アキエコさんの映画レビュー・感想・評価

アキエコ

アキエコ

映画(521)
ドラマ(35)
アニメ(0)

侍タイムスリッパー(2023年製作の映画)

4.0

大作にはない手作り感、テンポの良さ、
すごく面白い!という訳ではないけれど、
最後まで飽きずに観終わって、
家に帰って、ん?もう一回観たいかも!と
なるような作品って珍しい。
私が幼い頃はゴールデンタ
>>続きを読む

アイル・シー・ユー・イン・マイ・ドリームス(2015年製作の映画)

3.5

最近の映画かと観始めたけど10年近く前とは。孤独な高齢女性とはいいつつ
裕福で優雅な生活といつも側にいる友人、
ゆっくり考えずに観られる作品。
グゥイネス・パルトローのお母様とはつゆしらず、めっちゃ美
>>続きを読む

たかが世界の終わり(2021年製作の映画)

4.5

藤原季節さんデビュー10周年記念の舞台挨拶もありの上映にて鑑賞。
ワンカットの作品はほとんど観たことないので新鮮な感覚と観る側の緊張、舞台のそのままを観ているわけで気迫が素晴らしかった。
季節さんの鏡
>>続きを読む

最後まで行く(2023年製作の映画)

3.2

オリジナル作品未見、テーマは複雑でない。

相変わらず主演のガタイが良すぎて情けない人に見えない(笑)そして綾野くんの気味悪さ、素晴らしかった、いっそん(磯村くん)も「ヤクザと家族」に引き続き、本当に
>>続きを読む

ムーンライト・シャドウ(2021年製作の映画)

2.0

思春期に原作を何度も読み返して物語として最高ランクにある大切な気持ちがここまで萎えたのは初めて。
小松菜奈の器用は良いと思う、でもこんなにワケわからんことしてどうなんよ、何故に全て真逆な感じにしたのか
>>続きを読む

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.3

25年以上前のアクションを同じ役でしかも老け込んでなくて成立させるというだけでもう4.0評価

トムによるトムの為の作品だけど
しっかり世代交代を描いていて見応えもあって爽快感を味わえた
三半規管弱い
>>続きを読む

犬も食わねどチャーリーは笑う(2022年製作の映画)

3.8

出会いとか恋の深まりとかは省いているのに
不思議とマッチング具合が良くて退屈になりかけたらまた面白くなる展開で飽きなかった
慎吾ちゃんは案外フツーのおっちゃんハマるんだよなぁ。もっとやって欲しい。
>>続きを読む

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

4.2

少し前にチューリングのドキュメントか何かを観てたのにこの映画が彼を描いていると気づいたのは最近のこと。娘がチューリングラブという曲が好きなどいうてたのも、え?このチューリング?となったり、色々観るタイ>>続きを読む

余命10年(2022年製作の映画)

3.8

藤井道人監督×小松菜奈×坂口健太郎で新作公開を情報として目にした時、間違いない!と感じたままの作品。
泣かせるように良い意味で感情を弄ばれることはなく、さだめと向き合うごく普通の女性を淡々と描くからこ
>>続きを読む

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

聴者には決してわからない世界、
寄り添うという言葉すらおこがましい
普通の暮らしをしているのに
心配が排除になり異質だと邪険にする
自分は確実にそういうことはしていないと
言い切れるだろうかと問い質さ
>>続きを読む

劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

4.3

ドラマの大ファンなので映画館見逃し配信で観られるだけで4.0
言わすもがなのシロさんとケンジカップルは
シリアスなシーンでも流石のベテラン俳優、卒がなくて素晴らしいし、二人のイチャコラシーンもかわいく
>>続きを読む

ヘルドッグス(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

坂口健太郎くん目当て
ひ弱な好青年イメージを覆してパンプしまくった肉体美を眺めたいという不純な動機だったけども予想以上に動きが多くてともかくその点は拍手を贈りたい。キャラクターは掴み所ない風にしてたけ
>>続きを読む

ラストレター(2020年製作の映画)

3.3

岩井さんはかわいい女の子の撮り方が本当にうまいんだよなぁとまず思う。いやただでさえ何もしなくてもかわいいすずちゃんと七菜ちゃんなんだけど何倍もかわいくなる。

色調とか影とかノスタルジックを描くのもと
>>続きを読む

護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)

3.0

役者は揃っている、
テーマも社会性があり、私たちが解決しなければならない重さもある、
映像も好き…なのになんとなくさらっと
見て残るものがなかった。
原作で補完しなければならない感じ

清原果耶ちゃん
>>続きを読む

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

2.5

歌声がとても美しいのと映像の緻密さに引き込まれたけれどこの映画の醍醐味はそこで終わった気がする。
ストーリーの根底のテーマはわかるがこの人の役割は何?急にそことそこがわかり合う?
何か他のサイドストー
>>続きを読む

ファイブ・フィート・アパート(2019年製作の映画)

3.8

全然状況は違うが主人公の年齢の頃、ひとつき程入院したことがあり、初めは不安しかなかったけど年齢や性別、患者と看護士さん、患者の他の家族さんなど分け隔てなく、交流が沢山ある。
かなり深刻なものを抱えてて
>>続きを読む

仮面病棟(2020年製作の映画)

