肉を切らせて骨を断つ。
スローンの委員会での発言時の表情を見ていると『バベットの晩餐会』を思い出した。職業に対する矜持かなぁ。とにかく覚悟がある。
職業に対する矜持といえば、フォードにも芽生えた感じし>>続きを読む
意外にもアツイ男の友情ものだった!
でも、これ宣伝しづらい感じ。
ところでマコノヒーの揺れる腹とブリーフ姿が見られる。
ピーター・バーグ監督は実録物立て続けに2本撮っていて、しかも両方ともマーク・ウォルバーグ主演なので、何かあったのかと思ってしまう。
個人的には、バーニングオーシャンよりは好きかも。
でも正直、バトルシ>>続きを読む
キリリ美人と可愛い系美人の話なんだけど、個人的には何か物足りなかった。ドラマティックにしろとは言わないけれど、何か私が求めていたものと違う。
リアルなラブストーリーなんだろうなとは思うけど…たぶん主人>>続きを読む
ガタカから詩的さを抜いて、腕力と説明を足した感じ。悪くない。
ノオミ・ラパスの演技に全てがかかってるけど、ちゃんと持ちこたえてる。キャラにそこまで差を感じないMondayとTuesdayも見分けられる>>続きを読む
東京国際映画祭にて。
もう無茶苦茶王道なラブコメ!往年の香港ラブコメの香りが立ち込めている!というわけで肩も凝らず気楽に観られるし、これといって不快な場面もない。結構年齢関係なく万人向け。
ただ、絶対>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
東京国際映画祭にて。
プロットはよくあるもの。ワケありな流れ者が村に辿り着き短期労働につくが、村も実はワケありで……。村のワケとは何か?ここでホラーなのかサイコスリラーになるのか、トンデモSFに行って>>続きを読む
東京国際映画祭にて。
ひたすら楽しく痛快なソダーバーグ節が蘇ってきた!
とはいえ、ラストベルト付近の話なので、あるシーンではかなりグッとくる。
キャストも豪華!あの人が、あのチョイ役?!みたいな贅沢さ>>続きを読む
続編としてはこれで正解!と思える。
ライアン・ゴズリングのK、彼でないとダメな役だった。
が、女性観が全然アップデートされてない感じがキツかった。いや前作のレイチェルよりは戦ってるよ?でも怒りのデスロ>>続きを読む
東京国際映画祭にて。
SABU監督作は初めて。チャン・チェン主演ならばと。
影あるイケメン殺し屋に、不憫な子供、美味しそうな料理(しかま殺し屋が作る)と、要素が抑えられていて、これでつまらないわけない>>続きを読む
今までで沢山のおじさん達が消えていったので、もうタマがないのでは?と思っていたけど、まだまだヤクザ役が合うおじさん達はモリモリいた!
最終章の名にふさわしい終わりだったのでは?
黒人であること、女性であること、二重の差別を「自分達は出来る」という信念で乗り越えていて、決して「夢」みているわけではない。そこが良い。
相手が気になる人でも、上司でも、ブレない信念の元、小気味好い発>>続きを読む
丸の内ピカデリーの爆音映画祭で。
最初と最後のヴァンゲリスの音楽と雑踏シーンのクリアな音がいい!
2049前の予習&復習に爆音で観られるなんて最高ですよ!
クストリッツァ作品の中では個人的に微妙。
やっぱりああいうシーンは辛くてダメ。
そして監督本人が美味しい役過ぎて、なんだかもう役得過ぎ!という気持ちがなかなか拭えず。
でもラストはちょっぴり泣いた。い>>続きを読む
第二次世界大戦下のチェコの話。
諸国によって勝手にドイツ統治下に置かれたチェコだけど、何もせずナチに従うのか、気骨あるところを見せるのかの二者択一を迫られるチェコ地下組織。亡命政府の命を帯びてやって来>>続きを読む
結構好き。
刑務所内のあれこれをあまり語らず、サクッと済ませてるのはもったいない気がするけれど、そのさっくりした中でも、その後の様子からあーだこーだ想像できるのが良い。
ニコライのイケメン裕福株屋から>>続きを読む
少し『薔薇の名前』を彷彿とさせる。でもクリスチャン・スレイターの役よりもトムホ演じるダーミッドの方が過酷過ぎて不憫。
なかなか良い役者が揃っているし、良い映画なのに危うくビデオスルーになるところだった>>続きを読む
福山雅治に同じような役を充てがうのはなんなんだろう?
