しょっちゅう焼酎さんの映画レビュー・感想・評価 - 13ページ目

新しき世界(2013年製作の映画)

4.5

ほぼ、ファン・ジョンミンの一人舞台に思えた。
この人、どんな映画の役でも全部持っていっちゃうんだもんな〜。
主人公のイ・ジョンジェは、潜入捜査官として悪の世界でノシ上がって行くこういうダーティーな役に
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トガニ 幼き瞳の告発(2011年製作の映画)

4.0

叩けばいくらでも埃が出てくる、障害者福祉施設の実態の氷山の一角だと思う。
ただ、よくこういう事件でメディアや報道の煽りに霞んで、勘違いのイメージが起きてはいけないと思う点は、真摯に信念を持って仕事をし
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キングダム(2019年製作の映画)

2.5

これだけの人気マンガのファンの方達ですら認めるほどの、実写版化の成功例だとは思います。
(原作人気が高いほど、大抵は実写化するとコケるので)
確かに世界観、キャスティング、映像、スケール、どれも素晴ら
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殺人の追憶(2003年製作の映画)

2.8

「パラサイト」でもそうだったが、シリアスなテーマなのにどこかコントノリなのは、ポン・ジュノ監督のパターンなのかな、良う分からんけど。
ソン・ガンホのキャラの存在も大きいかも。

無能警察のドタバタ劇。
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闇の子供たち(2008年製作の映画)

3.0

「実話の映画化」では無いが、描かれている内容は実話同然ではないだろうか。
(原作小説は未読)
現地で、撮影に支障の出る横槍はなかったのかな。

ラストは、「え!、まさか!?」なんだけど
、 
桑田佳祐
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グラン・トリノ(2008年製作の映画)

3.1

人は何歳になっても、偏見や固定観念にとらわれずに変わっていく事が出来るのだな、と。

クリント・イーストウッドはいくつになっても格好良い。

イタリア系床屋の主人とのやり取り、微笑ましかった。

アシュラ(2016年製作の映画)

4.6

悪党祭り!!
クズ野郎どもの祭典🎊🎉
(とはいえ反社会的勢力は一人もおらず、全員公務員。税金泥棒にも程がある!)

ラストの激修羅場は、
この流れからいって、あ〜また来るかぁ胸糞(このジャンルの韓国映
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ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

2.3

やらかしてしまった!
睡眠不足状態のボ〜っとした頭で観る映画では無かった。
おかけで、せっかくのドンデン返しに驚く事も無く、伏線回収も良くわからないまま、眠くて大して楽しめなかった。
アホです😖

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マッドマックス2(1981年製作の映画)

3.8

やはり素晴らしい、この世界観!
文明秩序崩壊後の弱肉強食の法無き「近未来」。
この作品が後世にどれだけの影響を与えたのかは計り知れない(まぁ、大抵は北斗の拳が引き合いに出されるけど)。
ヒット作の2作
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第9地区(2009年製作の映画)

4.1

確かに!これは斬新なSFだ。
ドキュメンタリータッチの序盤から、不思議な緊張感でグイグイ物語に引き込まれていく。
いつもは残虐凶悪なエイリアン達を、逆に社会的弱者として描く今までに無い設定がキモ。
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哭声 コクソン(2016年製作の映画)

3.6

何だこれは!!?
今までに無いジャンルを観た気がする。
ジャンル分け不能。
先の展開も読めないし。
とはいえやはりドンヨリ、ネットリ、ジメジメの韓国映画。
「チェイサー」と同じナ・ホンジン監督か。あ〜
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ミスト(2007年製作の映画)

3.5

胸糞&鬱ラストを散々聞かされてたので覚悟して観たけど、それほどではなかった。
期待値上げ過ぎたかな。
確かに「そりゃね〜だろ」的エンドだけど、「ダンサーインザダーク」クラスの超絶胸糞に比べたら、まぁか
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奇跡のリンゴ(2013年製作の映画)

3.8

夢を追い求めて生きる夫と、それを信じ支え続ける妻(菅野美穂、素敵過ぎる!癒やされる〜)。
理想的な家族のあり方がここにある。
でも、挫折と葛藤を繰り返す事11年間。長いなぁ。
「笑う性能」を大事にして
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チェイサー(2008年製作の映画)

2.7

何の救いもヒネりも無い上に、情け容赦の無い胸糞ラスト。
もし初めて観たのがこれだったら、その人は韓国映画が嫌いになりそう。(と思ったが、いや逆にハマる人もいるかも)
しかし相変わらず粘っこくて湿度高い
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冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)

4.5

猛毒。
園子温監督史上、最凶レベルのトラウマ映画。
心身共に万全じゃないと根こそぎ持って行かれるので、要注意。
鑑賞後は、リハビリ兼お口直しで優しく温かい映画が観たくなる事は必至。
あまりの怪演故に、
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バタフライ・エフェクト(2004年製作の映画)

4.0

切ないラストは定評通り。
全3パターンのラストが作られたみいだけど、監督が言う通り、やはりこの終わり方じゃないと、名作として語り継がれる映画にはならなかったのではないだろうか。

今夜、ロマンス劇場で(2018年製作の映画)

3.3

細かい事は考えずに頭を空っぽにして、PUREな心で観るファンタジー。
衣装とセットのカラフルさが、可愛くて素敵。
切ないラストの後に、もう1段階ハッピーなエンディングが待っている。

パプリカ(2006年製作の映画)

