えあさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

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ローン・サバイバー(2013年製作の映画)

3.5

痛い、痛い・・・

息子のチョイスで予備知識ゼロ鑑賞。銃撃戦が始まってからは身体がずっと緊張状態で大人の私でも消耗しました。崖からあんなに落ちて生きてるのが凄すぎる(しかもライフル手放さずに)。

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LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

4.0

インドの映画にハズレ無し→インド製作ではなかった。

前半パートの異世界に迷い込んだような没入感がすごくて、サルーの心細さがとてもよく伝わってきました。

養子をとるということ。その意義を理解すること
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わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

4.2

心臓を、ぎゅっと静かに鷲掴みにされる。

日本でいうところの失業給付と生活保護のはざまでたらい回しにされる気の毒なダニエルさん。

イギリスの公的機関て本当にこんなにクソなの?お役所仕事を揶揄した映画
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サマーウォーズ(2009年製作の映画)

3.3

冬の定番『サマーウォーズ』

実は一度も観たことがなく「へぇ~AIの話しなんだ!」と意外でした。しかしながら、細田守監督の作品は個人的に引っかかる所が多々あります。

ビジュアルはきれいだけどキャラが
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ミルカ(2013年製作の映画)

3.5

ミルカの肉体美でも見るか。

オリンピック陸上選手の半生をインド・パキスタンの歴史に絡めて描いています。朧げながら『スラムドッグ・ミリオネア』も同様の構成じゃなかったかな?

それにしてもミルカの肉体
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カイジ 人生逆転ゲーム(2009年製作の映画)

2.5

ながら観の感想ですみませんが。

イマイチでした。原作のほうが緊張感ありありです。鉄骨渡りは冗長でみんな落ち方変だし「ああ日本の映画だな」って。

最後のカードは少しだけ緊張感ありましたけどね。

彼女が目覚めるその日まで(2016年製作の映画)

3.5

けっこうホラー。

尺が短めで気軽に観ることができますが、内容はけっこうホラーでした。かわいいクロエ・グレース・モレッツが白目むき出してエクソシストします。

「で、結局なんの病気なのか?」

それが
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ドローン・オブ・ウォー(2014年製作の映画)

3.6

ドローンによる戦争。

先日観た『ジャック・ライアン』でも似たようなエピソードがありましたね。ドローンパイロットが心を病む気持ちはとてもよく分かる気がします。

純粋な労働の対価としてではなく、FXな
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最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

3.3

人生の最後に同じ病室になるなら大富豪がいいね。

余命わずかの爺さんズが「やり残したリスト」を元に世界を旅する。二人の名俳優はかっこいい。秘書のトミーがコミュ障っぽいけどいい役していた。富豪の秘書はあ
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バンブルビー(2018年製作の映画)

3.5

80年代洋楽おっさんホイホイ。

トランスフォーマー系は苦手です。でもこれは単体で楽しめるとのことなので観ました!バンブルビーは敵に喉をやられちゃって以来、無口なんですね。でも気持ちを伝えるためにカー
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アップサイドダウン 重力の恋人(2012年製作の映画)

3.7

映像美が一見の価値あり!

設定がまず面白い。よくガンダムで見るような円筒形のスペースコロニーの風景ではなく、上下にサンドイッチされた世界観はきれいな書き割りの絵と相まってとても美しいです。

あと全
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きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

4.8

今すぐもう一度観たい!最高!

Amazonプライムで★★★★★というめずらしい満点評価なので予備知識なしで観てみた結果…

もうドッカンドッカン笑いと泣きどころが交互に来ます!

インドの超学歴&格
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疾風ロンド(2016年製作の映画)

2.4

映画、ではない。

原作を知らんので他の方のレビューを参考にすると、どうやらコメディタッチで正解らしい。

シリアスさを期待して肩透かしを食ったけど阿部ちゃんが出てればまあなんでも面白くは感じます。一
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13デイズ(2000年製作の映画)

4.3

出てくる全員ノーベル平和賞!

キューバ危機については浅い知識しかありません。映画には脚色が付き物とはいえ本作で勉強。2時間半ずっと緊張感を持って駆け抜けることができました。弟のロバート・ケネディ(ボ
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カンパニー・メン(2010年製作の映画)

4.0

個人的にはグッと刺さった映画。

大企業のサラリーマンがリストラ。さて、日本で一般的に信じられている以下の「事実」は本当か。アメリカでは女性の社会進出が進んでいるから共働きが当たり前?雇用が流動的だか
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奇跡の2000マイル(2013年製作の映画)

3.7

まるで女のイントゥ・ザ・ワイルドや~!

良かった点はオーストラリアの雄大さ!
良くない点はメッセージがイマイチ伝わってこなかったこと。なぜ旅したかったの?邦題もちょっと。別に奇跡は起きてないよね。。
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移動都市/モータル・エンジン(2018年製作の映画)

2.8

開始5分、やっちまった感ある。

もうね、都市が捕食し合うとか設定が面白そうでしょ。見始めたらCGもきれいでしょ。さすが最近の映画!

