構お下品な内容も含んでるけど、
3人がまだまだピュアピュアなのでただただ愛おしい。
好きな子とキスするまでの壮絶な(笑)物語よ。
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ウイラード(1971年製作の映画)

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この時代の描写とか音楽とかなんでこんなにいいんだろう。
地下室でカメラに寄ってくるウイラードの顔が半分影になっているのとか、今でこそベタなのかもしれないけど普通にどきっとしてしまうなぁ。

主人公のサ
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エレファント(2003年製作の映画)

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同じような平穏な日常が繰り返されるように、
同じ時間軸でのそれぞれの登場人物の様子に
スポットがあたる。

他人からすれば、そのひとりひとりは学校の中の背景の一つにすぎないくらいのいつもと同じ光景や出
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劇場版ポケットモンスター 水の都の護神 ラティアスとラティオス(2002年製作の映画)

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久々に見たけど、やっぱり大好きな話。

音楽もいいし、水路を駆け抜けて行く描写は
めちゃめちゃわくわくする。

ラティアス(カノンの姿)をサトシが追いかけるシーンはほんとに最高。

妹を全力で守るラテ
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アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

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一試合見終えたかのような、
気持ちのいい疲労感。

いろんな青春が詰まっていた。
爽やかでちょっぴり切なくて、
でもあたたかい。

会話劇がとても心地よくて、
ずっと見ていられる。

それぞれに悩みを
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のぼる小寺さん(2020年製作の映画)

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小寺さんと小寺さんに突き動かされる人たちの
あたたかく爽やかな作品。

常に上を向き続ける小寺さんの瞳が
本当に美しく強い。
何かに一生懸命でひたむきに向き合う人って
本当に素敵だし、無敵。
まるで糸
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サマー・オブ・84(2017年製作の映画)

5.0

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めちゃめちゃ後味悪いけど、好きなタイプの
映画。
青春映画の雰囲気を感じつつ見始めると、
終始不穏な空気にハラハラさせられる展開。

最初に疑わしい人は絶対に犯人じゃないんだろうなと思いながらも、終始
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

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マリアンヌとエロイーズの、本来2人の間でのみ
交わされる視線や想い、触れ合う様子を私たちは
"覗き見"している。
あくまでも、こちらはふたりの秘密の関係を"第三者"という位置から覗き見ていることを実感
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リトル・ミス・サンシャイン(2006年製作の映画)

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それぞれの人生での山あり谷ありが
この映画に詰まってる。
最後にはほっこりとなるハートフルロードムービー。

辛いことも何気ないことでちょっと前を向けたり、誰かの存在が知らぬ間に自分を高めてくれたりす
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

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やっぱり作画がめちゃめちゃに綺麗でした。

アクションシーンも迫力があって、
かっこいい。
特に煉獄さんの身を纏う炎の演出は、
観てるものの心までも熱くさせる。
あと言うまでもないが、日野聡が本当にい
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若おかみは小学生!(2018年製作の映画)

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出てくる人みんないい人ばかりで
自分まで心が清らかになった気分。

みんなそれぞれに辛い過去があるのに、
ちゃんとその人なりに前を向いて歩いてて
えらいなぁ……
ひとりひとり抱きしめてあげたい。

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