レンさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

レン

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マスター・アンド・コマンダー(2003年製作の映画)

4.4

ラッセル・クロウかっけえ!カリスマ艦長が似合ってる。
海の男たちの物語。一人一人にスポットが当てきれてなかったり戦闘シーンもごちゃごちゃだけど人が多いからご愛嬌。
子供が乗組員で参加してたり、身分の上
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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

5.0

キムユンソクらの「1987」が警察組織などの内部からの視点で描かれてたのに対し、今作は外国人ジャーナリストと同じような外部視点で光州事件を見れる。
軍が発表した偽情報がニュースで流れ、他市の人々は光州
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永遠に美しく…(1992年製作の映画)

4.1

秘薬を飲むと永遠の若さが手に入るが、痛みを感じない。つまり骨を折っても腹を打たれても平気なわけで、そこら辺の描き方も面白かったしラストも皮肉的。
当時として最先端の特撮技術を駆使しているらしく、その辺
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レッド・ドラゴン(2002年製作の映画)

4.8

羊たちの沈黙を見てから2年ほど経っての視聴。
この重苦しい雰囲気を久しぶりに体感できて非常に満足。
猟奇殺人犯を追うサスペンスとしても見応えがあるし、出演時間の少ないレクター博士の圧倒的存在感とそれに
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スパイダーマン3(2007年製作の映画)

4.5

シリーズのフィナーレにふさわしいまとまり方でだいぶ満足。ヴィランが増えたり、ハリーとMJと3人の関係性が揺れたりと展開も飽きず。敵も味方も背景描写がしっかりしてる。
ラストは結局友情なのよ。

ガンズ・アキンボ(2019年製作の映画)

4.3

カメラワークや演出が派手で、ストーリーもめちゃくちゃだし血しぶきもすごいからめちゃくちゃ楽しい作品!インターネットの匿名性や有害性を分かりやすく映していた。

エイプリルフールズ(2015年製作の映画)

3.9

気軽に面白く観ていてが、案外感動的なまとまり方をした。色々な種類の嘘があって、その嘘次第で良くも悪くもなるんだなっていう。

犯罪王リコ(1930年製作の映画)

4.1

リコというギャングの栄枯盛衰の物語。その相棒の、夢を追う姿も良い。
ストーリーは単純だが、ギャング達が大声で怒鳴り合うわけでもなく、仕草や会話に緊張感がある。
対比的なラストシーンも印象的。

ヴァニタス(2016年製作の映画)

3.8

静かな作品。カメラワークとか分かりやすくて勉強になった。内容は特に分からず刺さらず。

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.0

家族と愛のテーマとマルチバースが見事にまとまっていた。ただ、だいぶカオスで意味不明。睡眠不足もあってか、ずっと睡魔と戦っていた。世界観は唯一無二。

あの日々の話(2018年製作の映画)

4.5

大学生のノリと勢いの映画。多分自分が高校生の時に見ていてもそこまで面白くなかっただろう。
先輩後輩の縦のつながりとか先輩に忖度してる感じとかおもんないノリずっとやり続ける感じとか、そこが何か嫌な空間な
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幸せは、ここにある(2021年製作の映画)

4.3

認知症を扱った作品なんだけど、悲観的にお涙頂戴ではなく、偶然出会ったエマという女性との心の交流が描かれる。
主人公チャーリーもコメディ作家としてユーモア溢れてるし、エマの行動のダイナミックさもあって観
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蒲田前奏曲(2020年製作の映画)

4.2

女性軽視と男性嫌悪!
オムニバス形式だけど、それぞれの人間関係や状況の中にいる1人の女優マチ子を4作通して見れる。
どの作品も独特の雰囲気や会話のリアルさ、皮肉が効いてて面白い。
その辺、リコさんどう
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スペシャルズ! 政府が潰そうとした自閉症ケア施設を守った男たちの実話(2019年製作の映画)

4.8

「だったら全員引き取ってくれ」

実話を基に。ケアの大変さや経営の現実がひしひしと伝わってくる。

失恋科(2018年製作の映画)

3.7

設定が斬新でオチもしっかりしてて良かった。エンドロールのフェイント入れる構成も面白い。

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

5.0

彼女の復讐がどんどん完成されて行って、学長への会話シーンとかはワクワク感があったが最後は何かスカッとしない。1人の視聴者である自分も傍観者になってしまったよう。この作品に出てくる多くは傍観者としての加>>続きを読む

ブライトバーン/恐怖の拡散者(2019年製作の映画)

4.6

少年を怒らせると、死ぬ

まさにその通りです。
例えばMARVELヒーローたちは大体が成熟した大人。他の方も指摘しているが『大いなる力には、大いなる責任が伴う』ということ。使い方次第ではこうなるんだと
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キートンのセブン・チャンス/キートンの栃麺棒(1925年製作の映画)