しかしながら後半は睡魔との戦いでした。皆さんがレビューで書かれて
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レナードの朝(1990年製作の映画)

4.5

2020年初映画!公開以来2度めの鑑賞。

学生時代に観て以来の名作鑑賞となりました。当時の人生経験では掬いきれなかった機微が30年の時を経て理解できます。レナードも30年の空白を過ごし目覚めました。
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ヴィンセントが教えてくれたこと(2014年製作の映画)

4.1

アメリカらしい良作でした。

出てくる人がみんな「実は良い人だった」っていう映画は個人的に好きです。

登場人物に悪い人が出てこない作品は、スパイスの効いてない料理みたいに平坦な味になってしまうことも
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カサブランカ(1942年製作の映画)

4.0

3回目。大人の映画。

主役の二人は言うまでもなく、脇役も良い演技をしていますよね。お店でみんながフランス国家歌っちゃうシーンが一番印象に残ってます。

1942年製作とのこと。現実世界で「戦時中」な
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

3.8

途中寝落ちしました。

つまらなかったからではなく、仕事終わりに観たからです。肝心なところを見逃した感はある。

こういうノンフィクションは、事件が凄惨で救いがないほど感想が書きにくい。

有色人種が
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ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ(2016年製作の映画)

4.0

一言:下衆い!

何がpersistence(執念)だ。乗っ取り詐欺師じゃねぇか。ビジネスは弱肉強食といえど、こんなやり方をしてまで成功したいとは思えない。(元)奥さんも可愛そう。

しかしながら、映
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ(1984年製作の映画)

4.4

20年ぶり2回目。

若い頃、深夜番組でやっていた本作についつい魅入っていたら外が明るくなっていた記憶。とにかく大河ドラマのようなスケールの大きな話だという印象で今回再見してみると・・・「あれ、あれあ
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コーチ・カーター(2005年製作の映画)

3.3

ちょっと期待が大きかったようだ。。

今さら『スラムダンク』にハマりまして、バスケの映画あるかな?と探した結果これを観ました。実話ベースだから過剰な脚色はできないだろうし、カーター氏は素晴らしい教育者
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私の中のあなた(2009年製作の映画)

4.2

Stunning!

普段、家ではちょこちょこ喋りながら映画鑑賞する私が、ただの一言も発することができませんでした。感動した、泣けたという類のものではなく、終始胃がぎゅっと締め付けられスタンさせられた
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ミスティック・リバー(2003年製作の映画)

3.6

『SEVEN』ほど胸くそ悪くない。

まあ胸くそ映画の代表作みたいになっているようですが、個人的な感想は「あぁ、可愛そうだな…」くらい。

実話ベースでなければ、なぜこういう物語を書こうと思ったのか、
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アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

4.1

「自信」とはなにか、を考えさせられる。

アメリカ人は心理学や精神分析が本当に好きな国民で「心持ちひとつで人生は如何ようにも変えられる」ということを手を変え品を変え表現するわけですが、本作品もそんな表
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ターミナル(2004年製作の映画)

3.9

約10年ぶり2度目の鑑賞です。

愚直な行動が、次第に周囲の支援者を増やしていく。ビクターのちょっと変わったキャラは同じトム・ハンクスの演じるフォレスト・ガンプと被るところがあります。

以前、ネパー
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イントゥ・ザ・ワイルド(2007年製作の映画)

4.0

「幸せとは誰かとそれを分かち合った時」

この言葉に尽きますね。

物質世界が飽和し、生き方が多様化しつつある世の中に投げかけたテーマなのかな。ちょっと気分が落ちた時期に観たものを少し経った今レビュー
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イントゥ・ザ・ストーム(2014年製作の映画)

3.5

ツイスター好きにおすすめ!

『ツイスター』(1996年)が好きで、今まで3回ぐらい観ているはずですが、これはそれよりもさらに少し良かった。陳腐と言われそうな親子のドラマも良い味付けだと、私は思います
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メイド・イン・ホンコン/香港製造 デジタル・リマスター版(1997年製作の映画)

2.4

意外と評価高いですね。私はNO!

97年返還前後の混沌とした雰囲気は好きだし、とても貴重な映像だと思います。でも以下の点で好きになれない。

・話が絶望的すぎ
・サム・リーの腰パンとか(貧乏な設定な
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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

4.2

知識欲を刺激される高IQモノ?映画。

エニグマの暗号を解読したアラン・チューリングという人の話ですが、ゲイであったり、それがほんの数十年前まで「違法」だったイギリスのことだったりなど、話は暗号解読だ
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ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

4.4

もう一度観たい!

チャーチルといえばカクテルのマティーニぐらいしか結びつく記憶がなく、イギリスの戦争史にいかに疎いかを思い知りました。同じ第二次大戦でも日本とイギリスではここまで国内の様相が違ったん
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人生模様(1952年製作の映画)

4.0

Amazonプライムでなんとなく鑑賞。

短編5話と、細切れでも気軽に観られて良い感じです。時代的にも「ああ、これがあれのオリジナルなのかな」っていう王道的な面白さあり。

そして何より各話の間に挿入
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未来世紀ブラジル(1985年製作の映画)

3.6

20年ぶり2回目。但し内容はまったく覚えてなかった。

好きなSF小説はジョージ・オーウェルの『1984』というマニアックな長男と一緒に鑑賞しました。私が初めて本作を観た年には彼は生まれてなかったんだ
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

3.6

2度目の鑑賞with次男。

『イエスマン』と同列に並べられることの多い本作ですが、さもありなん。ジム・キャリーの色が濃すぎですよね(笑)

現実離れした舞台設定や、徐々に明かされていく全体像など、短
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