孤独な男が1匹の犬と出会い強い絆で結ばれ旅をするロードムービー。犬がかわいすぎる。
『首』('23日)観た。本能寺の変を題材に信長の家臣村重の反逆や戦乱の時代の流れを描いた作品。人物の年齢に違和感を感じつつ、痛快時代劇でおもしろかった。加瀬亮のファンだし。
衝撃だった。釣った魚を歯で噛んでとどめを刺す。夜の間に硬くなったブーツを歯で柔らかくする。母親の唾で湿らせた布で子を拭く。セイウチを解体しながら食べる。血の滴るナイフを舐める。ヒートテックとかないから>>続きを読む
フィンランド映画祭で激混みで観られなかった『ヘヴィトリップⅡ』('24)やっと観た。シネマート新宿のデスプレイが秀悦。part1でハイウェイ暴走中トナカイ避けて事故死したドラマーのユンキの遺影もある。>>続きを読む
『胸騒ぎ』('22丁)観た。旅先で出会った夫婦の招待に応じた家族がそこで取り返しのつかない事態になる話し。こわいこわい。
『みんな元気』('90伊)観た。年老いた父親が子供たちを訪ね歩くロードムービー。小津安二郎的な、親の期待にそぐわない子供たちの現実。妻の墓石にまで嘘ついて鬱陶しい。
『パスト』('23米韓)観た。なんかよかったなぁ。再会してお互い感情を押さえ込んで別れるところとか、ポーチで待ってた夫に泣きつくところとか。
『散歩する侵略者』で牧師だった東出が宇宙人先生役でおかしい。どちらも愛の力。とても漫画ぽい。
地球を侵略者しにきた宇宙人が人間の概念を奪うことで腑抜けにしていく。愛の概念を奪ったことによってそれを食い止める。とても漫画っぽい。
1970年頃の全寮制男子校が舞台。再婚した母親が新婚旅行に行くのでクリスマス休暇を寮で過ごすことになった高校生の話し。高校生が大人びた顔していてかっこいい。訳ありの先生との交流もハートウォーミングだっ>>続きを読む
『恋するプリテンダー』('23米)観た。カフェの場面からテンポよく可笑しい、飛行機の座席のリクライニングの場面も。お互いプライド高く、恋の駆け引きをする話し。
『アバウトライフ』('24米)観た。結婚に踏み切れず悩むカップルの双方の両親が互いの相手と不倫カップルだったという中で結婚生活を考える話し。男の方の毒舌ママがポテトマッシャーとか言われてんのおもしろか>>続きを読む
『秘密許せない真実』('23韓)観た。自殺した青年の手帳の断片が口にねじ込まれた他殺体が見つかる。、操作していく中でその自殺した青年はかつての友人だとわかった刑事が自分の過去とも向き合い罪の意識の中で>>続きを読む
怒りを原動力とし生きている青年と不幸な家庭環境の女子高生の交流。悲しすぎる。
90秒憑依にハマった女子高生の悲劇。
憑依が周知の設定なのが、A24ぽい。
虐待の跡のある少年を保護した女性が自分の子どもとして育てようとする話し。絶対このままでは無理があるなぁと思ったし、そうなる展開だった。
ドラマや映画の認知症の描かれ方に違和感。
宗教戦争。聖職者に授けられた洗礼じゃなくてもいいんだってまずびっくりした。人質のように少年を誘拐して親に改宗を迫る当時のローマカソリックの統治の危機感がうかがえる。素直に司祭となったエドガルドだけど、>>続きを読む
『winter boy』('23仏)観た。父親を突然亡くした家族が悲しみにくれる話し。親子のスキンシップすごいなぁ。弟が兄のいるパリでひと時を過ごす中、新鮮で色んなことを経験し、傷つき、再生するってい>>続きを読む
『メデューサデラックス』('23米)観た。ヘアコンテスト会場で優勝候補の美容師が頭皮を剥がされて殺されるという事件が勃発。他の美容師やモデルが犯人探しに躍起になり口汚く罵ったりして、裏側とかも明らかに>>続きを読む
『チネチッタで会いましょう』明日までの上映滑り込みで観てきた。
