ruylopezさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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ドラッグストア・カウボーイ(1989年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

「今はリックと一緒に居るの」

K・リンチがマッド・デュロンとの別れ際に言う台詞。
この映画何が凄いかと言うと、
ジャンキーぶりが、役者の歩き方一つで表現されている所。
役者というのは鍛錬すれ
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下妻物語(2004年製作の映画)

4.2

この映画、土屋アンナが凄い。
お話としては、狙いすぎて破綻してる所もあるけど、
そんな事どうでもいいくらい凄い。
高度なスタニスラフスキーシステムか、
はたまた”素”なのか。
「今回はあたし
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ヒーロー 靴をなくした天使(1992年製作の映画)

3.8

「世の中は嘘が溢れている。
 お前はその中から好きな嘘を選んで生きて行けばいい」

ダスティン・ホフマン扮する、
コソドロが自分の息子に言って聞かせる台詞。
ゲーリー・クーパーの「群衆」に似て
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おくりびと(2008年製作の映画)

2.8


「楢山節考」が当時のヨーロッパで流行していた自然主義と一致したように、
物珍しさが1つの賞を制す事もあるよっと。
だって納棺時のリアリティはそこそこあるのに、
それが外国人に理解されたとは思えな
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カラフル(2010年製作の映画)

3.6

アニメは子供むけなようで大人向けのものもあるけれど、
これはまさに逆で大人向けのようで主人公と同年代に向けのたもの。

思い出すのはヴィムベンダースの「ベルリン天使のうた」か大林宣彦の「ふたり」か。
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風が吹くとき(1986年製作の映画)

3.7

原爆がテーマ。
「はだしのゲン」とかに比べると、
これといった言及もなく、
むごい描写もなく、
無知や愚直を戒めるでもなく。
アニメだけど子供に観せられない、か。
トラウマになってでも観せ
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雲のむこう、約束の場所(2004年製作の映画)

3.5

ストーリーはいいが設定がチープ。
音、特に無音の使い方がうまい。

ジブリ、エヴァ、押井守とちょっと北の国から。
人の中に全く新しいヴィジュアルなんて本当は無いから、
上手に記憶を再構築させる
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ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜(2011年製作の映画)

3.5

ちょっと寓話的な、
でも安心して観れて、
安心して泣ける映画でした。

印象的にフライドグリーントマトって映画を思い出したんだけど、
それとは別にラストカットはどこかで見たイメージに似ていて、
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オーケストラ!(2009年製作の映画)

3.6

素晴らしい。
ヴラジーミル・ヴィソツキーを連想する、
ロシアと言う国のメディアの歴史。
リアリティはわからないけど、
演奏の中で全てが集約する構成。
号泣してしまった。
こういう逸品を探し
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午後8時の訪問者(2016年製作の映画)

2.9

観て損はないか微妙なところ。
フランスの田舎町かな?
ドキュメンタリー風に低所得者の暮らしをチラ見せながら寒々しく淡々と進み淡々と終わる。
オチなしと言うかひねり無しと言うか。

教授のおかしな妄想殺人(2015年製作の映画)

2.9

題名と中身が合ってない。
オープニングにウッディ・アレンって出た時点で嫌な予感がしたからやめとけば良かった。
どんでん返しを期待したけど普通に話が進んで普通に終わる。

アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

途中までいい感じのコメディなんだけど
、後半のクライマックスが「トッツィー」や「3人のゴースト」ほどパンチが無くて残念。

映画 賭ケグルイ(2019年製作の映画)

1.5

カイジとかライアーゲーム+花より男子の劣化コピー。
そう言う系をまだ観た事が無い産まれたばかりの人にはオススメ。

他の人のレビューにある演技上手い人って誰の事かいね?

イントレランス(1916年製作の映画)

4.0

観たのは20年以上前。
100年前に映画は芸術に到達していたと言う衝撃。
フィルムが消失してる部分があるけど、タルコフスキーが「映画の革新は技術によってもたらせない」と言ったように、ここから映画って進
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

3.6

ジェレミー・レナーがタフで、
それには理由があって、
でも完全にクリアにならない部分だったり
するのでその分をマイナスしてる。
ありがちな設定だけど、
チープにならない撮り方がされている。
「実話」っ
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ぼくとアールと彼女のさよなら(2015年製作の映画)

3.1

雰囲気は悪くないけど、誰にも感情移入できなくて、何かこうもうちょっと泣かせる要素があったんじゃない?
って思う。

デスプルーフ in グラインドハウス(2007年製作の映画)

