接続と切断を演出する説話装置たる電車、桜・雪・雨など降るモチーフ、など細部が作り込まれているが、そういった細部も、類似と並列の反復がお互いのの距離を際立たせることも、すべてモノローグの叙情性に奉仕する>>続きを読む
平凡な日々を変えてしまう出来事があったとしても日常は続く。スローモーションがもたらす不穏さ。音楽の使い方が変でとても良い。メイシーが自転車に乗ってスケボーに乗るアレックスを引っ張っていくシーンがすごく>>続きを読む
『モテキ』をアメリカのウェイな感じの大学生でやった感じ。
移動→人と会うかすれ違う→視点の移動→移動→人と会うかすれ違う→視点の移動。この繰返し。特にストーリーとかはない。アナキストの爺さんが好き。
妄想も幻覚も現実も、すべて絵である以上、等価であり、つまりそれらに区別などない。類似と差異と反復がそれを使嗾し、視線はひとつの暴力になる。
中盤がとても面白い。とにかくハンターがかわいい。ラストの色の演出(トラヴィスの赤とジェーンの緑)はあからさま過ぎる気がしないでもない。