暴力的な場面でなくても耐えられないような気味の悪さが漂ってる。
良い映画だけど、観るのしんどかった〜。
多様な人種を起用して、それぞれの役に格差なく個性を与え、かつまとまってることにまず驚いた。
「波を止めることが夢」のおじちゃんとベトナム人の女の子のコンビはずっと観ていたいし、夜明けのパリは美しい。
ある一家が無秩序に立ち戻って、独自の聖性を内に宿す物語。それは一方で瀆神的であり、神への挑戦ともとれる。
アンヌ・ヴィアゼムスキーが着てたワンピが可愛かった!
戦争と報復の滑稽さや浅はかさが表れていて悲しかった。
第一章のショシャナが逃げるシーンが古典絵画のように綺麗で、その後どんどん血みどろに転調していくのが面白い。
今のところタランティーノで一番好きだな>>続きを読む
混浴シーンで、「ドリーマーズ」を思い出した。まあ、ひたすらミックジャガーを愛でる映画。
モックンの演技が上手いのか、主人公のモラハラ男は絶対反省していないんじゃ…?って感じがしてならない。
ラストシーンの行動は、ただ理性的に自分のために行なったもののような気がした。狂気でもなくて、相手に対する憎しみの感情からでもない。
ギャツビーのCM並みに髪を整えまくるレスリーチャンがツボ。
トニーレオンそこで出てくるかっ!
やっと観れた!玉三郎は流石としか言いようがないけれど、唐十郎の殺気にはやられた。
津波のシーンがあるので皆さん気を付けて
カラヴァッジョのサロメとクリスティーヌが重なってるように感じた。
若者の虚無感を描いたものだと評されることが多いけど、クリスティーヌからはそれをあまり感じ取れなかった。
堕落しきる勇気と強さを持ち合わせずに妻の美徳を汚そうとしたのが間違いだった。ラストシーンの切れ味抜群すぎ。
デュラスの迷いのない確立した言葉だからこそ成り立つ映画。
サロメが涙を流しているシーンを映すことで、ワイルドより大衆性を狙ったように思われる。
ヨカナーンは短髪じゃなくて黒髪長髪を期待していたから少し残念。
人は真実を求めると崩壊して行く。
ザスミスの曲に乗せて劇場に疾走する図が解放感に溢れていてとても良かった…
勝手に他人の家覗いて「ビッチね」は可哀想、笑。
他のレビューにもあるように、もう少しまとまりが欲しかった。ビノシュは可愛かったけど。
フランスのエロティシズムに浸れて最高だった。
登場人物それぞれが危うい魅力を放っていて、欲望と理性がせめぎ合ってる瞬間が堪らなく唆られる。お気に入りの映画の一つになったな~。
ジャンピエールレオの渾身のど下ネタがとても白けてて彼らしかった。裏切らない〜
このレビューはネタバレを含みます
夏子、美津、英男全員弱くて悪いところがあってそれが結果として失敗を招いたんだと思う。
なんと言っても、美津の不毛性とLGBTとのそれの繋がりの描き方(リスの死、夏子の妊娠)が残酷で目も当てられなかった>>続きを読む
内的崩壊を見せつけられている感じ。窓際のキスシーンはただただ綺麗だった。
やりたいことが分からないままにし、諦めた瞬間は破滅しかない。右翼でも左翼でも過激派でもないのがシラっと怖かったな。
菅原文太が不死身すぎて笑った。
最初ぎこちなかった二人の演技が後半になるにつれて自然なっていくのが逆にギュンときた。フランスのシーンもっと欲しい...
二人とも愛に自信がなくて少しすれ違ってるのが絶妙によかった。
time will crawl最高~~~!!
つまり時間は直線ではなく円環するのは分かったけれど、そうなると物語が終わったらまた同じことが繰り返され、何重にも繰り返されてるってことになるよね...??
時間が円環ならパラレルワールドは存在しないは>>続きを読む
目は精神的生命で、色は時間を自覚する一つの手段として捉えられていて面白い。
天使の耳ふー可愛い。