設計士あーさん

紅の豚の設計士あーさんのレビュー・感想・評価

紅の豚(1992年製作の映画)
3.0
加藤登紀子の大ファンなので、ジーナの声にテンションが上がった。
挿入歌も素晴らしく良かったが、エンディングが特に沁みた。
ポルコがどうとか、フェラーリンとの友情がどうとか、男への賛美歌満載でありコミカルなようで物凄く灰汁のある作品。
女を桟橋の云々ジーナが言うのだが、ポルコはつまるところ自分だけが可愛くて女には須らくモテていたいという、等身大の中年だったのが良かった。
カッコつけてるけどついてないのが、聖人君子より好感がもてる。