Akiさんの映画レビュー・感想・評価

Aki

Aki

相変わらずショット数える人が大好きです。

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名もなき野良犬の輪舞(2017年製作の映画)

4.7

建築内の撮影はエリセのような美しさすらあるし、柵越し、窓越し壁越しの横移動のショットがあったり、乱闘シーンではカメラを立体的に動かしながらの長回しのカットがある。この撮影と編集、ライティングへの意識の>>続きを読む

ニンジャバットマン(2018年製作の映画)

4.5

脚本の積み上げ方がお手本のようで、後半なんかは積む材料の良い意味でのミスマッチにより、破天荒な逸品に仕上がっている。楽しんだ。

エヴァ(2018年製作の映画)

4.4

特に必要でもないパンやティルトが散乱しているが、色彩が非凡なので(と言っても『マリーアントワネットに別れを告げて』の境地には全く及ばないものの)、延々と見ることができる。シーンが切り替わった直後は彩度>>続きを読む

藍色夏恋(2002年製作の映画)

4.4

少し派手目の照明が良いし、プールのシーンも美しいが、題名の割には青よりも緑が強く出ているというか。そんなことはともかく確かに名品ではある。

さよならの朝に約束の花をかざろう(2018年製作の映画)

4.6

オウガバトルサーガファンの自分としては、キャラデザが吉田明彦とは嬉しい誤算。ラストの回想のモンタージュはやり過ぎかとは思うし、クリムなる人物の造形不足なども感じたが、とにかくP.Aの作画が素晴らし過ぎ>>続きを読む

嘘を愛する女(2018年製作の映画)

4.3

灯台下暗しを狙った「灯台の下に宝物を隠す」→「耳たぶに隠れたホクロ」といったイメージの連想は面白かったが、スローモーションが機能性・審美性に欠けるし、ラスト直前の長澤まさみが昏睡中の高橋一生に思いをぶ>>続きを読む

希望のかなた(2017年製作の映画)

4.3

『ル・アーブルの靴磨き』にあったような、尖鋭的なオフスクリーンへの意識が後退した分、カウリスマキ作品としては、平均水準に落ち着いたという印象。

栄光(1926年製作の映画)

4.4

妙に序盤の足のクローズアップが印象的だったが、やはり爆撃による閃光と煙が圧倒的。

アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)

4.6

カモメのシークエンスには笑わせてもらったが、明らかに繋ぎが不自然な編集が2箇所ほど。

アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

4.4

世評程ノレはしなかったが、良い色彩感覚してるね〜って思いながら見てた。レイチェルマクアダムスが何度も着替えるのは、本作の構造そのもの。

パディントン 2(2017年製作の映画)

4.8

超絶大傑作。ウェスライクな直線的な撮影はもちろん、緩やかに回転と移動を続けるカメラワークが良いし、序盤のパディントンが家を出てからゴミ回収車に乗り移るまでのシークエンスの撮影・編集が余りにシームレスで>>続きを読む

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.4

そもそもソクーロフが『エルミタージュ幻想』で90分ワンカットを15年以上前に実現しているのに、今更40分程のワンカットを撮ることに何の意味があるのかと思いきや、ああなるほどと作中にてその必然性は獲得さ>>続きを読む

トゥームレイダーファースト・ミッション(2018年製作の映画)

4.4

アンジェリーナジョリー時代の前2作より、ファンタジー色は若干薄れ、何より脚本が整理されてテンポが格段に良くなっている。白眉は遺跡に入る終盤手前の川下りからパラシュートのシークエンスか。アリシア・ヴィキ>>続きを読む

ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

4.6

同じトムクル主演のオールユーニードイズキルを想起させるスカイダイブの長回しを筆頭に、いつかトム死ぬんちゃうかマジで心配する。

牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版(1991年製作の映画)

4.4

「緑」は美しいし色彩設計に対する美意識は高いが、惜しいのは近年の技術なら、これ以上の色彩の美しさなど容易に可能ということか。バスケットボールなどの小道具の扱いはもちろん、柱や窓枠を利用したフレーム内フ>>続きを読む

エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

4.4

特徴的な青を基調として、全編手持ちカメラで撮影されており、序盤の手触りはベネックスかカラックスなどのネオヌーヴェルヴァーグかと見紛うほど(まぁフランスという土壌は同じだしね)だが、ゴンドリーの本領が発>>続きを読む

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.4

「声」の扱いなど素晴らしいのに、前半部において常にシラけながら見てしまったのは、主人公が属性の積み重ねの記号に過ぎず、その動機(行動原理)が弱いために、職務を放棄して瑣末事にうつつを抜かす、怠惰な白痴>>続きを読む

劇場版 ソードアート・オンライン オーディナル・スケール(2017年製作の映画)

4.6

TVシリーズ本編を最近ようやく全て見終えてみたわけだが、劇場版はちょっと作画素晴らし過ぎ。A-1ってこんなに凄い会社だったのかと。

ダークタワー(2017年製作の映画)

4.3

後半の色彩が細やかに美しいことと、ガンアクションが見やすいこと以外は極めて凡庸。別に駄作とは思わないけど、シャマランの『アフターアース』を見たときのような感覚というか、苦虫を潰したような顔をしている現>>続きを読む

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