脳が明晰のまま見た目が老化するのも、永遠に若いままなのもどちらも苦悩。精神も身体も同様に老いていくことを受け入れなければ。「若さにもいつか飽きる」という言葉、確かに。
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金曜の夜から日曜の朝。過ごした時間が短くてもお互い心が通じ合えることがうらやましく思った。過ごした時間に関わらず別れの時は切ないに決まっている。
田舎から都会に出て行く時の不安、期待、押しつぶされそうな気持ち思い出した。1960年代の煙草の煙にまみれた雰囲気や街並み、知らないけど何故か懐かしく感じるし、良くも悪くも活気に溢れていたのが羨ましくも>>続きを読む
昔の思い出が蘇り、生き生きする姿。自分の中から湧き出すものを言葉にしたり、踊って表現したり、不思議だけど音楽の力すごい。
This is only the beginning. ティモシー美し。現代の人なのにクラシックな雰囲気感じる人。
失恋して職も失ったルーシーにルームメートたちが手渡す映画のディスクがエターナルサンシャイン!もうここでキュンとしてしまった(笑)ニューヨークの色んな街並みをみるのも楽しかったし、色んな考え方や悲しみか>>続きを読む
この自分の平凡な人生ですら、これまでの長い歴史において、誰かの犠牲の上に成り立っていると思えば、平凡であれ幸せに思います。
「結婚は便利なものよ」というヴィヴィカの言葉がとてつもなく心に刺さった。それをうまく利用して生きられる人とそうでない人がいて、私はきっとそうでない人の類いかも。小さい頃からムーミンは好きだったし、これ>>続きを読む
私の父は漁師でした。給食に鯨汁が出るような漁港の町で育ちました。あの頃は苦手で鯨の肉というか油というか無理やり飲み込んでました。他に栄養が得られる食べ物があるのになぜ鯨を食べないといけないのかと思うこ>>続きを読む
出会い方は特別だけど、それ以外は夫婦ってこうやって支え合って生活を築いていくものなんだなーとしみじみ思いました。
ホロコーストの映画を観るたびに自分ならどうしただろう?と考える。自分がユダヤ人だった場合とそうでない場合両方。ユダヤ人だった場合、選択肢はほとんどないが、ユダヤ人でない場合、彼らを助ける選択肢もあるが>>続きを読む
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一番利害のない純粋な愛が叶って、私が願う一番幸せになってほしい人が幸せになって私にはハッピーエンド。
1980年代以降のショーン・コネリーしか見たことないので新鮮だった。一作目から色男感すごい。
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直接手をくだしてなくても、間接的な責任を負う必要があるっていう犯人の言葉納得できる。そして、自分の結婚が破綻してることに気づいてない男の愚かさがすさまじかった。
鉄道運転士の罪には問われない罪の罪深さがなんとも言えない方法で表現されてて好き。
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人生のほろ苦さを十分に味わい、そして、マッツを堪能しました。最後に1人が欠けてしまうとは思わなかったけど、その人が残してくれた物は一生もののように思います。待ちに待ったあのダンスシーンがラストとは!
自分の言葉で生き返らせるしかない、そしてアレックスにその才能があって救われた気持ちがした。墓の上で踊るシーンは奇妙ではなく、誰も邪魔しないでほしいと見つめるしかなかった。
ユダヤ人という理由で子供たちから親を奪い、混乱と恐怖に陥れ、それでもなお自分の子供の未来のことを口にするナチス高官の本質が歌がれてしょうがない。
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画家がサインを残さなかったことに対する見解が意味深い。そしてラスト・ディールは店じまいではなく、人生のラストだったってところも意味深い。
社交会、舞踏会、晩餐会、地位、階級どれも面倒そうだが、この時代のストーリーって惹かれとしまう。
息使いや足音だけで緊迫感があって始終息苦しかった。想像を絶する惨状を真実として伝える事の難しさ。
一線を超えた先を見たいという願望はわかる気もするのだが、「悪いことをせず外に出た時の最高の気分」から学べなかったのが残念。他者になんと言われようとやめる勇気って必要。
疎外感満載のアビーに同情する。ジョージがいてくれて良かったと心底思った。それぞれの事情はあるけれど、隠し事をしながらも、本当に愛されるのは難しい。それが家族でも恋人でもパートナーでも。
マリリン・モンローの秘密の通路は51年間探してもまだみつかってない。と話すダニーさんがキュートだった。歴史と気品に溢れるホテル素敵。ホテルの窓から目の前に広がる景色も素晴らしいんだろうな。
スペインの景色見たさで。イギリスからスペインにフェリーで渡り、各所での食事とエンドレスな会話。デ・ニーロとマーロン・ブランドのところ面白かったが、会話が多すぎてちょっと疲れた。
行き着く方法はそれしかないと分かっていてもお互い離れることは出来ず…。なぜ恋に落ちたのかは描かれていなくて、よくわからなかったが、2人は自然の中でとても美しく映えてた。
「君の大切な思い出は相手にとっては無意味かもしれない。それが人生だよね。」
もしもお互いにとって大切な思い出が一緒で、それをいつまでも持ち続けられたら幸せだね。って思った。
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愛しているから離れたくない、愛しているから離れていくべき。愛する人の顔もわからない、自分が何者であるかもわからなくなるならば、自分であるうちに決断をするべきなのかもしれないが、そんなこと自分にできそう>>続きを読む
監督の周りは騒々しすぎて、みているこちらも頭痛がしてきそうな勢い。作品を作るために、多大なストレスを乗り越えないといけないのは理解だが、女性があれだけ周りにいる環境になってしまうのはビジネス上仕方ない>>続きを読む
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これはコメディなのか?母親が可哀想すぎ ぎてコメディ感が薄れた。一番酷いのは、子供達に向かって役立たずだと言い放つ父親。20台前半の結婚というか花嫁に憧れる気持ちはやたらに分かる。
あの音楽で始まったらもう悲しくなりました。あの別れは、死よりも悲しみが深いのでしょうか…