結婚=自由を捨てる、ではなく、自由でいられる人を見つける、これが難しい
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もっとサスペンス要素多めかと思ったら、ちょっと違う。1個目の墓と2個目の墓それぞれ異なるようで根本は日本の支配というところがなかなか。
墓標が並ぶバイユーの地で、無駄な死を嘆くシーンが頭にこびりつきました。戦争は悲しみや憎しみしか生まない気がするのになくならない。
それぞれ異なる話だけど、何かに固執して生きてるのはみんな同じ気が。そして簡単に救えない。
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前作に続きカナシミがとても愛らしく、そしてカナシミとハズカシが協力しあう様子にジーンときた。すべてが大切な感情なんだと再認識。
リメイクと知らず観たが、時代背景が日本統治下だったので、オリジナルより更に近くのことに感じられた。
拒絶されると執拗に求めたくなるというか、、度々の場面転換がアントニーナの心の乱れを描いてるような。そして、突然のMVみたいな流れも新鮮で印象的。
喜びだけでもダメ、悲しみだけでもダメ、いろんな感情があるから成長できるんだなー。
死ぬまで一緒にいたいという言葉も、君は誰?って言葉も、どちらも真実なのが辛い。
帰り道にも頭の中であの音楽が鳴り止まず。記憶を行ったり来たりする流れが脳の病に冒されたラヴェルが見ているものをそのまま映しだしているように感じられた。あの時代の建物の雰囲気やミシアの服が素敵だった。
スタントマンの存在を再認識。そして、いろんな映画のタイトルが会話に出てきたのは楽しかった。
今まで観た戦争映画と全く違った。一番恐怖を身近に感じたかも。全ての情報手段がなくなり、毎日を二人でただただ過ごし、水も尽きていく。明日薬局で水も売ってくれたらいいけど、っていう二人の会話が悲しくて…終>>続きを読む
パールの両親にも興味湧くし、戦争から生還した夫と長い間どう過ごしてきたかも気になりすぎる。
現実と夢が入り混じってるけど、現実とかけ離れてるわけでもなく。赤い糸がなんとも印象的だった。
思った以上にPOPな雰囲気だった。予告から想像はしていたけど、もう少し重厚寄りで観たかったかな。
1999年、私は世界が終わるとは思ってなかったなー。ユーとミーみたいにまだ中学生だったらどう感じていたんだろう?全てがシェアできないこと、家庭のこと、二人には大大大問題で、いっそ世界が終わればいいと思>>続きを読む
ストーリーはさておき、セレモニー会場や街並みの雰囲気が好き
不吉な音楽の後、冷蔵庫開けてグレイシーが一言放つシーンが奇妙で印象的。みんな不安定で、崩れそうになりながらも家族として成立させてる姿が苦しい。二人の競演は見応えあったけど、再度観るにはまだ重い。
イタリア語だからドラマチックさが増したように感じたのは私だけ?人の命を預かる艦長の決断は重みがすごい。もちろん自分の命も危険に晒してるのだが。あのエンドロールは初体験。
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イ・ソンギュンをスクリーンで観れるのは最後かな…寂しい、悲しい。本当にじいさんが入っていたのか分からないけど、家族を守るためお互い必死すぎて、お互いを失いかねない状態まで行くのは辛い。
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猫は鳴かない。途中で飽きてしまったけど、猫で耐えた感じ。前作2作も劇場で鑑賞したが、途中で飽きることはなかった。
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戦争なんて誰の得?毎回思う。収容所に行かずに済んだが、食べ物、酒、金があっても幸せに思えない人、ドイツ人の純潔を守るための取り締まりに嫌気がさしているナチ隊員、連合軍の空爆翌日に結婚式が行われ、敬れし>>続きを読む
“落ちるものすべてに翼がある“という言葉がなんだか記憶に残りました。3Dで観れなかったのは残念、、
20年前にも映画館で観た。シャンデリアが輝き、劇場が過去の姿を取り戻すシーンにやはりゾクっとした。そして、字幕は戸田奈津子さん、そこにも懐かしさを感じてしまった。