2.9

タランティーノお得意のバカ映画だけど、
全盛期に比べてものすごくキレの悪さを感じる。
「レザボア」の冒頭の様な撮りまわしとか「パルプ」のカフナバーガーとか「キルビル」の衣装のような車とか出てくる。
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ザ・シークレットマン(2017年製作の映画)

3.3

何の予備知識無しに観て途中で実話かと気がついた。
重厚な作りは好き。

インターステラー(2014年製作の映画)

4.0

繋がりが腑に落ちない所はあるけど、
見応えのある映画。
コロニーって必然的にああなるの?
それともガンダムの影響かしら?
ハミルトンの時計がカッコ良くて欲しくなった。

オデッセイ(2015年製作の映画)

3.8

16進数を思い付く所とかちょっと鳥肌。
脚本はすごく考証をしているんだろうし、
例えそれが誇張でも良いと思う。

デリカテッセン(1991年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

この世界観。
多分今みても破綻して無いと思う。

1つ好きなシーンがあってジェリーが眼鏡を外してルイゾンを部屋に招待するところ。

クライムダウン(2011年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

それらしい雰囲気が無いのに急にA級とC級の間のサスペンスが展開される。
展開はともかく印象的なのは最後に拉致られる犯人の変わり果てた姿。
こうなること覚悟できてたのかな?
なんて思ってしまった。

トレイン・ミッション(2018年製作の映画)

3.4

リーアム・ニーソンもさすがに老けたかな、と。
当初SF的で壮大なお話かと思ったら後半急にこじんまりとしてきてがっかり。
でも最後まで微妙な緊張感がキープされていて飽きずに観れた。

ゾンビランド(2009年製作の映画)

2.7

続編公開間近との事で。
グランドイリュージョンの2人が出て安心して観れたが、ジェシー・アイゼンバーグはいつ見ても日本の某アイドルにしか見えないな。
内容はゾンビメインじゃないグダグダ。
監督は映画オタ
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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

3.8

最近AIの試験を受けてアラン・チューリングの名前が出てて思い出した。
映画もだけどこの史実が楽しい。

ブリタニー・ランズ・ア・マラソン(2019年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

しょうもない女性のグダグダな日常が続いて加速度的に主題の展開になるけど、それでもつい涙してしまう。この計算って難しいのかもしれないけど良く繋がってる。

フェイク・クライム(2010年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

アクション映画かと思いきや、
コメディと言うかラブストーリーと言うか。
伝え聞くキアヌの素のような人柄の主人公とニューヨーク州バッファローの雰囲気が良かった。
当たり前だけど、ニューヨークってマンハッ
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ランズエンド -闇の孤島-(2012年製作の映画)

2.9

なんか似たようなシュチュエーションの作品を続けて観てしまったせいで、
口を割らない参考人に対してイライラしてしまった。

まぁそれを抜きにしても「で?」って言う感じかな。

THE FORGER 天才贋作画家 最後のミッション(2014年製作の映画)

3.0

子供役の青年は良かった。
タイトルからオーシャンズ11のようなアクション系を期待したんだけど、ちょっと違った。

プリズナーズ(2013年製作の映画)

3.8

ヒュー・ジャックマンがクール。
ペンシルベニアの寒々しいロケーションとかカメラのフレーミングが好き。
4Kモニターで観てしまったが劇場で観たかったな。
ストーリーはいくつもの伏線が集約される謎解きが見
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ストレンジャー・ザン・パラダイス(1984年製作の映画)

3.8

ジムジャームッシュのコメディの原点つうか、ロードムービーコメディ。

ダウン・バイ・ロー(1986年製作の映画)

3.8

檻のシーンの撮影の仕方で、映画監督とは何かを学んだ。

カットバンク(2014年製作の映画)

3.0

カットバンクの観光映画って感じで観た。
もう少し説明がほしかったかな。

三度目の殺人(2017年製作の映画)

1.1

観た人がタイトルから適当に考察するだろうと言う映画。

解釈が自由だから知ったかで語りたくなる人も居るんだろうけど、レビュー読んでも具体的かつ的確なものが1つもないじゃんね。

ブルー・リベンジ(2013年製作の映画)

2.8

雰囲気は良かった。
もっと昔の時代設定ならリアリティがあったかも。

スリー・クリミナルズ(2017年製作の映画)

1.5

なぜ日本で公開したのか?
とっ散らかり時間が長すぎて解説まで我慢できずに観るのやめた。