映画の趣味が全く合わない友人からすすめられた監督の作品。やはり合わない。監督のナルシストさが鼻につくカラフルな映像が苦手。また、登場人物に好感が持てない。しかし、男二人女一人で男の取り合いという構成は>>続きを読む
凶暴。しかし、ところどころ変な間がありコントのようにも見える可笑しさもある。流れ弾など怖さと笑いが同居している。
意図的な痛々しさ、音楽の使い方、画面の揺れ、色調。好き嫌いのわかれる演出だろうが個人的に好み。青春時代の記憶も思い出せるつくりも巧み。
悪女の魅力。漂うエロス。緊張感を持続させる怪しい作り。流行したのも納得の出来栄え。実際こんな風に進むのかと疑問に思う箇所や主人公の横柄なキャラクターが好きになれない部分もあったが中々楽しめた。
映画館で観るべき作品。オープニングから引き込まれる。音楽、演出、ギャグにセンスが光る。娯楽度の高い映画なので葛藤やストーリー性重視の人には向かない部分があるかもしれない。そういう人はパンフレットを買う>>続きを読む
スタンのキャラクター、レオンとマチルダの何とも言い難い関係がよい。完全版だと物語の伏線、レオンの葛藤の根拠などはしっかりと描写されるが二人の関係が生々しく、こちらのほうがさっぱりしていて観やすい。
難解、といえば聞こえはよいが解釈の段階にすらいけない人も多くなるような作りはどうだろうと思う。実際、私もインタビューをみなければしっくりこないところも多かった。作品で簡潔させなければ映画としてはイマイ>>続きを読む
見終わったあと深いため息の出る作品。後半は主人公たちを含めどの大人も自分のエゴを通そうとするばかりで暴走してるように見えた。
当時は斬新だったのだろう。やってることはカッコイイのだが何故か変態的な印象が残る不思議な映画。苦しんでいるときの表情に演技の上手い下手が露骨に出る。
映像や音楽がスタイリッシュさにこだわりすぎて疲れる。悪くはないが『告白』と比べてしまうとがっかり。小松菜奈が演じる加奈子の発見は大きい。
ロッキーに思い入れがないとダラダラしいてキツイ部分もあるが基本は王道のストーリー。主人公がやや女々しいが……。
人気が出たのも納得の作品。ニックが抜群に良いキャラ。ジュディとニックの葛藤が共通なことも物語に深みを与えている。ニンジンのペンに頼りすぎな気はするけれど……。歌があまり好きになれなかったのは残念。
華麗なマジックを見た気分になれる。ちゃんと種明かしをしっかりしてくれるのも嬉しいし、その種がシンプルなのもよい。催眠術師が有能すぎる気はするが……。
「怒り」より「信じる」がテーマのような映画。演技は皆うまく、気概を感じる。しかし、犯人像がやや薄っぺらく他が良かっただけに残念。設定が面白いので見てる途中であれこれ想像できるのも楽しみのひとつ。
初期のような光るセンスは薄れたが、物語や純粋な娯楽性は上がったように思う。初期のタランティーノ節が苦手な人は最近の映画なら合うのではないか。そう思わされた作品のひとつ。ただし、相変わらず血の量は多い。
確かにB級だが、思ったより内容はしっかりしていた。マチェーテ・キルズを先に見てしまったためか、大人しく感じた。
テーマ、演技、物語性、すべてがしっかりとしている。根本の葛藤がふたりとも共通しているのは流石だが、目新しさがないのが惜しい。おじいちゃんはかわいらしい。
純粋に面白い!最初は演技下手だなあと思っていたが、演技が下手な演技ができるのは演技のうまい人なのだ。
2度目の観賞。映像のこだわり、ブラピの表情、伏線のはりかた、ラストに明かされるテーマなどはよい。しかし、7つをこの尺でやるのはきつかったかテンプレートなところもあって残念。
ワンピースでは決してない。そして、新しい仲間というテーマを扱うならばワンピースでやってはいけないと思う。しかし、ワンピース映画でこの落差、禍々しさ、救いの無さを味わえるのは大きい。矢が大量に飛んでくる>>続きを読む
だいぶファンタジー。ジャックのズル賢さがあまり目立たない点が残念だったが、このシリーズは安定して面白い。バルボッサがメイン。
いきなり老いてて悲しくなった。ほとんど話さないのにローラ役の子はすごい。他の子供たちはもっと活躍してほしかったが、それをすると趣旨がぶれてしまうのだろう。やや展開が緩慢で暗いが最後にふさわしい話だと思>>続きを読む
日本を完全な悪者にせず、きちんと調べて制作してくれているのが嬉しい。珍しいタイプの新しい戦争映画。前半がやや退屈だが戦争の場面は緊張感があり、眠るシーンですら一息つけない。
ミュージカルなれしていない人でも楽しく観れる作品。歌や衣装、建物も綺麗。しかし、毎度のことながら悪役に厳しいディズニー。一番人間らしいガストンを陰ながら応援していた。太っている友人があんなにおだてなけ>>続きを読む
小説を何回も途中で投げ出してしまったため、映画を先に観ることにした。内容は想像通りだった。演出が過剰というか安っぽさがあったのが残念。小説を最後まで読もうか迷う。
昔、親が観ているのをのぞき見てラストに衝撃を受けた。しかし、改めて一から見直すと受ける印象が変わった。時間と距離を毎回この監督からは感じる。遠い親戚より近くの他人。だからこそ、ラストは悲しい。
大泥棒が身を隠している街、カスバ。田舎の女と都会の女。都会の女を通して過去を思い返す男。王道のストーリーだが、主人公の魅力があまり感じられない点が残念。
フランス映画祭で観賞した思い出の作品。目と鼻の先に女優のいる最前列。別れを予感し、はじめて映画で涙を流した。そういう思い出込みの評価。DVDを購入して2度目の観賞。静かながらもユーモアがあり、暖かい印>>続きを読む