1.5

この世界観、わけ分かんね〜。
夢の世界が舞台である時点で、それは想像されることではあるのだけど。
これは考えてはいけない、感じないといけないのだな。Don't think feel.
全編幻想。正直1
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永い言い訳(2016年製作の映画)

3.3

愛情のあり方というものが何なのか。
静かに、染み入るように考えさせてくれる話。

本木雅弘の演技は言わずもがなだけど、深津絵里をもっと観たかった(でも、これはキャスティング上無理)。

パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

3.9

押井守と並ぶ日本アニメ界の巨匠、今は無き今敏の監督デビュー作。

「あなた、誰なの?」
現実と妄想、虚構の境目が訳分からなくなってくる狂気。
劇中劇が効果的に使われている事がかなり大きいのではないだろ
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キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

4.2

スコセッシ&デ・ニーロコンビの「タクシードライバー」、「レイジングブル」に続く、"実際身近にいたら超迷惑な、激烈自己チュー男"3部作シリーズの第3弾。

パンプキンじゃなくて、パプキンなんだってば。
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イコライザー(2014年製作の映画)

3.2

羊の革を被った狼もの(実は元特殊職業のトンデモな人。ちなみに個人的にこのジャンルのベストは「アジョシ」)の中でも人気があるみたいで、周りにもファンが多い。
悪人はもれなくタトゥー入れてんのね。
これは
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ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション(2015年製作の映画)

4.2

久々に同シリーズを観たけど、相変わらず安定の面白さ。
水中シーン、バイクアクションが一番印象に残りました。
レベッカ・ファーガソンのオペラ座でのドレス姿でのアクション。セクシーだな〜。

累 かさね(2018年製作の映画)

2.7

設定の陳腐さが気になる点ではあるけど、確かに若手女優二人の演技合戦は見物かも。
本来、演技派の浅野忠信が何だか浮いてたような…。

母親女優との確執等、その辺も絡めてもっとストーリーを作り込んで欲しか
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

2.8

ラストに流れるテロップが全てを物語っている。

アメリカ先住民族の問題は、正直に言って日本人にはあまり実感としてピンと来ない部分ではあるけど、どこの国も司法の権限が届かない底知れぬ深い闇を抱えているの
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

3.8

正直そこまで期待してなかったけど、なかなかの拾いものだった。

ま、ツッコミどころは多々あるけど、それを言い出したら(特にこの手のジャンルは)キリがないけど、ただ1点だけ。
ゾンビの群れを野球のバット
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ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

4.0

劇場公開時、V6の森田剛くんの連続殺人鬼の演技に、鮮烈な衝撃を受けたのを覚えている。
絶望を突き抜け、あっち側にイッてしまった連続殺人鬼の、達観した枯れた眼と表情。

前半のコミカル青春ラブコメのノリ
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

2.8

生涯ベストに挙げる人もいるほど高評価なのにも関わらず、長年観ずに来てしまったので、自分の中で空想の期待度ばかりが高まってたのだろう。
特に可もなく不可もない、まぁごく普通の佳作だった。
映画との縁、出
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

4.9

数年前、初めて観た時に魂を揺さぶられた。
それは今でも全く変わらない。

奇跡の作品であり、宝物。

全て言葉にならないし、言葉に出来ない。
ただ、心からありがとうの思い。

スカーフェイス(1983年製作の映画)

4.8

アル・パチーノ主演作で個人的に不動のNo.1。
ちなみに2位は「セルピコ」。
何の因果か極悪人と超正義漢、全く正反対の役だけど、結局何を演じてもパチーノは神。
(どちらにも共通しているのは、ひたすら孤
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ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

1.0

胸糞映画界の世界最高峰、8848m!!⛰️🌋

何でそうなるかなぁ。
納得いかねー。理不尽の極み。
胸糞評は散々聞いてたけど。
それにしてもねぇ…。
何の救いもねー。

そこで歌う!?
あとラスト、そ
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愛のむきだし(2008年製作の映画)

1.3

何だかなぁ。
終始3流コントを見せられてるみたいで、全くノリきれなかった。
苦痛で途中で何度もやめようか…、と。
トンデモ映画というには言い過ぎか。
しかし4時間弱、実に長かったなぁ。

園子温監督と
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ブラック・スワン(2010年製作の映画)

4.1

悪夢。
精神状態が良くない時にはあまり観たく無い。
こちらまで蝕まれて行きそう。

初っ端から、何だか嫌〜な、不穏な空気が漂ってて、それが終盤に一気にビジュアル化されていく。 

でも、芸術の世界で大
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君の膵臓をたべたい(2018年製作の映画)

3.9

救いと希望があるエンディングだけど、「死」をテーマにしている以上、やはり重い、辛い。

最初から結末が見えているわけだから、観ててずっと辛いけど、まさかそういう展開になるとは。
でもその設定があるから
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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

4.5

完全に映画初主演の松岡茉優目的での鑑賞。
が、ストーリーも良かった。
前半はドタバタコメディタッチのノリだけど、中盤からは一転、わりとヘヴィな展開に。
最終的にはGOOD👍な終わり方だけど、こういうラ
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コンフィデンスマンJP ロマンス編(2019年製作の映画)

4.5

1本取られました〜😜
いや、1本どころか2本3本4本…、
あ〜きりがない。
参りました!!
メチャ面白かったー。

途中まで、何だか安っぽいTVドラマノリだなと思ってたけど(テレビシリーズは未見です)
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