見どころは役所さんののらりくらりとしてぬるっと逃げて行く感じでしょうか。
割と前作の『プロメテウス』を見ていること前提な作り。
もうね、エイリアンはどうでもいいんですよ。ファスベンダー祭りなら!という監督の叫びが聞こえるようです。
前作を観ている人にとってはストーリー的にひ>>続きを読む
VHSで見た。
なかなか強烈な作品。監督は女性嫌いでホモソーシャルを良しとしているのか、もしくは全員突き放してるかのどちらかだな。
ベン・スティラーが実に嫌な男役なのが面白い。
アーロン・エッカート好>>続きを読む
序盤はとっても監督らしさがあったけれど徐々に薄れて行き…
ブラックさとポップさのあるウルトラQという感じを受けた。
ただどの役の役者もはまっていた!特に死んだ目の松田龍平はハマり役!
でもね、WOWO>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
面白い!
ただタイトルは元の『釜山行き』の方が良く、見終えた後の感慨が違うと思う。
割と誰が死ぬとかはセオリー通りなんだけれど、あの嫌なおじさんの最期にあの台詞を言わせて、親を慕う子の気持ちをクドイく>>続きを読む
淡々とした日常でも物事は日々進化していく。マーヴィン(犬)は表情豊かで可愛い。多分ローラの犬なんだろうな。微妙な対抗意識がいい。
アダムはこういう茫洋とした役が似合う。でも単に茫洋としているのではなく>>続きを読む
ノーラン作品だけど、非常にシンプルな作り。どのシーンもあれこれ語りたくなる良さがある。
なんと言ってもドーソン親子とファリアに尽きる。でもそれも謎の兵士が居てこそでもあるのだ。
とにかく観るべし!
★>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
エルゴードの童顔ぷりと対照的なジョン・ハムの恐ろしいほどの色気!
音楽もいいし、クスッと笑わせるシーンも多くてかなり好みの部類なんだけど、やっぱりベイビーは手を汚さないで欲しかったなぁという気もするの>>続きを読む
3演目とも満足度が高い出来の良い舞台なのだが、やはりゼナイダのさよなら公演でもある『マルグリットとアルマン』は出色の出来だと思う。アシュトン版はアルマンパパの妙な優しさが好きではないのだけど、今まで見>>続きを読む
ユペールここにあり!
上品な見た目と物腰に対して、己の欲望に忠実なアンバランスな女性を演じるユペールは最高。好きに生きる主人公ミシェルの強さに痺れる。自由に生きるには、責任を負う強さが必要なんだよな>>続きを読む
ドリパス上映。
BD上映とはいえ、また映画館で見られるとは思ってなかった。公開当時、何回か観に行ったのだけど、今見ても色褪せない。
元々レトロカーなどを使用しているので、舞台装置的にはそこまで違和感な>>続きを読む
この映画、公開当時はどういう立ち位置だったのだろう?独ソ戦をドイツ側から描いているのだけど、どちらが悪いわけでもないし、ドイツ軍内の立場の違いによる軋轢も描かれている。そして戦争の狂気というか兵士の狂>>続きを読む
ジェームズを良い人に描きすぎず、ちゃんと弱さもある人だという描き方をしているところや、一足跳びに更生ではなく、ちゃんと段階を踏んだ描写しているところも良い。
しかし主役はボブ。ところどころのボブ目線や>>続きを読む
良作。
なんだけど、ラストにご本人が出てくる。それは良い。
でもそこに「現在はイスラエル在住」とクレジットされるのだ。
そして広がるもやもや。拠り所がなくなり、迫害された記憶があれば、同胞の集まるイス>>続きを読む
今年3本目のヒーロー誕生譚。純真無垢なため騙されるアースもあるのでは?と両手放しで賛同はできないけれど、面白かった。善悪、割り切れないんだよ、という描き方もいいし、それでも正義を貫こうとするダイアナは>>続きを読む
色々無理があるけれど、勢いあって好き。
アンソニー・ホプキンスが楽しそうだからいいよね、と思わせる。
かっ飛ばすシトロエンDSが素晴らしい!
面白かった!
だけどヒーロー誕生シーンで、大人としては切ない気持ちになった。あまりにも健気なので、まだまだ子供でいさせてあげたいなぁと。そう思わせるトム・ホランドは、本当にはまり役。
そしてマーフ可愛>>続きを読む