褐色丼ぶりさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

褐色丼ぶり

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スリザー(2006年製作の映画)

4.2

ジェームズ・ガンの根源。
突如地球に飛来した謎の寄生生物、寄生され我を失う住人とそれに抵抗する主要メンバーのやり取りをコメディ要素を交えながら描ききる。
わかりやすいシナリオと輝くゴア描写、B級映画だ
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街の上で(2019年製作の映画)

3.9

存在と恋愛観の肯定を文化を通して伝える。
人と人の出会いや別れを映画、小説、漫画、音楽に結びつけ昇華させる。
街並みの一部に過ぎない個々の会話や行動は何をしたって街の変化に流されて消えてしまう。だった
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オールド(2021年製作の映画)

4.0

夢ならよかったのに。
人が唯一抵抗できない概念、時間を強制的かつ強制的に味合わせ見えない時の流れの可視化させる。
登場人物の病や心情をその場の状況に引き込む事で強烈なスリラー物へと底上げする構図と展開
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エクストロ(1983年製作の映画)

4.0

3年前に失踪した父親が未知との遭遇を果たしエイリアンになって帰ってきた。
息子や周囲の人間に日常に寄生する不気味な空気と観る人を不愉快にさせるセンスのいいゴア描写が最高の化学反応を起こす。

王立宇宙軍 オネアミスの翼(1987年製作の映画)

3.9

有人宇宙飛行が異端とされる世界でロマンと平和を求める男がいた。
精密に描き込まれるロケットとその部品や背景、政治的圧力に屈する事なく宇宙を目指す人間達の熱意が画面から溢れ出る。

ダブルチーム(1997年製作の映画)

3.6

敗北を知りリベンジに燃えるヴァン・ダムと情に厚く、度々髪型を変えるデニス・ロッドマンのコンビはシナリオを置き去りにしながらも見てて楽しい。
“ハッスルマッチョ三つ巴”の宣伝文句に相応しい1本。

ロブスター(2015年製作の映画)

4.5

45日以内にパートナーを見つけないと動物に変えられてしまう不条理なホテルで巻き起こる人の醜態と人として存在する為の愛への執念。
時代や形が変われど“狩り”が上手い生物が生き残り、幸せを掴む様子を皮肉を
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音楽(2019年製作の映画)

4.0

音を楽しむ空間の気持ちよさとシンプルな絵ながらも作り込まれたキャラクター達の表情の演技に目頭が熱くなる。
学生時代に欲しかった青春はこの音の中に全て詰まっていた。

ハード・ターゲット(1993年製作の映画)

3.7

風を切り裂く足蹴りと色気。
“チャンス”は一度きり、信頼と人狩り部隊のハードアクション。
ジョン・ウーが監督を務めてる事もありヴァン・ダム映画入門には丁度良かった。

クラウン(2014年製作の映画)

3.5

脱げない衣装、抑えられない殺戮衝動。
外側から身に纏った衣装に内側から憑依される気味の悪さと子供だろうと容赦なく食い殺す描写は悪趣味全開。
大の大人が子供を徹底的に追い込む作りは後のスパイダーマンに通
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最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

4.0

異なる証言、辿り着けない真実がもたらす最も野蛮で最も残酷な裁判。
複数の人間の主張により登場人物そして映画を観てる人を狂わせる作りは羅生門そのもの。

ウルトラマンティガ THE FINAL ODYSSEY(2000年製作の映画)

3.7

久しぶりに地元に帰ってきた主人公の元カノが貧弱になってる主人公が気に入らず、顔の利くヤンキーを使ってよりを戻そうとする映画。

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.5

自分、やっぱりスパイダーマンが好きなんだよ。
蜘蛛に噛まれた青年を初めて見た時、幼き自分のあの頃の感情を全力で肯定してくれる。
スパイダーマンが好き、それだけで良い。