4.8

世界三大喜劇王の一人バスターキートン。
チャップリンとはまた違ったコミカルさとテンポ感。ハチャメチャさとアクロバティックさもすごい。クラシックが多用されててそれも楽しい。
内気なジミーが、今日中に結婚
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滲み(2023年製作の映画)

3.8

横長のアスペクト比。編集も結構凝っている。BGM多め。内容は何がしたかったのか分からん。

17歳の瞳に映る世界(2020年製作の映画)

3.9

親に妊娠を話せず、親の承諾が要らずに中絶治療を受けられるNYへ行く。
病院での会話シーンは特にドキュメンタリー風。被害者目線でも加害者目線でもなく、淡々と進んでいく感じがリアリティさを出している。
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海へ行くつもりじゃなかった(2017年製作の映画)

4.2

穏やかーな短編作品。人生に希望を持てない男女が偶然出会う。特に何か起こる訳でもないがこのゆったり感が良い。何気に何回も見たいと思っちゃうかも。

ポエトリーエンジェル(2017年製作の映画)

4.0

めちゃくちゃ面白い訳ではないけど悪くもない。かったるい夏だけどめちゃくちゃ暑い訳でもない。その温度感がこの作品の良さ。岡山天音もその空気感の演技が素晴らしい。
いい感じにストーリーもまとまっていって良
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ライトハウス(2019年製作の映画)

4.8

非常に見応えのある作品。モノクロや神話を参考にしていたり、アスペクト比が特徴的な所に質の高さを感じる。
終わった後はやはりハテナが多い。ストーリー理解のため解説にも助けて貰った。多くの暗示、隠喩が含ま
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すべてが変わった日(2020年製作の映画)

4.4

忽然と消えた娘家族を追い、向かう先々で情報を掴んでいく前半パートはサスペンス的な展開で面白かった。
問題はようやくたどり着いた後半。まさかの狂気展開で驚きと興奮。流石にあの女家長は胸糞悪い。

終わり
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暗殺のオペラ(1970年製作の映画)

4.7

父の暗殺の真犯人は?という面白い内容で飽きずに見れた。オチも良い。
たくさん真似したい画があった。

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.9

音楽と風景と人々が綺麗。
ただあまり自分にはピンと来なかった。

アザーズ(2001年製作の映画)

4.7

思ったより好きだった!
重厚な雰囲気のお家が素敵。
どうなるのか展開が読めなかったー。
ホラーと言っても怖いわけではなく、何かがいるというドキドキがある。BGMもちょうど良い。

セッション(2014年製作の映画)

4.8

圧倒的狂気。
もちろんフレッチャーは狂気的な指導者に見えるが、それを凌駕する勢いでひたすらスティックを握り続けたニーマンも狂気的。でもニーマンを理解出来ない訳じゃない。吹奏楽経験者としては、むしろ同じ
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朝が来る(2020年製作の映画)

4.2

演者たちの心情表現や心理描写の繊細さが素晴らしい。「八日目の蝉」が大好きな自分にとっては、永作博美と子供が一緒に映っているだけで身構えてしまった。
家族や親子の愛だけでなく孤独もテーマ。
同じ境遇の女
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アシュラ(2016年製作の映画)

4.9

全場面地獄絵図。
全員ヤクザに見えるが実は全員公務員。
段々八方塞がりになり逃げ出すことが出来ない不自由さ。選択出来る道がない。それも自分が選択してきた道だったり?
俳優さんたちの狂気さも素晴らしい。
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娘よ(2014年製作の映画)

3.8

ポスターが昔の作品のように見えるけど割と最近の。
逃げる緊迫感と臨場感が良かった。そこにトラック運転手が加わる。ストーリーに意外性はなかったけど、余韻の残る終わり方。

児童婚や政略結婚、簡単に殺人が
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バットマン(1989年製作の映画)

4.5

ノーラン版は視聴済み。それに比べるとこの一作で内容がてんこ盛りだったが、因果もしっかりしていてテンポ良く見れる。ゴッサムシティの雰囲気も最高。

さて、問題のジョーカーだが彼の行為って非常に芸術的なの
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クローゼット(2020年製作の映画)

3.9

思わず肩透かしを食らった感じ。
途中までの盛り上がりや幽霊のクオリティなど凄かったが、気づいたら映画が終わっていた。掴みが良かっただけに終わり方があっけない感じがした。

キム・ナムギルがイケメン。

クリード チャンプを継ぐ男(2015年製作の映画)

4.8

盟友アポロの息子をロッキーが指導。トレーナーとしてのロッキーの姿もかっこいい。トレーニングシーンなど、ロッキーシリーズを彷彿させる演出でシリーズファンには嬉しい。ファイトシーンなど全体的に昔と比べると>>続きを読む