怨念や執念があっけなく灰になってつまらなかった。
母が助けに入るとばかり思っていた。
レズビアンの子たちが皆ボーイッシュな服装なのが気になった。
「ブック・スマート」で『性的指向と服装は関係ない』とケイトリン・デヴァーのセリフにもあったし、その方がリアルに感じた。
対比や分岐を考えながら見ると面白かった。
音楽やナレーションが良い。
関係性がうっすら繋がっていたり、あっけなく死んでしまう点がコーエン兄弟作品のようでよかった。
予告編を見る限り収集がつかない丸投げ作品のように見えたが、ちゃんと収まってよかった。
ネット小説っぽい筋書きと邦画らしくないものを撮りたい意識が伝わってきて感情移入できなかった。
主演2人のニュートラルでリアルで、何にも染まらない役柄と芝居がよかった。
流石、カット一つ一つの色彩や言葉が美しく、北海道を思い出した。
美しい風景に直面したときにとるだろう行動が全て自然で、その様々な行為の収束が絵画だったのだろうと感じられる。
永遠の前では筆があっても植>>続きを読む
それほど残酷なシーンはないのに、描写や演技がうまく、痛みが伝わってきた。
口に出して言った言葉ではなく脳裏に浮かぶ言葉にならない観念を台詞にしているのかなと思った。
音楽と街並みはよかった。
時代背景や考察を調べても感情移入できない部分が多い。
意中の女性に振られる
→容姿や職(この時代背景を加味した場合のみ)を理由に拒絶されるなら社会への恨みを募らせることをな>>続きを読む
主人公の志を妨害する等イライラするシーンが多いが、勇気を貰える。
どんな瞬間のアーミーハマーも様になっていた。
エンディングがランナウェイズのCherry Bombだった、70年代ヒットソング