2.8

娘が夢中な作家さん原作ということで
家族で鑑賞。
途中で飽きてしまったし、気持ち悪くなった…。
なんだろなぁ、もっと上手い作り方あったのかな。
永野芽郁ちゃん、好きだけどそろそろキョトン演技は卒業して
>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.0

共感は出来ないがよく出来た話であった。
人間の欲望が最も恐ろしい。
そして生々しい描写。
全て明らかにしない登場人物の姿など
余韻も余白も残してる旨さ。
凄いなぁ。

すっかりチェ・ウシクくんの虜にも
>>続きを読む

ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

2.5

天体ネタは好きなので楽しみにしていたけどもここまでゲスい感じは逆に清々しいと思う。
レオは随分増量してたけど彼の良さはあまり感じなかった。
メリル様はまだまだ行けるなぁ。
ケイト様も貫禄はある。けれど
>>続きを読む

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.8

そうであろうなと思わせといてどんどん裏切ってくれる、引き込まれて惑わされた。
怖くもないし、面白い。
とにかく美術が凄すぎる。ファッションも素晴らしい。

すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.8

正直最初はまた役所さんが主役かと思いました。でもその己を殴ってやりたい。
どこまでこのお方は凄いのでしょうか?
押し付けがましくなくて、人間の小ささや苦しさも存分に描いているというのに爽やかさもあって
>>続きを読む

ハッピー・シェフ! 恋するライバル(2018年製作の映画)

2.3

料理シーンがあんまり無いのにシェフとタイトル付けるセンスは嫌。

主役の二人よりおじいちゃんおばあちゃんの方が色気あったね。

あとちょっとした小ネタのセンスがとても古くて昔の映画みてるようだったね。

タイトル、拒絶(2019年製作の映画)

2.8

伊藤沙莉ちゃんって凄いと短絡的に言いたくないけど、彼女ありきの作品だと思った。
基本的に前情報無しで鑑賞したいので
ほほぉとなるのだがこれは舞台みたいな感じだなと思ってたらまんまそういう舞台もあったの
>>続きを読む

グリーンブック(2018年製作の映画)

3.8

私の中でヴィゴ・モーテンセンを永らくお見かけしてなかったのでまずは、え?ほんまに?と物語中盤まで思ってたけど段々馴染んで、
彼しか無理では?と思えたほど。
人種差別をさらっと描いてるようで逆に根深さを
>>続きを読む

思い、思われ、ふり、ふられ(2020年製作の映画)

2.5

赤楚衛二くん目当てで視聴
これに胸キュンするには歳を取りすぎ。
全くどろどろもしてないし、
まああるよねぇ…っていう話。
赤楚くんは本当にかわいいし魅力的だけど
流石に高校生はもう限界(笑)

パンとバスと2度目のハツコイ(2017年製作の映画)

2.6

パンが題名につくととりあえず観ちゃう病なのでキャストなどチェックせずに観たけど
まったりしつつも会話がピリッとしてて
観やすかった。こういうのもたまにはいい。
深川麻衣さんは朝ドラで観た時はあまり個性
>>続きを読む

アラジン(2019年製作の映画)

2.5

娘リクエストで金ロー鑑賞
アニメ化も観てないのでこんな話だっけ?という感想。
ウィル・スミスが出てくるともうウィル・スミスという役なんだよね。
ゴッチャゴチャしたのがディズニーっぽくないなと思ってたら
>>続きを読む

ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

3.5

良い歳してビビりなので普段観ないジャンルだが藤井監督がどうしても気になってじっくり観。
ストーリーは定番。
それでもなんか美しく描いていたと思う。映像がとってもキレイ。煙突を中心にした場面、どうやって
>>続きを読む

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.0

良い意味で議論を呼んだ作品
観てすぐに感想書けば良かったがいろんな捉え方を見ているうちに自分の意見がどっかいってしまったので落ち着いたとこで吐き出してみる。

細かいのよ、全てが。ディテールにこだわり
>>続きを読む

娼年(2018年製作の映画)

1.8

脱いで濡れ場演じただけで高く評価する
意味がわからん。
その役やりたいならやる、やるならとことんやるってだけじゃない?しかし国内映画はいつまでも脱げる俳優が固定してるよね。つまんない。

この原作は石
>>続きを読む

泣く子はいねぇが(2020年製作の映画)

2.8

仲野大賀くん、最近引く手あまた。
それがよく分かる、普通っぽいのに
とても生々しいし良い顔してるんだ。
流され系男子の末路、切ないけど
不思議と見てられる。
なまはげも現代に存在しづらくなってるのも切
>>続きを読む

彼らが本気で編むときは、(2017年製作の映画)

3.5

昨今の社会問題を上手く詰めているなと思った。生田くんはとてもエレガンスだったし自然で素敵だった。やはり私はこの人の芝居がすきなんだなと実感。
トモちゃん役のりんかちゃん、素晴らしかった。いつも思うがど
>>続きを読む

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.8

観終えるとなんとなくもう一度最初から観ようかとなるような、不思議な気持ち。
少年の成長といえば単純なのだけど
これが本当に複雑、その様をとても上手く捉えてた。
親の気持ちもすごく素敵だったし、
自分も
>>続きを読む