かなり前に一度観てたことを観てから思い出した…印象は薄いけどほっこりするエピソードばかりの群像劇。2013.7.26
それぞれ浮気した一夜を明かした後、抱き合って最後キーラナイトレイが何か言葉を言いかけたところでぶつっと切れる。二人の関係性がどうなるのか解釈を分けさせる結末。この手法は最近多い。
映画という創作の上で更に創作される夫婦の物語。ライクサムワンインラブと同じくラストシーンの深みが凄い。
ジェンダー論的にも精神分析的にも深く読み解こうと思えば面白くて、他のハネケ作品あんまり好きじゃないけどこれは好き。
2022.2.6
再見。こんな変な映画だったっけ…
息子の癌の闘病生活をここまで前向きな愛の戦いの物語に演出したのは凄いしジャケットの遊園地でのシーンも美しかったけどずっと心に残る映画かと言われたら印象が薄い気がする。
2013.7.11
「逃げ場などない
僕はむしろ受け入れたい
群衆の中で孤独でいたい
全てが幻覚なんだ
長続きするはずはない」
冒頭と最後のモノローグが印象に残る。
任務を果たす黒人の一人の男を淡々と追うだけの映画。よくわからないけどかっこいい、みたいな感じ。
2020.2.23 再見
まじでジャームッシュと同期って感じで区別がつかない…
生まれた瞬間に全てが決定してしまう理不尽さ。硬質なSF映画。ジュードロウが美しい…
音楽と優しい雰囲気の中で世界の終わりという悲壮感なしに流れていく感じがいい。
2019.4.3再見
いくらなんでも地球滅亡直前に運命の人に出会えて良かったねで終わるプロットが凡庸すぎる。
ミシェルウィリアムズのマリリンは魅力的。恋愛要素に関しては薄っぺらい。
丁寧で静粛な雰囲気で繊細な映画だった。なにも起きない日常の中でゆっくりゆっくり喪失を乗り越えてく家族の物語。
花火の演出があり同じく離婚もののブルーバレンタインとシンクロする部分があった。
永遠に親友!ってことは永遠にどこか切ないってこと。パンフレットのライナスの毛布の話にとても納得…
その時掴めなかったも>>続きを読む