モレッティ自身が演じる著名な映画監督が新作撮ろうとするも次々と公私共に難題が持ち上がる話し。
フライヤーにもあるように「楽しいモレッティ>>続きを読む
『ペパーミントソーダ』('77仏)観た。厳格な女子校に通う姉妹の青春の日々。
子どもの頃憧れた世界観だ。わたしは厳しかったり制約のある中で工夫したり大人をだしぬいたりする自分を夢想する子どもだった。>>続きを読む
BGMがすごくいい。ロックンロールやブルースや古い日本歌曲とか流れるとアキの映画の世界に入り込んでいくみたい。監督の本職は画家でキノライカの壁をペイントする代わりにアキにこのドキュメンタリーの全面協力>>続きを読む
『ポトフさん('23仏)観た。美食家と料理人が料理を介して愛情を育み、素朴な家庭料理最高の調理法でポトフを作ることで悲しみを、乗り越える話し。
素晴らしい舌の持ち主、ポーリーンの存在も癒やしだった。
『コットンテールで('23日)観た。認知症で亡くなった妻の遺灰を撒くためにイギリスにやってきた家族の再生の話し。
リリーフランキーが好きじゃないからぜんぜんいいと思わなかった。
『パリブレスト』('23仏)観た。育児放棄され養護施設で育った少年が一流パティシエになるまでを描いたサクセスストーリー。幼い頃のお菓子作りの場面とリンクさせたりもよかった。優しい里親さんとのエピソード>>続きを読む
天窓の一つある納屋で監禁されていた母と幼い息子が解放されてからもまた悲しかった。心をえぐるような質問者、周囲から好奇の目で見られ帰りたいという息子。ゆっくりと解決していくんだけど、おばあちゃんと孫の打>>続きを読む
『あんのこと』('24日)観た。幼児期からの母親からの虐待、母親に強要される売春、ドラッグと壮絶な人生を歩む少女が更生のためもがくがコロナによって前途が絶たれ、自死してしまう話し。
非行少女ではなく、>>続きを読む
『光』('13蘭)観た。自閉症の息子を育てる女弁護士が殺人罪で20年も収容されてる自閉症の兄の存在を知り、その秘密と無実も解き明かしていく話し。秘密を守るために手段を選ばないブルジョワ企業のやり口がす>>続きを読む
『一人息子』('36日)観た。貧しいシングルマザーが無理して東京の学校に行かせたものの、夜学のしがない数学教師にしかなっておらず、上京してきた母親を借金してもてなすありさま。恩師の笠智衆もトンカツ屋に>>続きを読む
『戸田家の兄妹』('41日)観た。お父さんが亡くなってお母さんと未婚の娘が息子娘の家をお荷物みたいに転々とし、挙句に別荘で二人暮らしをする話し。父親の一回忌に天津で働く兄がガツンと言ってくれて、ラスト>>続きを読む
介護士の女性のもとにかつて自分を虐待し捨てた母親が認知症となって現れた。なんか深夜の懐かしのドラマシリーズ感。
森を守るために大手林業企業と闘う若い活動家たちの話し。
上映後、オンラインで監督とのQ&Aがあった。活動家と監督、クルーたちの出会いと1年半に及ぶ撮影の日々。またこのような背景には歴史なことも大きく関>>続きを読む
『イルポスティーノ』('96伊)観た。ナポリの小島でチリから亡命してきた著名な詩人と彼の郵便物を運ぶ島の朴訥な青年の交流。マリオのキャラがほんとに素晴らしかった。『隠喩』を教えてもらってからの彼はみる>>続きを読む
『ミサイル』('24 芬)観た。ひょんなことから地方紙の記者になったシングルマザーがソ連のミサイル事故に過剰反応するが、周囲と空回りする様を面白おかしく描いている。プライベートの困りごと、優柔不断さと>>続きを読む
『イェヴィダ』('23 芬)観た。相続した湖畔の家を片付けに来た叔母と姪の心情の変化をモノクロで綴った叙情的作品。少数民族の民族同化を強いるフィンランド。何も語らず過去を封印するかのように物を処分する>>続きを読む